目次
1. フランスワインとは?味わいや香り・歴史などの基本的な特徴についてご紹介

フランスワインは、生産量が多く高品質であることから、世界中で愛されているワインだ。各地域で異なったブドウ品種や気候風土から生み出される個性のある味わいが楽しめる。フランスワインの高い品質を守っているのがAOCだ。AOCは原産地管理呼称のことでブドウの品種や産地などの栽培に関することからワインの製法などを規定したフランス独自のルールだ。
IGP(地理的表示保護ワイン)
AOCのよりも格付けのランクは低いが地域や品種の管理がなされているものはIGP(地理的表示保護ワイン)に格付けされている。IGPのフランスワインでも十分に美味しいものが沢山あるので飲み比べをしてみよう。
2. フランスワインにはどんな種類がある?

フランスワインでは多様な品種のブドウが栽培されている。フランスワインの赤に使用される品種はピノノワールやカベルネソーヴィニヨン、メルロー、白はシャルドネやソーヴィニヨンブラン、リースリングが多く栽培されている。
シャトーとドメーヌ
シャトーは、ワインの作り手の中でもブドウの栽培からワイン製造まで一連の生産活動を行う生産者を表す言葉で、ボルドー地方を中心に使用されている。一方で、比較的小規模の生産者をブルゴーニュ地方ではドメーヌと呼んでいる。フランスワインを選ぶ際にはひとつの参考にしてみよう。
3. フランスワインの主な産地は?

フランスワインの産地は大きく10地方に分けることができるが、特に有名な産地はボルドー地方とブルゴーニュ地方だ。ここではフランスワインを代表するこの2地域について紹介していく。
ボルドー地方
ボルドー地方はフランス南西に位置し温暖な海洋性気候を活かした栽培を行っている。メルローやカベルネソーヴィニヨン、ソーヴィニヨンブランが主な品種でユネスコ世界遺産にも認定されたサンテミリオン地区などがある。
ブルゴーニュ地方
フランスワインの中でも単一品種で造られる質の高いワインが多く、赤ワイン白ワインどちらもさまざまな種類が栽培されている。夏と冬の寒暖差が激しい大陸性気候で小規模ワイナリーが多いのが特徴だ。ピノノワールやシャルドネが盛んに使用されている。
4. フランスワインのおすすめ銘柄は?

フランスワインについて理解したところで、おすすめの銘柄を紹介する。スーパーや酒販店でも購入可能なものがあるが、さまざまな種類を比較したいときにはオンラインショップでの購入がおすすめだ。
シャトー・フレイノー「ボルドー・シューペリュール」
数々の有名シャトーで学んだ醸造家が造るフルボディのフランスワイン。コストパフォーマンスが高く日常遣いにもおすすめしたい赤ワインだ。
ルイ・ジャド「ブルゴーニュ・ピノノワール」
フルーティーで優しいタンニンが感じられる赤のフランスワイン。ブルゴーニュ地方でピノノワールを100%使用し造られる上質な味わい。
結論
フランスワインはAOCやIGPといった格付けやブドウの品種、産地などで異なった味わいが楽しめる。特に、ボルドーやブルゴーニュはワインの産地として有名でさまざまなワイナリーが高品質のワインを生産しているので、一度は購入してみてほしい。