目次
1. スパークリングワインは甘口以外にどんな種類がある?

スパークリングワインには大きく分けて辛口と甘口がある。その中にもどれくらい辛口、甘口なのかを示すスパークリングワイン独自の表記があるので、まずはその種類をみていこう。
エキストラ ブリュット
極辛口のスパークリングワイン。残糖度は1リットルあたり0~6gでほとんど甘さを感じない。
ブリュット
辛口のスパークリングワイン。一番流通量が多い。
エキストラ ドライ
やや辛口のスパークリングワイン。ブリュットよりもほのかな甘さを感じる。
セック
やや甘口のスパークリングワイン。スペインやイタリアのスパークリングワインではセコと表記される。
ドゥミ セック
甘口のスパークリングワイン。スペインでやイタリアのスパークリングワインではセミセコと表記される。
ドゥー
極甘口のスパークリングワイン。
2. スパークリングワインの甘口のおすすめの飲み方は?合うおつまみも紹介

次にスパークリングワインの甘口をおいしく飲むための飲み方、相性のよいおつまみについてみていこう。
スパークリングワインの甘口のおすすめの飲み方
スパークリングワイン全般にいえることだが、4度くらいまで冷やしてから開けるようにしよう。しっかりと冷やすことで甘みが引き締まり、酸味とのバランスも取れてスッキリと楽しめる。
スパークリングワインの甘口に合うおつまみ
スパークリングワインの甘口は同じく甘みを感じる料理と相性がよい。照り焼きや味噌煮などの甘くて濃い味付けのものや、フルーツを使ったデザートと合わせてみよう。また、全く相反する塩辛いものとも相性がよいといわれている。ブルーチーズにハチミツをかけるようなイメージで、少しクセのあるチーズやアンチョビをのせたクラッカーなどと一緒に飲んでも美味しい。
3. スパークリングワインの甘口はどこで買える?

スパークリングワインは辛口の方が主流なため甘口は見つけにくいと思いがちだが、意外と身近なところで売っている。スーパーではワイン直輸入もしているイオングループ、コンビニではファミリーマートで自社専用の甘口スパークリングワインを販売している。そのほかのスーパーやコンビニでも有名メーカーの甘口スパークリングワインは簡単に手に入るので、ぜひ買い物のついでにワインのコーナーをチェックしてみよう。
4. スパークリングワインの甘口でおすすめの銘柄は?

最後にスパークリングワインの甘口でおすすめの銘柄をいくつか紹介する。
カヴィロ社「タヴェルネッロ ランブルスコ ロッソ」
イタリアでトップクラスの人気を持つテーブルワインメーカーが造る、赤の甘口スパークリングワイン。アルコール度数は8度と低めで、ほのかな甘さとおだやかな渋味や酸味が感じられとても飲みやすい。価格も1000円前後と手に取りやすいので、肩肘張らずに気軽に楽しんでほしい。
イエローテイル「イエローテイル ピンクモスカート」
世界60か国で愛飲されているオーストラリアのトップブランド、イエローテイルの甘口微発泡ワインだ。マスカットとオーストラリアの人気黒ブドウ、シラーズをブレンドしたロゼワインで、フレッシュな飲み口とやさしい甘さからついつい飲み過ぎてしまいそうな味わい。スパイスのきいたエスニック料理と相性がよいので試してほしい。
モエ・エ・シャンドン社「モエ エ シャンドン ネクター アンペリアル」
シャンパンブランドの中でも知名度の高い、モエ・エ・シャンドンのやや甘口スパークリングワインだ。パイナップルなどのトロピカルな香りとバニラを思わすふくよかな香りがバランスよく合わさり、クリーミーな泡立ちも楽しめる非常に上品な1本。高級感のあるボトルと味わいなので、プレゼントや特別なパーティーなどにおすすめしたい。
結論
スパークリングワインの甘口はさっぱりした炭酸と果実の甘みから、とても飲みやすいお酒だ。アルコールが10度以下などワインの中では低めのものも多く、休日のランチやちょっとしたデザートとしても楽しめる。フレンドリーな味わいなので、ワインが苦手という人も一度は手に取ってみてほしい。