目次
1. ワインボトルにはどんな歴史がある?サイズは関係する?

ワインボトルは食卓を彩る現代の瓶でできたものが定着しているが、歴史を辿ると古代ではアンフォラと呼ばれる土器が使用されていた。この土器のサイズは地域によって異なるが、古代ギリシャでは40Lのものが一般的で、現代のワインボトル(750mlサイズ)で50本以上もの量に相当する。時代を経て保存性に優れた樽が採用されるようになり、17世紀頃からは食卓でも楽しみやすいようにと樽よりも小さなサイズであるワインボトルが使われるようになった。
2. ワインボトルのサイズにはどんな種類がある?具体的な大きさまで確認

ワインボトルのサイズはブティユと呼ばれる750mlのものが一般的であるが、ドゥミブティユと呼ばれる375mlのものやマグナムと呼ばれる1,500ml、アンペリアルと呼ばれる6,000mlなど、さまざまな大きさが存在する。大勢でワインを飲む際には大きめのワインボトルを購入してみるのも楽しみ方のひとつだ。
日本のワインボトル
ワインボトルの国際的な標準サイズは750mlであるが、日本で使用されるワインボトルは720mlが一般的だ。これは日本酒の四合瓶とサイズを合わせるためであるが、近年では国際的な標準サイズに合わせて750mlで販売されるケースも増えてきている。
3. ワインボトルでオシャレなものはある?サイズと合わせてチェック

ワインボトルは通常のものとは少し違ったオシャレなデザインのものも多く、オンラインショップを中心に販売されている。プレゼント用にもぴったりのオシャレなおすすめのワインを紹介する。
フェルゲッティーナ「ミッレディ フランチャコルタ ブリュット」
イタリア産のスパークリングワイン。ワインボトルのサイズは750mlと一般的なものと同じであるが、ワインボトルの底が円ではなく四角になっており四角錐のような形状のデザインとなっている。
シャンパーニュキャティア「アルマンドブリニャック ブリュットゴールド」
航空会社や有名ホテルなどからも採用される、オシャレで品質の高いシャンパン。最大の特徴は金色に輝くワインボトルのデザインである。フランスのファッションブランドがデザインを考案し、コニャック地方の職人が仕上げた高級感あふれるボトルだ。サイズは750mlと通常のワインボトルと同仕様となっている。
ザール・モーゼル・ヴァインツァー「クリスマスワイン シュペートブルグンダー」
ワインボトルの形状がクリスマスツリーになった750mlサイズのワイン。ドイツのモーゼル地区で栽培されたブドウを使用した、フルーティーで中辛口の味わいが楽しめる。
結論
ワインボトルには一般的に親しまれている750mlサイズのブティユだけでなく、マグナムと呼ばれる2倍のサイズなどが存在することがわかった。オシャレなデザインのワインボトルも多く販売されているので、プレゼントや特別な日の食卓を彩る1本として購入してみてはいかがだろうか。