1. ヴィンテージワインとは?味わいや香りなどの基本的な特徴を解説

ヴィンテージワインは、ワインの中でも使用しているブドウの収穫年がわかるワインのことを指す。長年熟成されたワインという意味合いではないので注意しよう。ヴィンテージが新しいものに比べ、古いものでは熟成が進み濃厚で複雑な味わいが楽しめるワインが多い。
ヴィンテージワインの当たり年
ヴィンテージワインにはとくに完成度が高いとされる当たり年がある。ただし当たり年も地域や生産者によって異なり、一概にはいえない。あくまでひとつの参考としてだが、ワインを地域と年代毎に評価をして一覧化した「ヴンテージチャート」をみてみるのもよいだろう。
2. ヴィンテージワインのおすすめの飲み方は?

ヴィンテージワインの中でも、ヴィンテージが古いワインを飲むときには注意したい点がいくつかある。まずは開栓前に瓶を1週間ほど立てておくこと。澱がしっかりと底に沈むまでゆっくりとワインセラーなどで保管しよう。また、ワインセラーから取り出したあとも澱が浮かび上がってこないよう丁寧に扱うことも忘れないでほしい。
ヴィンテージワインのコルク抜き
ヴィンテージワインの中でも古いヴィンテージのものは、コルク栓がもろくなっている場合がある。いつもよりもゆっくり丁寧に引き抜くようにしよう。
3. ヴィンテージワインのおすすめは?どこで飲める?

ヴィンテージワインについて理解を深めたところで、ヴィンテージワインのおすすめ銘柄を紹介する。専門店などで実物をみて購入できるのが一番であるが、なかなかお目当てのものが見当たらないという人はオンラインショップでの購入もおすすめだ。
シャトー・シオラック「プレジール・ド・シオラック2018」
ボルドーの当たり年2018年の赤ワイン。メルロー、カベルネフラン、マルベック種を使用した複雑で凝縮した味わい。熟成期間を経て深みのある味わいに変化していくプレジール・ド・シオラックは購入後数年寝かせてから飲むのもおすすめだ。
コンティ・セリストーリ「キャンティクラシコDOCG2016」
イタリアの最高峰の格付であるDOCGの赤ワイン。トスカーナ地方のキャンティは2016年が最高評価の当たり年となっており、コストパフォーマンスの高い銘柄だ。肉料理などとも合わせてゆっくり楽しみたい。
結論
ヴィンテージワインはブドウの収穫年が特定できるワインで、ラベルに記載があるものだ。ヴィンテージは古いからよいというわけではなく、その年によってとくに仕上がりのよい地域が存在する。ワインを選ぶ際には、ヴィンテージチャートなどもひとつの参考にしてみよう。