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パロミノってどんなブドウ?さまざまなシェリーを生み出す品種を紹介

パロミノってどんなブドウ?さまざまなシェリーを生み出す品種を紹介

投稿者:ワインエキスパート 白川茜(しらかわあかね)

鉛筆アイコン 2021年6月21日

パロミノというブドウ品種を知っている人はワイン好きでもあまり多くないだろう。主にスペインで造られている白ブドウで、そのほとんどがシェリー酒に使われている。パロミノという品種を意識していないだけで、シェリーをいくつか飲んだことがある人ならきっと口にしているはずだ。この記事ではパロミノの特徴や産地、おすすめの飲み方や銘柄を紹介する。

  

1. パロミノワインとは?味や香りなどの基本的な特徴を紹介

パロミノワインといえば、シェリーのことだといってもいいくらいそのほとんどがシェリーの材料として使われる。まずは味わいや香りについてみてみよう。

パロミノの味や香り

パロミノそのものは糖度や酸度が高くなく香りも控えめで、通常のワイン造りにはほとんど使われていない。だがその酸化しやすい特徴が長期熟成を行うシェリー造りにはとても適しており、シェリーの95%はパロミノから造られている。シェリーのタイプによって味わいは異なるが、パロミノはアーモンドのようなビターな香りを与えるといわれている。

2. パロミノの主な産地は?

暑い気候に強いパロミノは、ワイン産地の中でも気温の高い地域で栽培されるブドウだ。パロミノは主にシェリーに使われるため、その産地もシェリーを造るスペイン南部のアンダルシア地方に集中している。そのほかではアメリカや南アフリカでもパロミノが栽培されているが、生産量は少ない。

3. パロミノワインのおすすめの飲み方は?合う料理やおつまみも紹介

パロミノワインのほとんどは辛口タイプのシェリーなので、シェリーの飲み方を前提に紹介していく。辛口のシェリーにはいくつかスタイルがあり、スタイルによっておすすめの飲み方が異なる。

フィノ

シェリーといえばフィノを想像する人が多いほど、最もポピュラーなスタイルがフィノだ。アルコール度数は15%程度とシェリーの中では低めであり、味わいもフルーツ感がありすっきりしている。ティオヒートなどのカクテルにして飲んだり、魚介を使った食事と合わせて飲むのがおすすめだ。

マンサニーリャ

パロミノから造られるフィノと同じスタイルのシェリーだが、サンルカール・デ・バラメダという地域で造られたものはマンサニーリャと呼ばれる。海に近いエリアであるためか、塩気を感じさせフィノより少しドライな味わいだ。白ワインのように冷やしてフィノと同様に魚介系のメニューと合わせてほしい。

アモンティリャード

フィノやマンサニーリャを酸化熟成させて造られるスタイルがアモンティリャードだ。辛口に分類されるが熟成由来の深みのある味わいが楽しめる。少し高めの温度飲む方が味わいが引き立ち、中華料理などコクや甘味を感じる料理と相性がよい。

オロロソ

オロロソはアモンティリャードよりさらに酸化熟成を感じさせるフルボディタイプのシェリーだ。フィノと同じパロミノから造られているのが不思議なほど味わいは異なっている。赤ワインのように15度くらいの温度で飲むのがおすすめだ。アルコールが17度以上と高めで香りも豊かなので、寝酒としてじっくり味わうのに向いている。

4. パロミノワインのおすすめ銘柄は?

最後にパロミノを使ったワインのおすすめ銘柄を紹介する。

ゴンザレス ビアス「ティオ ペペ」

販売元:フェリシティー ほか
バーやスペインバルなどでも一番よく見かけるパロミノワインがこのフィノタイプのシェリー、ティオペペだ。ライトな辛口タイプのシェリーで、冷やしてストレートで食前酒に飲まれることが多い。炭酸飲料などで割ってカクテルとして飲むのにも向いている。
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イダルゴ・ラ・ヒターナ「マンサニージャ・ラ・ヒターナ」

販売元:京橋ワイン ほか
ワインの国際的な品評会におけるシェリー部門で、マンサニーリャのトップを飾ったことのあるシェリーだ。その高いクオリティに対して価格は2000円前後とお手頃である。海の潮を思わすミネラリーな香りとフレッシュな辛口の味わいで、どんなタパスにも合うと現地スペインでも人気の1本。
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デルガド スレタ「オロロソ・モンテアグード・シェリー」

販売元:うきうきワインの玉手箱 ほか
スペイン王室でも飲まれるシェリーを造っていて、大変高い人気を誇るワイナリーのオロロソだ。リーズナブルな価格でありながら、力強い香りと熟成感のある濃厚な味わいが楽しめる。10年以上熟成されたパロミノのポテンシャルをしっかり感じられる1本だ。
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結論

パロミノから造られるシェリーには実にさまざまなスタイルがあり、多様な味わいを楽しめる。飲む機会が少ないかもしれないが、辛口のシェリーは合わせられる料理のバラエティも豊富だ。熟成期間や方法もスタイルによって異なるので、ぜひ色々なパロミノのシェリーを試して自分好みのタイプを見つけてみてほしい。
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  • 更新日:

    2021年6月21日

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