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シール剥がしの代用品5選と注意点を解説!ベタベタが残ったときは?

シール剥がしの代用品5選と注意点を解説!ベタベタが残ったときは?

投稿者:ライター:渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年9月30日

専用のシール剥がし剤が手元にないときに代用品となりうる、身近なアイテムとその使い方を5つ紹介する。代用するにあたっての注意点や、剥がしたあとに残ったベタベタの取り除き方なども解説しているので、あわせて参考にしてほしい。

  

1. シール剥がし剤の代用品1|ドライヤー

シール剥がし剤の代用品となりうる身近なものといえばドライヤーである。

ドライヤーを使ってシールを剥がす方法

ドライヤーの温風を当ててシールを加熱すると粘着性が弱まって剥がれやすくなる。シールをドライヤーで温めたら端からゆっくり剥がしていくだけだ。濡らしたくないものなどのシール剥がしにはこうした方法がよいだろう。

熱に弱い素材には向かない

プラスチックといった、熱によって変形してしまうおそれがある素材にドライヤーを使用することは控えたほうがよい。

2. シール剥がし剤の代用品2|食器用中性洗剤

こちらもごく身近にあるアイテムだ。普段お使いの食器用(台所用)中性洗剤を使ってシールを剥がす方法と注意点を解説する。

食器用中性洗剤を使ってシールを剥がす方法

  • シール全体に食器用中性洗剤をかける
  • 上からラップで覆い10分ほど放置する
  • ヘラなどで端からゆっくり剥がしていく
  • 洗剤が残らないように水拭きと乾拭きで仕上げる
洗剤に含まれる界面活性剤が、貼り付いている素材とシールの粘着剤とのあいだに隙間をつくる。その結果、粘着部分が緩んで剥がしやすくなるというわけだ。

洗剤が残らないようにしっかり拭き取ることが大切

洗剤の成分で変色または変質してしまうのを防ぐため、剥がし終わったあとは必ず水拭きと乾拭きで仕上げよう。したがって水に濡らしても問題ない場所のシール剥がしに向いているということになる。
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3. シール剥がし剤の代用品3|セスキ炭酸ソーダ

重曹やクエン酸と並び、ナチュラルクリーニングに欠かせないアイテムとなっているのがセスキ炭酸ソーダだ。

セスキ炭酸ソーダを使ってシールを剥がす方法

  • 空のスプレーボトルに水500mlを入れ、小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを溶かす
  • その水溶液をシールにスプレーしてたっぷり含ませ、ラップで覆う
  • 10〜30分ほど放置してからゆっくり剥がしていく
  • セスキ炭酸ソーダの成分が残らないように水拭きと乾拭きで仕上げる
食器用中性洗剤でキレイにシールが剥がれなかったときは、セスキ炭酸ソーダ水溶液を使ってみる手があるので覚えておこう。

手荒れや使えない素材などに注意が必要

セスキ炭酸ソーダは、重曹よりもややpHが高めの弱アルカリ性だ。素手で触れると手荒れを招く場合があるためゴム手袋を着用しよう。またアルミや革、白木など使用に適さない素材もある。セスキ炭酸ソーダのパッケージを確認し、使える素材かどうか必ず確認しておこう。

4. シール剥がし剤の代用品4|除光液

除光液はマニキュアなどを落とす際に用いる溶剤だ。その除光液を使ってシールを剥がせるケースもある。

除光液を使ってシールを剥がす方法

  • 除光液をティッシュに含ませる
  • シールの上からティッシュを押し付けて除光液を含ませる
  • 10分ほど放置する
  • シールをゆっくり剥がす
  • 水拭きと乾拭きで仕上げる
除光液には、市販のシール剥がし剤に似た有機成分が含まれている。アセトンと呼ばれる物質で、樹脂を溶かす作用がある。

刺激臭がある点、向かない素材がある点に注意

除光液は刺激臭がするため換気をしながらおこなおう。またプラスチックなど、変形のおそれがある素材には向かないので覚えておこう。
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5. シール剥がし剤の代用品5|お湯

洗剤や溶剤は使いたくないという場合や、ワインや日本酒などシール(ラベル)自体を残しておきたいときもあるかもしれない。ボトルのシールはうまく剥がれないことも多いが、ヘラなどで削ると傷つけるおそれがあるため注意したいところだ。そんなときにも役立つのがお湯である。

お湯を使ってシールを剥がす方法

やり方はいたって簡単だ。たっぷりのお湯を用意してシールにかけつつ、ふやけてきたらヘラなどを使って剥がしていくだけでよい。あるいはボトルなどであれば、桶にお湯を溜めてシールが完全に浸るように入れておくといった方法でもよい。

火傷と素材へのダメージなどに注意

熱湯を使用するため、くれぐれも火傷にだけは気をつけてほしい。また熱に弱い素材は変形といったリスクがあるため控えたほうがよいだろう。

6. 基本は市販のシール剥がし剤を使うこと

さまざまな代用品を紹介してきたが、やはり基本となるのは専用のシール剥がし剤である。

市販のシール剥がし剤の使い方

  • シール剥がし剤が使える素材かどうか確認する
  • 使える素材であれば説明書きに従い、スプレーを吹きつける
  • 所定の時間放置してゆっくり剥がしていく
  • 跡をキレイに拭き取り乾拭きで仕上げれば完了
難しいことはないがシール剥がし剤を吹きつけても問題ない素材かどうかだけは必ず確認しておこう。

シール剥がしでシールが剥がれるのはなぜ?

商品にもよるが、市販のシール剥がし剤には有機溶剤や界面活性剤といった成分が含まれている。これらが作用することによって粘着力が弱まり、シールが簡単に剥がれるというわけだ。

7. シールを剥がした跡のベタベタを取り除く方法は?

シールは剥がれたものの、ベタベタ跡が残ってしまったということもある。厄介な状態だが、これも身近にあるもので取り除ける場合が多い。

消しゴム

プラスチック消しゴムでゴシゴシこするといった方法を試してみよう。それほど頑固なベタベタ跡でなければ、消しゴムが粘着成分を絡み取ってキレイにしてくれるはずだ。

粘着テープ

ベタベタ跡が乾いているなどでなかなか取り除けないときは、ガムテープといった粘着テープを使うのもおすすめである。ベタベタ跡に貼り付けて剥がす、を繰り返すうちに少しずつキレイになっていく。

柑橘類の皮

タイミングよくみかんやレモンの皮があれば、この方法を試してみるのもアリだ。皮に含まれるリモネンと呼ばれる成分が、粘着剤を柔らかくしてくれる。粘着テープや消しゴムなどと併用してもよいだろう。ただしプラスチックなど変色のおそれがある素材への使用は控えたほうがよいかもしれない。

8. シール剥がし剤の代用品を選ぶ際は「素材」に注意しよう

お伝えしてきたように、シール剥がし剤の代用品となりうるものは身近にたくさんある。もちろんおすすめは市販のシール剥がし剤だが、ないときは紹介してきたような代用品で試してみよう。ただし素材によって向き・不向きがあるため、どの方法を選ぶかは素材で見極めることが大切だ。

結論

急ぎでなければ、市販のシール剥がし剤を購入して使用することをおすすめする。とはいえ市販のシール剥がし剤も万能というわけではない。使える素材とそうでない素材があるため、やはりまずはシールを貼っている物の素材が何であるかを確認することが大切になってくるだろう。
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  • 公開日:

    2019年4月 3日

  • 更新日:

    2021年9月30日

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