1. ルーマニアワインとは?味わいや香りなどの基本的な特徴について解説
ヨーロッパのワインといえばフランスやイタリアの印象が強いが、ルーマニアワインも古くから生産が行われてきた歴史のあるワインだ。フランス南部やイタリア北部と同緯度という恵まれた気候を活かして造られるルーマニアワインは、高品質で個性豊かな銘柄が多く存在する。
ルーマニアワインの特徴
ルーマニアワインはその多くがルーマニア国内で消費されるため、輸出される量はわずかである。とくに甘口のワインが有名で、在来品種のブドウを活用した香り豊かなワインの生産が行われている。
2. ルーマニアワインの品種は?
ルーマニアワインは在来品種のブドウを活用したものが多く、世界的に使用される品種で造ったワインとは異なるニュアンスを楽しむことができる。もちろん世界的に使用されるメルローやリースリングなどの品種の栽培も行われているが、ここではルーマニアワインならではの在来品種を紹介しよう。
フェテアスカネアグラ
ルーマニアワインの中でも黒ブドウの品種で「黒い乙女」という意味がある。干ばつなどの気候変動にも強く、その酸味の評価も高く高品質ワインに多く使用されている。
フェテアスカアルバ
「白い乙女」という意味の白ブドウ品種で、花のような香りが楽しめるルーマニアワインを造ることができる。
3. ルーマニアワインのおすすめは?専門店なども紹介
ルーマニアワインについて基本的な情報を知ったところで、実際に飲んでみたいという人も多いのではないだろうか。ルーマニアワインはスーパーや酒販店では扱いが少ないので、専門のオンラインショップでの購入がおすすめである。ダニエルワインショップでは東ヨーロッパのワイン販売を専門に行っており、ルーマニアワインもさまざまな種類を扱っている。在来品種を使用したルーマニアワインのセット販売なども行っているので、飲み比べをしてみたい人は購入してみてはいかがだろうか。またAmazonや楽天などの大手ECショップでも、シエナなどの人気銘柄が販売されている。
結論
ルーマニアワインは輸出量が少なく日本ではまだ広く知られていないが、高品質で個性豊かな味わいが楽しめるおすすめのワインだ。普段はフランスやイタリアワインを飲むという人も、これを機に挑戦してみてはいかがだろうか。