目次
1. オーストラリアワインとは?味わいや香りなどの基本的な特徴についてご紹介

1788年にイギリス海軍によってワイン用のブドウが持ち込まれたことから、オーストラリアワインの歴史が始まる。1825年にはオーストラリアでワイン用のブドウ栽培のパイオニアと呼ばれているジェームズバズビーによって本格的なブドウ栽培が始まり、甘口のワインを中心に生産が進んでいった。
オーストラリアワインのナチュラルワイン
オーストラリアワインを語る上で欠かせないのがナチュラルワインだ。オーガニックで栽培されたブドウを原料に、亜硫酸などの添加物を使用しないか少量の使用とする自然派の風味が楽しめる。
2. オーストラリアワインの主な産地は?それぞれの違いや特徴について解説

オーストラリアワインの主な産地は南部に位置するリヴァーランドやバロッサヴァレーだ。とくにバロッサヴァレーはシラーズなどの品種を中心に高品質なワインが生産されている。フルボディの赤ワインは長期熟成をしても美味しく、肉料理などとも相性がバツグンだ。
南部以外のオーストラリアワイン
オーストラリアワインは南部以外にもニューサウスウェールズ州のハンターや、西オーストラリア州のマーガレットリヴァーが有名だ。ハンターはオーストラリアワイン発祥の地と呼ばれ古くからブドウ栽培が行われている。マーガレットリヴァーはカベルネソーヴィニヨンなどのボルドーブレンドワインの生産が盛んだ。
3. オーストラリアワインの主な品種

オーストラリアワインに使用される主なブドウ品種は赤ワインならシラーズ、カベルネソーヴィニヨン、メルローなどが多く、ブレンドワインも生産されている。オーストラリアワインの白はシャルドネが最も多く、ソーヴィニヨンブランやセミヨン、ピノグリなどが栽培されている。
有数のワイン生産国
オーストラリアワインは積極的に輸出がなされ、今では世界各地で親しまれるワインとなった。ヨーロッパとは異なった気候を活かしたワイン造りは今後も注目だ。
4. オーストラリアワインの選び方

オーストラリアワインを選ぶ際にはナチュラルワインかどうか、ブドウ品種は何かといった判断基準以外にもラベルをみてわかることがある。どのような言葉がラベルに書かれているか確認してみよう。
ヴァラエタルワイン
オーストラリアワインの中でも特定地域で収穫されたブドウを85%以上使用し、同一品種のブドウを85%以上使用し、同一収穫年のブドウを85%使用するという3つの厳しい基準を満たしたものである。
ヴァラエタルブレンドワイン
複数のブドウ品種がブレンドされたオーストラリアワインで、使用されている割合が多い順に品種が記載されている。
5. オーストラリアワインのおすすめ銘柄は?

オーストラリアワインについて理解したところでおすすめの銘柄を紹介する。甘口から辛口までバラエティ豊かな味わいが楽しめる。酒販店やオンラインショップで購入可能なので購入の際には参考にしてほしい。
ワインズ東京「マッキノンズシラーズ」
シラーズを使用した甘味が強く深みのあるオーストラリアワインの赤。人気漫画で紹介されたことで認知度が上がり、そのコストパフォーマンスの高さが評価されている。
ペンフォールズ「ビン8 カベルネ・シラーズ」
シラーズ、カベルネソーヴィニヨンをブレンドしたオーストラリアワインで、熟した果実とオークの風味のバランスがよい。テーブルワインとしても少し特別な日にもおすすめの飲みごたえのある一本。
結論
オーストラリアワインはナチュラルワインの生産が盛んで、世界でも注目されているワインのひとつだ。リヴァーランドやバロッサヴァレーなどの南部を中心にさまざまな種類のワインが造られている。リーズナブルな価格で購入できるので、好みに合わせた味わいのオーストラリアワインを購入してみよう。