目次
1. シェリーワインとは?味や香りなどの基本的な特徴を紹介

シェリーワインとはスペインワインの一種で、アルコールが添加される製法でつくられたお酒だ。スペインの南部アンダルシア地方を中心に生産される白ワインで、ウイスキーのように濃い褐色のものもある。アルコール度数は通常のワインが10度から14度程度。シェリーワインはアルコールが添加されている分高く15度から22度程度となっており、力強い味わいが楽しめる。
世界3大酒精強化ワイン
シェリーワインはスペインを代表するワインで世界3大酒精強化ワインのひとつだ。残りの2つはポルトガルのポートワイン、マデイラワインとなっている。
2. シェリーワインにはどんな種類がある?それぞれの特徴や違いも合わせて紹介

シェリーワインはアルコールが添加された白ワインだが、その味わいは製法によってさまざまだ。ここでは代表的なシェリーワインの種類について紹介するので、購入の際には参考にしてほしい。
フィノ
シェリーワインを代表する種類でキレのある辛口の味わいが特徴。薄い褐色の色合いで、アーモンドのような香りも感じられる。
アモンティリャード
フィノを熟成させることでナッツのような香りが感じられるシェリーワイン。フィノよりもやや濃い褐色でまろやかな味わいが楽しめる。
ペドロ・ヒメネス
ペドロ・ヒメネスというぶどう品種を使用し造られるシェリーワイン。濃い褐色で濃厚な強い甘みが特徴。
3. シェリーワインのおすすめの飲み方は?

シェリーワインはカクテルにも使用することができるが、まずはそのまま飲んでみよう。飲むタイミングは食前や食後だけでなく、食事に合わせても美味しい。辛口のシェリーワインは魚介類とのマリアージュを楽しみたい。甘口のシェリーワインなら食後にデザート酒のように飲んだり、バニラアイスなどにかけて楽しむのもおすすめだ。
4. シェリーワインがベースのおすすめカクテルは?

シェリーワインはカクテルにも使用できる。ここではシェリーワインをベースに使用したカクテルの中でも、自宅で簡単に作ることができるものをいくつか紹介する。
レブヒート
グラスに氷を入れ、シェリーワイン1に対し炭酸飲料の7UPを2の割合で合わせる。さっぱりとした風味が楽しめる簡単なカクテルだ。レブヒートに使用するシェリーワインはフィノなどの辛口のものを選ぼう。
アドニス
グラスにシェリーワイン40ml、スイートベルモット20ml、オレンジビターズを1ml加え軽く混ぜる。甘さやオレンジビターズのほろ苦い香りが楽しめる本格的なカクテルだ。
ウイスキー&シェリートニック
グラスに氷を入れシェリーワイン20ml、ウイスキー20mlを加える。トニックウォーターでグラスを満たせば完成。シェリーワインにウイスキーの豊かな香りや旨みと炭酸が加わったさわやかな味わいが楽しめる。
5. シェリーワインのおすすめ銘柄は?

シェリーワインについて理解したところでおすすめの銘柄を紹介する。酒販店やネットショップで購入可能なので、好みの味わいのものを試してみてはいかがだろうか。
エミリオ・ルスタウ「アルマセニスタ フィノ・デル・プエルト 1/143」
シェリーワインの名産地であるアンダルシア地方で造られた辛口のフィノ。華やかな香りとキレのある味わいは魚介類などの食事と合わせて楽しみたい。
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ボデガス・グティエレス・コロシア「シェリー コロシア アモンティリャード」
フィノを熟成した豊かな風味が楽しめるシェリーワイン。辛口の味わいは魚介だけでなく肉料理とも相性がよく、さまざまな料理と合わせて楽しめる。
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エミリオ・ルスタウ 「エミリオ ルスタウ クリーム カパタス アンドレス」
アルコール度数は20度でいちじくのような甘みが感じられる甘口のシェリーワイン。食後に楽しむデザートワインとしておすすめだ。
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結論
シェリーワインはスペインを産地とする酒精強化ワインで、アルコール度数は15度から22度程度と高めだ。ぶどうの品種や製造方法によってさまざまな味わいが楽しめるので、いくつかの種類を飲み比べしてみてはいかがだろうか。