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中国産のワインって?世界で注目を集める巨大ワイン産地を徹底解説

中国産のワインって?世界で注目を集める巨大ワイン産地を徹底解説

投稿者:ワインエキスパート 白川茜(しらかわあかね)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2021年4月 7日

中国のお酒をイメージしたときに、ワインが頭に浮かんでくる人は少ないだろう。ワインはヨーロッパやアメリカ、南米やオセアニアなど欧米諸国やその影響の色濃い国々の飲み物という認識が一般的だ。だが意外なことに中国のワイン生産量、消費量は世界トップクラスである。その特徴や歴史、産地やおすすめの銘柄など、知られざる中国ワインのすべてを紹介する。

  

1. 中国ワインとは?味わいや香り・歴史などの基本的な特徴を解説

まずは中国ワインの味わいの特徴やその歴史についてみていこう。

中国ワインの特徴

世界で最もボルドーワインを輸入している中国では、ワイン消費量の多くが濃厚な赤ワインだ。赤が縁起のよい色であることから赤ワインの人気が高く、その消費量で世界一に躍り出たこともある。中国で生産されるワインもほとんどが赤ワインであり、栽培されている主なブドウはカベルネ・ソーヴィニョンなどのボルドー品種だ。日本で手に入る中国ワインもフルボディの赤ワインが多くを占めている。

中国ワインの歴史

中国でワインの生産が始まった時期は、紀元前にまで遡るといわれている。唐の時代には本格的なワイン生産がスタートし、中国でワインの普及が一気に進んだ。その後は国の政策などを受け中国ワイン生産の記録は途絶えるが、19世紀に入り近代的なワインの生産がスタートする。1980年代以降はワイナリーの急増や高品質なワインの生産がみられるようになり、現在では中国はワイン大国のひとつとして注目を集めるようになった。

2. 中国ワインの主な産地はどこ?それぞれの特徴や違いについても紹介

次に、中国ワインの主な産地とその特徴についてみていこう。

山東省

中国のワイン産地で生産量、品質ともに最も名高いのが山東省だ。長いワイン造りの歴史があり、日照量が多く降雨量の少ないブドウの生産に適した気候を持っている。中でも中国でトップのワインメーカー張裕葡萄醸酒公司の発祥の街、煙台(えんだい)市は150ものワイン関連企業が稼働している一大ワイン生産地だ。

新疆ウイグル自治区

もともとはレーズンの生産地として有名だった新疆ウイグル自治区は、現在では中国のワイン用ブドウで最大の生産量を誇っている。多くのワイナリーを有し、国際的なワインコンテストで受賞するワインも増えてきた。手で潰したブドウを布で漉し、砂糖と水を加えて甕(かめ)で貯蔵するという中国ならではのワインがみられる産地だ。

寧夏回族自治区

ここ数十年で一気にワイン産地として拡大してきたのが寧夏回族自治区だ。フランスやオーストラリアなど外国のワイン生産者を招き、ワイン造りの技術向上に力を入れている。シャンパーニュで有名なモエ・エ・シャンドンを造るモエ・ヘネシー・ディアジオ社もこの地に生産拠点を構えるなど、外国からの投資も多い。品質の高いワインも数多くあり、現在世界20カ国にワインを輸出している。

3. 中国ワインのおすすめの飲み方は?

現在日本で流通している中国ワインはフルボディの赤ワインが主流であるため、ボルドースタイルのワインのようにしっかりした味付けの料理と合わせて飲むことをおすすめする。また中国には蛇龍珠(シャーロンジュウ)やローズハニーなど、ほかの産地にはみられない中国独自のワイン用ブドウがある。こういった希少品種の飲み比べをするのも、中国ワインの楽しい飲み方のひとつといえるだろう。

4. 中国ワインのおすすめの銘柄は?

最後に、中国ワインのおすすめ銘柄を紹介する。

張裕ワイナリー「張裕(チャンユー)カベルネ 」

販売元:イーストワン株式会社
中国最大のワインカンパニーである張裕ワイナリーがつくるスタンダードなワイン。人気のカベルネ・ソーヴィニョンと中国の土着品種、蛇龍珠をブレンドして造られている。フレンチオーク樽による熟成と長期の瓶内熟成を経た、ベリー系の果実味が楽しめるフルボディの赤ワインだ。

LVMHグループ「アオユン」

販売元:ワッシーズ ほか
フランスワインの大企業が中国で手がけるプレミアムワインの中のプレミアムワインがこのアオユンだ。オーガニック農法で育てられたカベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フランなどのボルドー品種をすべて手作業で加工している。20年の長期熟成にも耐えうるポテンシャルを持ち、ギフトなどにもおすすめできる素晴らしいワインだ。

結論

中国の広い国土の中にはワイン生産に適した土地が広がっていて、現在900ものワイナリーが稼働している。まだまだ身近に見かけることの少ないワイン産地であるが、オンラインでは品質の高いワインを手軽に手に入れられるようになった。これからもますます期待が高まる産地なので、見かけた際はぜひ手に取ってみてほしい。
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  • 更新日:

    2021年4月 7日

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