1. ホチキスとホッチキス、どっちが正解?

ホチキスとホッチキスでは、どっちが正解なのか早速みていこう。また、名前の由来はどこからきているのかも紹介する。
どっちも正解
結論、ホチキスとホッチキスは、どっちも正解である。実はホチキスもホッチキスも正式名称ではないようなのだ。新聞用字用語集では「ホチキス」と表記、JIS規格で決められているものは「ステープラ」と、それぞれ違う名称で定められている。しかし日本では、ホチキスやホッチキスの呼び名で世の中に定着しているため、どっちも正式名称と言ってもよいかもしれない。
名前の由来は?
日本で初めて販売したのは、事務用品の販売を手掛ける伊藤喜商店(現:株式会社イトーキ)である。発売したのは明治36年(1903年)で、アメリカのE・H・HOTCHKISS社から輸入したものだった。この製品の本体には、「HOTCHKISS No.1」と大きく刻印がされていたそうだ。この刻印がきっかけで、誰とはなしにホチキスやホッチキスと呼ぶようになり、定着したことが名前の由来と考えられている。
2. ホチキス(ホッチキス)とステープラーに違いはある?

海外ではホチキス(ホッチキス)のことをステープラーと言い、日本ではそのどちらの名称でも販売されているが、違いはあるのだろうか。ステープラーとの違いを解説する。
ステープラーとは?
ステープラーとは、「コ」の字の針を押して紙に通し、針先の部分を折り曲げることによって書類(紙)などをとじる器具である。海外ではステープラーが一般的な文具の呼び方だが、日本ではホチキス(ホッチキス)と呼ばれる紙とじ器の総称を指している。日本で広く使われているステープラーを、初めて作ったのが山田興業(現マックス)。現在、日本のステープラー市場においても、マックス社の製品が市場の多数を占めている。
ホチキス(ホッチキス)とステープラーの違い
ホチキスとステープラーの違いはなく、書類(紙)をとじるための全く同じ文具のことである。ここからの呼び方はホチキスで統一する。海外で広く普及している呼び名がステープラーで、日本ではステープラーの商品名(通称)がホチキスということになる。そして、ステープラーの名前はあまり使われず、商品名のホチキスがそのまま呼び方として普及したのだ。
3. ホチキス(ホッチキス)のおすすめ3選

ホチキスは紙をとじるための文具で、どれを選んでも機能に変わりはないように感じるだろう。しかし、さまざまな種類が販売されていて、細かい性能の違いはある。ここでは、ホチキスのおすすめ商品を3つ紹介する。
マックス「サクリフラット」
書類を32枚までとじられるサクリフラット。手にフィットするくぼみ形状で、とじ損(失敗)をする心配も少ない。上部に予備針ポケットを備えていて、100本の針をストック可能だ。補充回数も少なくて済み、ストレスなく使える。
マックス「シリコンカバーホッチキス」
「みずべのいきもの」「つめたいうみのいきもの」「りくちのいきもの」をテーマにした、可愛いデザインが目を引くシリコンカバーホッチキス。さらさらしたシリコン独特の優しい手触りが心地よい。特徴はデザイン性だけではなく、ホチキス(ホッチキス)と
コクヨ「パワーラッチキス」
コンパクトな手のひらサイズのホチキス。とじた針足が平らになるフラットクリンチ式を採用。とじた書類を重ねても浮かばず、スッキリ収まる。軽とじ機構を搭載しているので、いつもの10号針で書類を32枚までとじることが可能だ。しかも力入らずで、サクッと快適に使用できる。年齢・性別を問わずおすすめだ。
結論
ホチキスとホッチキスの呼び方について解説した。結論として、ホチキスとホッチキスは違いはなく同じものなので、どっちで呼んでも正解である。普段の使っている方の呼び方で問題ない。生活の中で名前を呼ぶタイミングとしては、誰かに取ってほしいときなどに使うであろうから、相手に伝わる方で呼ぶとよいだろう。
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