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ピーマンの美味しい食べ方を紹介!生でも加熱でも楽しむことができる

ピーマンの美味しい食べ方を紹介!生でも加熱でも楽しむことができる

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

鉛筆アイコン 2020年3月27日

ピーマンといえば、苦味があることもあり、子どものころは苦手だったけど、大人になってから食べられるようになったという人も多いのではないだろうか。ピーマン料理でイメージされるのはピーマンの肉詰めであるが、ピーマンは生でも食べることができる。そこで今回はピーマンの美味しい食べ方について紹介する。

  

1. 生で食べるための美味しいピーマンの特徴

とくに生でピーマンを食べるときにはどのピーマンを選ぶのかが重要なポイントになる。新鮮なピーマンであればあるほど、生で食べやすいので、新鮮なピーマンを選ぶ目を持とう。

ピーマンの色を確認する

緑色が濃くて色がまだらでなく、均一なものが新鮮である。そして、ハリ艶があるものがよいだろう。軸の切り口が茶色に変色していたり、干からびたりしているものは鮮度が落ちているので、とくに生で食べるときには避けたほうがよい。そして、手で持ったときに、重みを感じることができ、肉厚なものが食べたときに美味しい。

ピーマンのヘタの形に注目しよう

じつはピーマンのヘタの形で苦味が強いか少ないかを見分けることができる。ピーマンのヘタは大きく五角形か六角形の2種類に分類できる。この角が多いものほど、苦味が弱まるといわれているので、ヘタを見て選ぶこともポイントの1つである。ヘタは傷みやすい部分でもあるので、形以外にも変色をしていないか、しなびていないかということも確認してから選ぼう。そして、全体的に丸みを帯びているもののほうが苦味を感じにくい。そのため、生で食べるときには、とくに角ばっているものではなく、丸みを帯びているものを選ぶことをおすすめする。

2. ピーマンの苦味を抑えるためには切り方にもポイントあり

ピーマンは特徴的な苦味がある野菜である。この苦味が好き嫌いを分けてもいる。加熱調理の場合には苦味が緩和されることが多いが、生で食べる場合、加熱時よりも苦味を感じやすい。苦味が好きな場合には、工夫する必要はないが、苦味が苦手な場合は下処理の仕方で苦味を抑えることが可能なので、苦味を抑えてから生のピーマンを楽しむのもよいだろう。

ピーマンの苦味は切り方で抑えることができる

ピーマンに限らず、基本的に野菜は繊維を断ち切るように潰してカットすると、苦味や辛みを感じやすくなる。そのため、ピーマンの苦味をできるだけ感じないようにするためには、繊維に沿って、縦方向に切ることがおすすめだ。一方で、繊維を潰してしまうピーマンの輪切りは苦味を感じやすい。そのため、輪切りで使用したいが苦味はできるだけ抑えたいというような場合には、できるだけ細くカットすることをおすすめする。細くカットすることで、最低限の苦味を抑えることが可能にある。

湯通しはサッと

完全な生状態ではなくなるが、ピーマンの苦味を抑える方法に湯通しをすることがある。ピーマンの苦味はお湯に溶けやすいという特徴がある。そのため、沸騰したお湯に約10秒湯通しすることで苦味を弱くすることが可能になる。ただし、時間が長くなってしまうと、ほかの栄養素も溶けだしてしまうので、注意が必要だ。

3. 生で食べると美味しいピーマンの品種もある

ピーマンにもいろいろな品種のものが存在している。そして、その中には苦味が少ないものもじつはある。そのため、ピーマンの苦味が苦手という人は、苦味が少ない品種のピーマンを食べてみるというのも美味しくピーマンを食べるための方法でもある。では代表的な苦味が少ないピーマンを紹介する。

こどもピーマン

最近、注目されるようになったピーマンである。一般的なピーマンよりも小ぶりなピーマンであることからこどもピーマンと呼ばれている。長さが約10cmのピーマンであり、苦味が少ないことから、苦味が苦手な人でも食べやすいピーマンである。子どもにとっても食べやすいピーマンということで注目を浴びている。そのため、加熱せずに生で食べることがおすすめである。

フルーツピーマン

ピーマンの中で一番苦味が少ないピーマンといわれている。苦味というよりはむしろ甘みを感じることができる。色が鮮やかであるのと、見た目がふっくらしているという特徴がある。フルーツピーマンは緑以外にも赤やオレンジ、黄色などカラフルな色のものが揃っているので、サラダなどにして、彩りを楽しむのがおすすめである。

バナナピーマン

大きさが約5cmでその見た目がバナナに似ていることからバナナピーマンと名づけられた。あまり生産量は多くないので、目にすることは珍しいが、苦味よりも甘みが強いピーマンである。そのため、せっかくなら生で食べるのがおすすめである。しかし、稀にししとうのように辛みが強いものが紛れていることがあるので注意が必要である。

結論

ピーマンは苦いものや甘いものなど、種類によって味もさまざまだ。苦味がある通常のピーマンは手軽に手に入るので、ぜひとも苦みをおさえる切り方で生でも味わってもらいたい。そして、甘みが強いピーマンもピーマンの常識を覆す味で面白いので、見つけたときにはぜひ、挑戦して楽しんでみてはどうだろうか。
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  • 公開日:

    2019年10月22日

  • 更新日:

    2020年3月27日

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