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そら豆の一番美味しい食べ方とは?「茹でて食べる方法」を覚えよう!

そら豆の一番美味しい食べ方とは?「茹でて食べる方法」を覚えよう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年12月24日

空に向かって伸びることから名前が付いた「そら豆」。そんなそら豆は大粒で食べ応えがあり、豆らしいうま味を楽しめるのが特徴となっている。特に初夏に出回る旬のそら豆は、非常に美味しいことで知られている。今回は、そんなそら豆の一番美味しい食べ方といわれている「茹でそら豆」について解説する。また、美味しく食べるポイントや、そら豆を使ったおすすめ料理なども紹介する。

  

1. そら豆とは?

そら豆の一番美味しい食べ方
そら豆(ソラマメ)とは、北アフリカから西南アジア周辺が原産地とされている、マメ科ソラマメ属の植物である。初夏の味覚の代表的な野菜であり、一般的には5月~6月頃に収穫される未成熟の豆を食べることが多い。旬の時期のそら豆は「ゆでて食べる」のが一番美味しい食べ方とされている。また、和え物・炒め物・煮物・揚げ物など、さまざまな調理法で美味しく食べられる。

2. そら豆の基本的な下ごしらえ方法

そら豆の一番美味しい食べ方
そら豆の食べ方はいくつかあるが、一番美味しい食べ方といえば「茹でそら豆(そら豆の塩茹で)」である。また、そら豆をサラダなどに使う場合も、基本的には下茹でしてから使うことが多い。そこでまずは、そら豆の基本的な下ごしらえ(茹で方)の手順を確認しておこう。

そら豆の基本的な茹で方・手順

1.さやを絞るようにねじりそら豆を取り出す
2.そら豆のくぼみに包丁で浅く切り込みを入れる
3.鍋にたっぷりのお湯を沸かし、2%程度の塩を加える
4.弱火にしてから鍋にそら豆を入れて2~3分程度茹でる
5.火が通ったら、ザルに上げて自然に粗熱を取れば完了だ
※食べるときは切り込み武運から薄皮を剥くようにしよう

3. そら豆を美味しく食べる3つのポイント

そら豆の一番美味しい食べ方
そら豆の基本的な茹で方は前述のとおりである。しかし、そら豆はデリケートな食材であるため美味しく食べるには、いくつかポイントを押さえておくのが重要だ。そこでここではそら豆を美味しく食べるためのポイントを3つ紹介する。

その1.茹でる直前にさやから出す

そら豆は「うまいのは3日だけ」「鮮度が命」といわれることも多く、すぐに味が劣化してしまうことで有名だ。そのため、そら豆をさやから取り出すのは、調理する直前がおすすめとなっている。また、さやの状態でも鮮度は落ちてしまうため、購入したら早めに食べるのが重要になる。なお、スーパーや八百屋などでは「さや付き」のものを選ぶようにしよう。

その2.茹でたあとは自然に粗熱を取る

茹でたそら豆は、自然に粗熱を取るようにしよう。そら豆を水にさらすと、水っぽくなり味が悪くなってしまうので注意が必要だ。しかし、予熱を取るのに時間がかかると、火が通り過ぎてしまい鮮やかな緑色が濁ってしまう。そのため、素早く冷やすために「そら豆を重ならないように並べる」「ザルの底面を浮かせる(空気の流れをよくする)」などの工夫を行うのもポイントだ。

その3.時期に合わせて調理法を変える

そら豆は時期によって味わいに違いがある。一般的に採れ始め(走りの時期)は若々しいそら豆を楽しめるという。一方、収穫納め(名残の時期)はそら豆の水分が少なくなり、豆特有の風味が強くなるとされている。そのため、走りの時期のそら豆はサッと塩茹でするのが美味しく、名残の時期のそら豆はスープやポタージュなどそら豆の美味しさを存分に楽しめる方法がおすすめとなっている。

4. 「塩茹で」以外のそら豆の美味しい食べ方

そら豆の一番美味しい食べ方
そら豆は茹でて食べるのが一般的だが、焼いたり、スープにしたりするのもおすすめだ。また、煮物や炒め物、揚げ物などに使っても美味しく食べられる。ここではそんな塩茹で以外のそら豆の美味しい食べ方を3種類紹介する。

食べ方1.焼きそら豆

鮮度のよいそら豆を焼いて楽しむのもおすすめだ。焼きそら豆の作り方は、まずさや付きのままグリルに並べ、皮が黒く焦げ付くまでじっくり焼く。そして焼けたら熱々のうちにさやから取り出し、薄皮を剥いて食べるとよい。そら豆のうま味や香りを堪能できる食べ方となっている。

食べ方2.そら豆のポタージュ

そら豆のうま味や香りを楽しむために、ポタージュにするのもおすすめだ。ポタージュを作るときは事前にそら豆を下茹でしておき、ミキサーにそら豆・炒めた玉ねぎ・ジャガイモなどを加えて撹拌する。それから鍋に移して、牛乳などと一緒にひと煮立ちさせたら完成となる。

食べ方3.そら豆の天ぷら

そら豆は、天ぷらなどの揚げ物にしても美味しい。天ぷらを作るときは、さやから取り出したそら豆にてんぷら粉を付ける。それを170~180℃程度の油で、カラッとするまで揚げれば完成だ。そら豆らしいホクホクとした食感は、ご飯のおかずとしても、お酒のおつまみとしても最適である。

結論

そら豆の一番美味しい食べ方は、一般的には「茹でて食べる方法(塩茹で)」となっている。そのため、旬のそら豆を手に入れたら、まずは塩茹でで味わい・食感・香りを楽しんでみよう。また、焼いたり、ポタージュにしたりしても美味しいので、さまざまな調理法を試してみよう。
【参考文献】
※:公益財団法人 日本豆類協会「そらまめ」
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  • 公開日:

    2018年5月26日

  • 更新日:

    2021年12月24日

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