1. 保存方法/冷蔵は賞味期限を厳守
シラスは水分の割合によって分類され、冷蔵の保存期間も次のように異なってくる。
◎「生シラス」約100%:約1日~2日
◎「釜揚げシラス」約70~80%:約3日
◎「シラス干し」約50~70%:約3日~5日
◎「ちりめんじゃこ」約30~50%:約1週間
◎「タタミイワシ」約10~20%:約1ヵ月~3ヵ月
それぞれの賞味期限をしっかりチェックして、開封後は密閉容器に移し替え、チルドルームがあればそちらで保存を。乾燥したり、匂いが変わってきたりと日が経つにつれ変化するので、早めに食べ切ろう。特にふっくらとして美味しい釜揚げシラスは水分が多いので、冷蔵していても傷みが早い。食べきれない場合は即冷凍保存がベストだ。
◎「生シラス」約100%:約1日~2日
◎「釜揚げシラス」約70~80%:約3日
◎「シラス干し」約50~70%:約3日~5日
◎「ちりめんじゃこ」約30~50%:約1週間
◎「タタミイワシ」約10~20%:約1ヵ月~3ヵ月
それぞれの賞味期限をしっかりチェックして、開封後は密閉容器に移し替え、チルドルームがあればそちらで保存を。乾燥したり、匂いが変わってきたりと日が経つにつれ変化するので、早めに食べ切ろう。特にふっくらとして美味しい釜揚げシラスは水分が多いので、冷蔵していても傷みが早い。食べきれない場合は即冷凍保存がベストだ。
2. 冷凍のコツ/薄めに広げて冷凍保存
新鮮なシラスがたくさん手に入ったら、食べきれない分は次の手順ですぐ冷凍しておこう。
- シラスの水分をキッチンペーパーに軽く吸収させる。
- ジッパー付き保存袋に入れ、広げて平らにならしておく。シラスをつぶさないようにそっと空気を抜く(小分けにしたい場合は、少量ずつラップに包んでもよい)。
- アルミなど熱伝導のよい金属皿に乗せ、急速冷凍する。
- 凍ったら、袋の上から軽くもんでシラスをバラバラにほぐすようにして、さらに空気を抜き冷凍保存する。(ラップに小分けした場合、さらにまとめて保存袋へ)
もみほぐすことでシラス同士がくっつかず、使いたい分だけほぐし取るようにして取り出せるので便利だ。
開封前のパックはそのまま冷凍庫へ入れることも可能だ。特に釜揚げシラスは、水分が多くて柔らかで、重なりあったりパックの溝に入り込んだりするので、先にパックごと冷凍を。凍ってからパックをひっくり返すと、ポロッと固まって外れるので、それをジッパー付き保存袋に移して、軽くもみほぐすか、ラップに包んで小分けしておくことをオススメする。冷凍保存の期間は約2週間~1ヵ月といわれている。そのまま放置することのないよう、できるだけ速やかに食べ切りたい。
3. 解凍方法/用途に応じて解凍を
シラスを解凍する際は、密閉容器にキッチンペーパーを敷いてシラスを載せ、冷蔵庫に移す。急いで解凍したい時は、適量をビニール袋に移して口を閉じ、水を張ったボウルに入れて流水解凍を。10分~15分で解凍できるが、水分が出ていたらキッチンペーパーで拭き取り、早めにいただこう。
この方法以外にも、次のような解凍法があるので、用途に応じ試してみてほしい。
この方法以外にも、次のような解凍法があるので、用途に応じ試してみてほしい。
◆生シラス:冷蔵庫に移して自然解凍
鮮度が命の生シラス。もし解凍後、匂いなどが気になる場合は、残念だがお湯でサッと茹でてからいただこう。
◆冷ややっこなどのトッピングに:解凍せず凍ったまま散らして
冷凍シラスをジッパー付き保存袋(または小分けしたラップ)から取り出し、そのまま豆腐や大根おろし、青菜のおひたし、サラダの上に乗せておけばOK。ほどなく自然解凍する。水分が気になる場合は、食べる少し前にシラスを小皿の上に乗せて解凍し、水分を切ってからトッピングを。
◆炒め物に:凍ったまま加熱を
野菜炒めやチャーハンの具に使う時は、凍ったままフライパンにほぐして投入し、しっかり加熱を。また、シラスと刻んだ大根の葉、ゴマ、唐辛子をオリーブオイルや胡麻油で炒めて、塩、酒、醤油を少々加えれば、ご飯にぴったりの一品になる。
結論
新鮮なシラスを冷凍しておけば、食材を切らした時でもご飯が美味しく食べられる。卵と炒めてチャーハンにすれば、子供も大人も大喜び。塩分がやや高いので摂り過ぎには注意したいところだが、栄養価も高いので常備冷凍しておくと重宝する。