目次
1. スペインワインとは?味わいや香りなどの特徴についてご紹介

スペインワインは赤ワイン白ワインともにスペインならではのブドウ品種を使用したワイン造りが特徴で、世界中で広く親しまれている。原産地呼称制度やワイン法などの厳しい品質管理のもと生産されているため消費者にも品質がわかりやすいワインだ。
スペインワインの格付け
スペインワインの格付けは高品質からVP、DOCa、DO、VCIG、IGP、VINOとなっており、最高のVPでは畑単位で品質管理がなされている。購入する際には参考にしてみよう。
2. スペインワインの主な産地は?それぞれの特徴や違いもご紹介

スペインワインの主な産地として有名なのはリオハだ。冷涼で降水量が多い地域性を活かしたワイン造りが行われている。リオハは赤ワインが生産量のほとんどを占めており、とくにテンプラニーリョが人気だ。
カタルーニャ地域のスペインワイン
スペインワインといえばカタルーニャ地域のワインもおすすめだ。代表的な産地はペネデスとプリオラートの2つ。ペネデスはスパークリングワインであるカヴァの産地として有名で、プリオラートは良質な赤ワインが楽しめる。
3. スペインワインにはどんな品種がある?

スペインワインはスペインならではのブドウ品種を使用したワイン造りが盛んだ。スペインワインの赤では高級品種のテンプラニーリョやポリフェノールが豊富なボバル、スペイン原産のガルナッチャなどの品種が代表的だ。スペインワインの白ではスペインで生産量が多いアイレンやマカベオ、魚介との相性がよいアルバリーニョなどが使用される。
4. スペインワインの選び方は?

スペインワインを選ぶ際には先述の格付け以外にも確認したい点がある。格付けと合わせてラベルに記載がある熟成期間を注視してみよう。グランレセルバ(GRAN RESERVA)という表記は赤ワインなら5年以上、白やロゼワインなら4年以上、カヴァなら30ヶ月以上の熟成がなされているスペインワインという意味だ。熟成によるまろやかで複雑な味わいを楽しむことができる。
レセルバ
レセルバはグランレセルバよりも熟成期間が短いながらも価格帯がリーズナブルで美味しいスペインワインとしておすすめしたい。赤ワインなら3年以上、白やロゼワインなら2年以上、カヴァなら15ヶ月以上の熟成がされている。
5. スペインワインのおすすめの有名な銘柄は?

スペインワインについて理解したところで、酒販店やオンラインショップなどで購入できる定番のおすすめ銘柄を紹介する。スペインならではのブドウ品種から世界中で定番のワインまで、さまざまな銘柄が販売されているので飲み比べをしてみるのもおすすめだ。
ボデガス・マルティン・コダックス「マリエッタ」
顔の絵が特徴的なラベルでフルーティーで柔らかい酸味が楽しめるスペインワイン。魚介料理はもちろん、さまざまな料理と相性がよい。
エグーレン「メルセデス・エグーレン カベルネ・ソーヴィニヨン」
カベルネ・ソーヴィニヨンを使用した赤ワインでフルボティの味わい。果実の渋みと甘みのバランスがよくコストパフォーマンスの高いスペインワイン。
結論
スペインワインは品質が高く、VP、DOCa、DO、VCIG、IGP、VINOといった細かな格付けがあることから消費者にも選びやすいワインだ。挑戦してみたいという人は、産地や熟成期間なども参考にスペインワインを選んでみてほしい。