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エアコンの配管の役割とは?カバーの必要性や費用についても解説!

エアコンの配管の役割とは?カバーの必要性や費用についても解説!

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

2021年5月24日

エアコンはその仕組み上、必ず配管が必要になる。しかし、その役割をご存知だろうか。配管カバーが必要かどうかで悩んでいる方も多いかもしれない。当記事ではエアコンの配管の役割や種類に加え、カバーの取り付けを業者に依頼する費用、DIYする方法についても解説していく。

  
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1. エアコンの配管とは?

エアコンの配管の種類や、冷房の仕組みからその役割を見てみよう。

エアコンの配管の種類と役割

エアコンの配管には2種類ある。1つは室内機から室外機のそばに伸びているじゃばらの筒状のホースで「ドレン管(ドレンホース)」という。ドレン管は、冷房を使用した際にエアコン内部で発生した結露を排出する役割を持っている。

もう1つは、室内機と室外機をつなぐ2本の「冷媒管」と呼ばれる配管だ。銅管を断熱材で覆ってあり、2本1組のため「ペアコイル」とも呼ばれている。細い管と太い管で1組になっているが、エアコンの容量によって太さの組み合わせが変わっていく。ここから先で解説する配管は、冷媒管を指している。

冷媒管は冷媒の通り道?

エアコンは、冷媒であるフロンに熱を運搬させて温度調節をしている。その冷媒を送るための配管が、冷媒管だ。つまり冷媒管は、冷媒の通り道なのである。

冷房の仕組みから見る配管の役割

冷房を使用すると、室外機から液体の冷媒が配管を通り、室内機へと送られていく。そして室内機の熱交換器で、液体だった冷媒が気化する。液体が気化する際に周囲の熱を吸収する性質があるため、熱交換器に送風することで、エアコンから冷風が出てくるのだ。熱を吸収した冷媒は、送られてきたときとは異なるもう1本の配管を通り、室外機へと送られて液体に戻る。

冷媒管が2本1組なのは、液体と気体で通る配管が異なるためだ。冷媒管は、このように冷媒が循環するために必要であり、通り道としての役割を持っている。

2. エアコンに配管カバーは必要なの?

エアコンの配管カバーが必要かどうかでお悩みの方も多いのではないだろうか。そもそも配管カバーとはいったい何か?という疑問をお持ちの方もいるかもしれない。配管カバーについて、そのメリットや必要性を解説しよう。

エアコンの配管カバーとは?

一般的に、壁から出ているエアコンの配管はテープで巻いてあることが多い。これはエアコンの配管をビニールテープで固定し、その上から配管テープで巻いていくという標準工事に含まれる仕上げである。

一方、配管カバーはテープを巻くのではなく配管にかぶせるもので、化粧カバーとも呼ばれる。こちらは配管テープとは異なり、標準工事に含まれない。つまりカバーの取り付けはオプションのため、別途料金が必要となる。

配管カバーを取り付けるメリット

エアコンの配管にカバーを付けるメリットの1つは、見栄えがよくなること。配管テープで巻かれただけの状態よりも、化粧カバーを付けることでスッキリとした見た目になる。テープは主に白色が使われるため、室内はもちろん、外壁と色が合わないことで悪目立ちすることがあるのだ。化粧カバーを使って配管をまとめてしまえば、美観を損いにくい。

もう1つのメリットは、テープよりも高い耐久性だ。屋外は雨風にさらされるため、テープは経年劣化で徐々に破れてくる。テープがボロボロになると見た目の問題だけでなく、中の配管も直接雨風にさらされるため、劣化しやすくなっていくのだ。配管の劣化は、エアコンの効率が下がる原因にもなってしまう。

配管カバーは絶対に必要なわけではない

配管のカバーにはメリットがあるが、必ずしも必要なものではない。たとえば、エアコンの裏に配管が通る穴がある場合は、そもそも配管が露出しないため、カバーは不要である。そのほかにも、隠蔽配管と呼ばれる、壁の中に配管を隠す穴あけ方法をとっている場合も、配管が露出しない。つまり化粧カバーは不要だ。

室内外問わず、配管の見栄えが悪く気になる方や、数年以上エアコンを買い替えたり移設したりする予定がない方は、カバーの取り付けを検討するとよいだろう。

3. 業者にエアコンの配管カバーを後付けしてもらう際の費用

エアコンの配管カバーの取り付けは、新しいエアコンを設置する際と、後付けで費用が異なる。

エアコンを新しく設置する場合

配管カバーは、エアコン設置の標準工事費用には含まれないため、別途料金が必要である。室内で7,000〜10,000円程度、屋外で5,000円程度が相場だ。ただし配管カバーの長さによっても費用は異なるため、あくまでも目安として覚えておこう。

配管カバーを後付けする場合

すでに設置されているエアコンに配管カバーのみを後付けする場合、室内機で15,000円程度、室外機で18,000円程度かかる。この金額も、条件によって左右されるため、あくまでも目安として参考にしてほしい。

配管カバーを後付けする方が高額になる理由

なぜ新しくエアコンを設置するよりも、配管カバーを後付けする方が高額なのか。その理由は、カバーを付けるために配管を動かなさければならず、エアコン本体の取り外しと取り付けも必要になるためである。後付けの費用が高額で悩む場合は、DIYで取り付けることも考えてみよう。

4. エアコンの配管カバーをDIYで取り付ける方法

エアコンの配管カバーの取り付けを業者に依頼する費用が気になるときは、DIYを検討してみてはいかがだろう。

配管カバーは色選びに気をつけて

カバーは、白が基本の配管テープとは異なり、さまざまな色がある。多く使用されているのがアイボリーだが、ほかにもホワイトやブラック、ブラウンなどが選べるのだ。壁の色にあわせて選ぶことで、配管の悪目立ちを防ぐことができる。色選びにもこだわろう。

DIYで配管カバーを付ける注意点

DIYでエアコンの配管カバーを付けるときは、必ず後付け用の配管カバーを購入しよう。後付け用のカバーは、配管を動かさずに覆うことができる形状になっているためだ。主に、筒を縦半分に割ったような形をしている。2つを組み合わせることで、配管を動かさずにカバーで覆うことが可能だ。

配管カバーをDIYで取り付ける手順

1.エアコンの配管の長さにあわせ、カバーをカットする
2.配管の裏側(壁側)にカバーをかぶせ、壁に固定する位置を決める
3.位置が決まったらネジで固定し、もう一方のカバーをはめる

結論

エアコンの配管(冷媒管)は、温度を調節する冷媒を運ぶための通り道としての役割を持つ。この配管を劣化から守るために、カバーが活躍してくれる。配管が露出していない場合は不要だが、室内外の配管の見栄えや、長期間の使用による劣化が気になる場合は、カバーの取り付けも検討してみよう。業者に依頼するための費用や、DIYによる取り付け方法など、ぜひ当記事を参考にしてほしい。
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  • 更新日:

    2021年5月24日

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