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【管理栄養士監修】焼鳥丼のカロリーと栄養素|栄養図鑑

【管理栄養士監修】焼鳥丼のカロリーと栄養素|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年5月20日

炭火でジュワ~っと焼いた焼鳥を白ごはんの上にのせた焼鳥丼。こんがりと焼いた長ねぎや温泉卵、紅ショウガをトッピングすれば、見ためも華やかになる。今回は甘辛のタレで焼きあげた焼鳥をアツアツのごはんにたっぷりのせた、焼鳥丼のカロリーについて紹介しよう。

  

1. 気になる焼鳥丼のカロリー

鶏肉を焼き、タレや塩で味付けてから白ごはんのうえに盛り付ける焼鳥丼。タレを白ごはんに絡ませながら食べれば、お箸が止まらなくなる旨さである。

見ためでボリュームがあるため、カロリーが高いのではと思われがちだが、実際のカロリーはどのくらいなのだろう。たとえば、鶏もも肉を150g使用し市販の焼鳥のタレで味付けた場合、1人前あたりのカロリーは524kcalである。

また、レシピサイトで調べてみると、中には670kcalや765kcalとカロリーが高めの焼鳥丼もあった。焼鳥丼のカロリーは、鶏もも肉・豚バラ肉・レバー・つくね・ハツなど、盛り付ける焼鳥の種類で異なるようだ。また味付けが塩かタレかによっても違いがでてくる。

ちなみに1本あたりの焼鳥のみのカロリーはタレの場合、つくねが91kcal、鶏もも肉が97kcal、皮が161kcal、レバーが41kcal、砂肝が42kcalだ。塩の場合はつくねが83kcal、鶏もも肉が89kcal、皮が153kcal、レバーが33kcal、砂肝が34kcalである。タレよりも塩のほうがカロリーが低いことがわかる。

2. 焼鳥丼に含まれる栄養成分を知ろう

焼鳥丼の主な材料のひとつが鶏肉だ。部位によって栄養は異なるが、全体的に低脂肪で高タンパク質のヘルシーな肉である。とくに鶏もも肉は栄養価が高く、体調維持に欠かせないビタミンB2が豊富である。ただし脂肪が多く、ほかの部位と比較するとカロリーは高めだ。

一方で、むね肉やささみは脂肪が少なくタンパク質が多い部位である。とくにささみは、ほとんど脂肪を含んでおらず肉の中でも高タンパク・低脂肪といわれている。ビタミンB群であるナイアシンを多く含むのが特徴である。
また、鶏レバーは栄養の宝庫といわれており、鉄・銅といったミネラルをはじめ、ビタミンAやビタミンB2、ビタミンB12、葉酸を多く含んでいる。

3. 焼鳥丼をカロリーオフして味わう

先述したように焼鳥丼は盛り付ける焼鳥の種類によってカロリーが異なる。ダイエット中で極力カロリーを抑えて食べたい人は、タレよりも塩味を選び、部位ではむね肉やささみ、砂肝、レバーなどを選ぶとよい。また、鶏もも肉の場合は皮の部分を取り除くだけでもカロリーオフできる。あるいは焼く前にさっと茹でて脂を落とすという方法もある。

さらに、肉の間にネギを挟むネギマもおすすめだ。ただし葉の部分と白い部分とでは栄養成分の含有量が異なり、緑の葉のほうがより太陽にあたり育っているのでβ-カロテンなどの栄養素が豊富だという。

話は変わるが、皆さんは東京の両国国技館の相撲観戦に欠かせない、「国技館やきとり」をご存知だろうか。相撲では土俵に「手をつくこと=土がつくこと」は負けを意味しており、2本の足で立つ鶏が縁起がよいと選ばれたそうだ。しかも焼鳥を作っている工場は国技館の建物の地下にあるという。

結論

焼鳥丼のカロリーや食べて摂取できる栄養成分について紹介したが、理解していただけただろうか。アルコールのお供として人気の焼鳥だが、白いごはんにのせても相性がいい。ただしカロリーが気になる人は、むね肉やささみ、砂肝やレバーなど、できるだけカロリーの低い部位を選び、ごはんも少なめに盛るといいだろう。
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  • 公開日:

    2019年5月20日

  • 更新日:

    2021年5月20日

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