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ワイン選びのコツ!美味しいものの選び方やおすすめ銘柄を紹介

ワイン選びのコツ!美味しいものの選び方やおすすめ銘柄を紹介

投稿者:ワインエキスパート 白川茜(しらかわあかね)

鉛筆アイコン 2021年4月 5日

ワインを買うとき、まず考えることが「どれが美味しいワインなのか」ということだろう。人によって美味しいの基準は違うので一概には言えないが、ちょっとしたポイントを抑えると好みの美味しいワインに出会える確率はグンと上がる。この記事では美味しいワインの選び方、おすすめの安旨ワイン、飲み方やお店での注文方法などを紹介する。

  

1. 美味しいワインの選び方

ワインは世界中で造られていてその種類は増え続けている。数ある中から自分にとって美味しいものを選ぶためのポイントを見ていこう。

自分好みの品種を見つける

まずは自分の好きな味わいを理解することが美味しいワイン選びには重要だ。そのために一番簡単な方法は自分好みの品種を知ることである。赤ワインであれば、渋みのあるフルボディタイプが好きならカベルネソーヴィニヨン、軽めで渋みの控え目なタイプが好きならピノノワールといった具合だ。主要なワインの品種は赤白共に3、4種類ほどなのでそれを抑えて自分が美味しいと感じる味わいの基準を持ってほしい。

新世界のワインを選ぶ

近年人気が上昇しているチリやアルゼンチン、オーストラリアなどの新世界のワインは味わいが安定している。ワインと言えばフランスやイタリアのイメージが強いが、ワイン新興国のほうが気候が安定していて人件費も安く、価格も手ごろで年度による個体差が少ないのだ。単一のブドウ品種で造られるワインも見つけやすいので、まず新世界のワインから手に取ってみてほしい。

2. 安いけど美味しいおすすめワイン3選

次に安くて美味しい家飲みにおすすめなワインを3種類紹介する。

ヴィーニャ・コノスル「コノスルカベルネ ソーヴィニヨン ビシクレタ」

販売元:フェリシティー ほか
1000円以下で手に入る美味しいチリワインはたくさんあるが、その中でも高い人気を誇るのがコノスルシリーズだ。カベルネソーヴィニヨンの深みのある味わいを楽しめる、バランスのよいフルボディワインである。コノスルは同じブランドで品種違いもたくさんあるので、好みの品種を探すのにもおすすめだ。

ロジャーグラート「ロジャーグラート ロゼ・ブリュット」

販売元:ワインショップドラジェ ほか
テレビ番組で1本40000円以上するドンペリのロゼとブラインドテイスティングし、回答者の半数がこちらをドンペリだと回答したことで有名になったワインだ。シャンパンと同じ製法で造られるこのスパークリングワインは、フルーティーさとしっかりした泡立ちを楽しめる。高級感のあるボトルと美しいピンク色で見た目も魅力的なので、ちょっとしたお祝いのときなどにもおすすめだ。

ジェイコブスクリーク「ジェイコブスクリーク シャルドネ 」

販売元:タカムラワインハウス ほか
人気産地オーストラリアワインの中でも、手ごろな価格で世界中で売上を伸ばしているブランドがジェイコブスクリークだ。このシャルドネは、異なる気候下で収穫されたブドウをブレンドすることでバランスのよい味わいを生み出している。果実味が豊かでほのかに甘みを感じるので、ドライな白ワインが苦手な人ほど美味しいと感じられるだろう。

3. ワインの美味しい飲み方

次にワインの美味しい飲み方について紹介する。

美味しい温度

ワインの美味しい飲み方を意識するなら必ず気をつかってほしいのがワインの温度だ。ビールやチューハイは冷蔵庫の温度で楽しめるが、ワインはスタイルによってベストな温度が異なる。赤ワインであれば12~18℃、白ワインであれば7~14℃がよいとされる。赤白共通してライトなもの、甘みのあるものはより低い温度で、コクのあるもの、フルボディのものは高めの温度にするとより味わいや香りが引き立つ。

ワイングラス

ワインを飲むときはそのワインに合ったグラスを選ぶことも重要だ。一般的に赤ワインは大ぶりのグラス、白ワインは少し小ぶりなものと言われているが、ワインによって選ぶべきグラスは変わってくる。白ワインでもコクのあるものや香りの華やかなものは、大きいボウルのグラスで飲んだほうが味わいが引き立つ。また少し冷やして飲む白ワインやライトな赤ワインは、ワインの温度がゆっくり上がる小ぶりなボウルのグラスのほうが適している。

4. ワインが美味しい店での注文方法

最後にレストランで美味しいワインを注文する時のポイントをみてみよう。

ワインの好みの伝え方

お店のワインメニューは横文字がずらりと並んでどれが美味しいのか想像がつかないことが多い。そんな時は、ソムリエにどういったワインを飲みたいのか味わいを伝えよう。白ワインであれば辛口・甘口などが味わいの表現として使われる。赤ワインであればライトボディ・ミディアム・フルボディといった表現が一般的だ。普段飲んでいるワインの銘柄や品種を伝えておすすめを聞くのもよい。

料理に合わせてワインを楽しむ

レストランではその料理に合わせてワインを選ぶのも楽しみのひとつだ。無理にボトルを1本頼まなくても、前菜・メインディッシュ・デザートを選んでそれに合うような美味しいワインをソムリエに聞くとよい。ワイン単体では渋味や酸味を強く感じても、料理と一緒だと全く違う印象に変わったりする。またスパークリングワインであればどんな料理にも合わせやすいので、まずは料理と一緒に美味しいワインを楽しんでみたいと言うときにおすすめだ。

結論

多種多様なワインが出回る今日、美味しいワインを選ぶには多少の知識がいる。それにはどんなワインを美味しく感じるのか、自分の好みを見つける時間が必要だ。その時の気分や体調、気候や合わせる料理で味の感じかたも変わってくるので、ワインを飲むときにはそういったことにも目を向けながら楽しんでみてほしい。
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  • 更新日:

    2021年4月 5日

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