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サラダ油とは?なぜ「サラダ」と付くのかなどの疑問・質問にも回答!

サラダ油とは?なぜ「サラダ」と付くのかなどの疑問・質問にも回答!

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年2月 8日

スーパーの植物油コーナーなどで見かけることが多い「サラダ油」。代表的な食用油であり日本人にとって身近なものであるが、「サラダ油が具体的にどんなものなのか」を知らない人も少なくないだろう。そこで今回は、サラダの基本や意味、歴史などを詳しく解説する。身近な食用油について詳しくなろう。

  

1. サラダ油とは?

サラダ油とは
サラダ油とは、精製された植物油の一種のこと。1924年に日清オイリオが「日清サラダ油」として販売したのが最初であり、現在は日本農林規格(JAS)における等級の1種になっている(※1、※2)。その特徴は、精製度が高くて、淡白な色味・風味をしているというもの。主に炒め物・揚げ物などに使われることが多いが、クセが少ないためドレッシング用のオイルとしても使える。

サラダ油とJAS規格の関係

前述のとおり、サラダ油は「植物油脂の日本農林規格」の等級の1種にもなっている。こちらの等級では植物油を「生成度が低い」「精製油」「サラダ油」の3段階に分けており、サラダ油を「精製油よりも精製度が高いもので、低温でも濁ったり、固まったりしないサラサラ感のある油」としている。このサラダ油に分類される商品は「大豆サラダ油」「ごまサラダ油」などと呼ばれる。

2. サラダ油の基本的な栄養価

サラダ油とは
サラダ油はJAS規格における等級なので、文部科学省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」には個別の栄養価は収録されていない(※3)。しかし、大豆油、調合油、なたね油などの数値にはサラダ油のものも使われている。そこで調合油の100gあたりの主な栄養価を確認しよう。

調合油100gあたりの主な栄養価

・エネルギー:886kcal
・たんぱく質:0g
・脂質:100g
・炭水化物:0g
・脂肪酸
 ・飽和脂肪酸:10.97g
 ・一価不飽和脂肪酸:41.1g
 ・多価不飽和脂肪酸:40.94g
・ビタミン類
 ・ビタミンE:13.0mg
 ・ビタミンK:170μg

サラダ油は優れたエネルギー源

前述の一覧からもわかる通り、サラダ油はほぼ脂質でできている。脂質は身体を動かすためのエネルギー源となる栄養素であり、そのほかにも細胞膜を構成したり、生理活性物質として働いたりもすることで知られている。その一方で、摂り過ぎると肥満に繋がる可能性が高いため注意も必要だ(※4)。また、大部分は脂質だが、ビタミンEやビタミンKといったビタミン類も含んでいる。

3. サラダ油の主な使い道

サラダ油とは
サラダ油は、一般的な植物油と同じで炒め物や揚げ物などに使うことが多い。また、風味がいいためサラダのドレッシングなどに使うことも可能だ。ここではそんなサラダ油の主な使い道を紹介する。

その1.加熱調理に使う

サラダ油も炒め物や揚げ物などに使うことができる。また、いずれの場合でもポイントとなるのは温度と火加減である。サラダ油などの油脂は、180℃くらいに熱すると豊かな香りを楽しめるようになるが、200℃を超えると劣化がはじまって味が落ちてしまうという。特に、揚げ物では温度の変化が起こりやすいため、少量ずつ揚げるようにして温度をキープするのがポイントになる。

その2.ドレッシングに使う

サラダ油はもともと「サラダにそのまま使えるように」と開発されたため、そのままサラダに使うことも可能だ。また、ドレッシングを手作りしたいなら、サラダ油・お酢・塩・コショウを混ぜ合わせるのもポイントとなる。ほかにもスパイスやハーブ類を加えたり、炒めた玉ねぎやパセリなどを入れたりしても美味しい。ぜひサラダ油を使って美味しいドレッシングを作ってみよう。

4. サラダ油に関するよくある質問

サラダ油とは
ここまで、サラダ油について詳しく解説してきた。しかしまだ「サラダ油の意味や由来とは何か」や「サラダ油はどのように保存したらいいか」などが気になる人もいるだろう。そこで最後に、サラダ油に関するよくある質問・疑問に回答する。

Q1.サラダ油の意味とは?

現在、サラダ油は一般的に広く使われているが、もともとは1924年に日清オイリオ(当時の日清製油)から販売された「日清サラダ油」という商品であった。サラダ油の名前には、サラダ料理などにもそのまま使える食用油という意味があるという。また、サラダのような冷たい料理と合わせても食べやすいよう、従来の食用油よりも精製度を高くしたそうだ(※5)。

Q2.サラダ油の原料とは?

サラダ油の規格はJASによって決められており、原材料はサフラワー、ぶどう、大豆、ひまわり、とうもろこし、綿実、ごま、なたね、こめに限られている。また、これらの原材料を2種類以上合わせた「調合サラダ油」という種類もある。JASで決められている食用油には、落花生やオリーブなどもあるが、これらの原材料には「サラダ油」という等級は設けられていない。

Q3.サラダ油の保存方法は?

サラダ油のような油脂は、時間が経つと酸化してしまうことが多い。そのため、開封後はできる限り早く使い切ること、正しい方法で保存することが重要になる。サラダ油の保存は開封後も常温保存が可能だが、直射日光・高温多湿を避けて冷暗所などで保管するのがおすすめだ。また、キャップをしっかり閉める、賞味期限を守るなどの基本も気にするようにしよう。

結論

サラダ油とは、もともとは日清オイリオの商品であったが、現在は植物油の一種として一般的に広く使われている。また「サラダ」には、サラダにかけて使える油という意味があることがわかった。炒め物や揚げ物などに使うことが多いが、もともとの役割であるドレッシングとしても楽しんでみよう。
(参考文献)
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  • 公開日:

    2018年4月16日

  • 更新日:

    2022年2月 8日

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