1. 消火器を処分するための方法とは?

火事があった際、効率よく鎮火するのに役立つ消火器だが、ご家庭に設置されている方も多いはずだ。便利で頼もしい反面、消火器には使用期限があり、古くなったものは正常に機能しない恐れがあるため、すみやかに処分しなくてはならない。
ところが、ゴミとして捨てることはできず、処分方法は限られている。消火器を処分する方法としては以下の3つが挙げられる。
ところが、ゴミとして捨てることはできず、処分方法は限られている。消火器を処分する方法としては以下の3つが挙げられる。
特定窓口/指定引取場所の窓口に持ち込む
消火器リサイクル推進センターが指定する特定窓口/指定引取場所が全国各地に点在していて、不要になった消火器を持ち込むと引き取ってくれる。特定窓口とは、主に消火器を取り扱う販売代理店や防災・防犯事業者から構成されるもので、全国におよそ5,200ヶ所あり、廃棄物として消火器を引き取っている。出張して引き取りにきてくれることもあるので、連絡してみるとよいだろう。
指定引取場所とは、一般社団法人である日本消火器工業会によって指定された引取場所だ。原則として出張引き取りは行っていないので、持ち込む必要がある。
指定引取場所とは、一般社団法人である日本消火器工業会によって指定された引取場所だ。原則として出張引き取りは行っていないので、持ち込む必要がある。
ゆうパックで回収依頼をする
ゆうパックでの回収を依頼する場合は、電話(0120-822-306)で事前申込すると、伝票などが送られてくる。梱包して郵便局に集荷を依頼する、もしくは自分で郵便局に持ち込めばOKだ。ゆうパックでの回収を依頼できるのは個人のみで、法人は利用できない。薬剤量が3kg以下もしくは3L以下の消火器だけが対象となるので注意が必要だ。
ホームセンターへ持参して下取りしてもらう
ホームセンターに引き取りしてもらうという方法もある。新しい消火器を購入すれば、古いものを無料で回収してくれることが多いようだ。
2. 消火器の処分にかかる費用はどのくらい?

2010年から消火器はリサイクルの対象となっている。2010年1月以降に販売されたものは、購入時に処理費用が徴収されており「新品用リサイクルシール」が貼られているが、それ以前に販売されたものは処分する際に費用が発生する。
特定窓口もしくは指定引取場所に持ち込む場合は、ケースによって異なるが、550円前後の費用で対応してくれることが多いようだ。リーズナブルな処分方法といえるだろう。ただし出張して回収してもらうとなると出張費用が加算されるため、合計で1,000円から3,000円ほどになるはずだ。
ゆうパックでの回収を依頼する場合は、リサイクル費用として2,200円(税別)と元払いの送料が必要になる。一部離島では非対応となっているようだ。ホームセンターで下取りを依頼する場合、新しいものを購入すれば費用は無料となる。買い替え予定であれば、ぜひ利用したいところだ。
特定窓口もしくは指定引取場所に持ち込む場合は、ケースによって異なるが、550円前後の費用で対応してくれることが多いようだ。リーズナブルな処分方法といえるだろう。ただし出張して回収してもらうとなると出張費用が加算されるため、合計で1,000円から3,000円ほどになるはずだ。
ゆうパックでの回収を依頼する場合は、リサイクル費用として2,200円(税別)と元払いの送料が必要になる。一部離島では非対応となっているようだ。ホームセンターで下取りを依頼する場合、新しいものを購入すれば費用は無料となる。買い替え予定であれば、ぜひ利用したいところだ。
3. ホームセンターで引き取ってもらえない場合も

無料引き取りサービスを実施しているホームセンターは少なくないが、消火器の種類やコンディションによっては対応してもらえないケースもあるようだ。あるホームセンターでは、購入した消火器と同等品・同本数での下取りを実施しているが、対象となる消火器は当該店で販売しているものと同等の器種であることが条件となっている。
また、車輪付き大型消火器やガス系消火器など、特殊なタイプは対象外となっているようだ。使用できない程度の破損・変形が見られるものやホースが脱落しているもの、溶接部などに腐食があるものも非対象となっている。店によって対応はさまざまなので、ホームセンターの無料引き取りサービスを利用する場合は、引き取りの条件などを事前にしっかり確認しておこう。
また、車輪付き大型消火器やガス系消火器など、特殊なタイプは対象外となっているようだ。使用できない程度の破損・変形が見られるものやホースが脱落しているもの、溶接部などに腐食があるものも非対象となっている。店によって対応はさまざまなので、ホームセンターの無料引き取りサービスを利用する場合は、引き取りの条件などを事前にしっかり確認しておこう。
結論
古くなった消火器の処分法は、「特定窓口/指定引取場所に持ち込む」「ゆうパックで回収依頼をする」「ホームセンターで下取りしてもらう」、の3つである。コストや利便性なども考慮して、自分に合う方法で処分するとよいだろう。
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