1. 蒸し器を準備する

まずは十分熱して蒸気が立つようにしよう。蒸気が十分に出ないうちに食材がのった容器を置いてしまうと、中途半端に水滴がつき、せっかくの料理が水っぽくなってしまう。ステンレス製のものなどを使う場合は、せいろと違って、蓋から蒸気が抜けないため、蓋に布巾を取り付けておくと蓋裏に水滴が溜まらず、料理が水っぽくなるのを防いでくれる。
2. 蒸している時の注意点

水は鍋の7割ほどを目安にすると良いだろう。水が多過ぎれば、沸騰したお湯が料理にかかって水っぽくなり、少な過ぎれば十分な蒸気が出ず蒸すこともできないうえ、空焚きになり火事になる危険もある。また、蓋から蒸気が抜けすぎるときちんと蒸せないので、蓋をまめにあけたりして蒸気を逃してしまわないように注意が必要だ。一気に蒸してしまうのが望ましい。火加減は強火で問題ないが、茶碗蒸しなどの卵を使った料理は「す」が立つ可能性があるので、弱火で蒸すようにしよう。時々お湯の量を確認し、少なくなっていたら足すと良い。
3. 蒸し終わった時の注意点

蓋をあけるときは蒸気や水滴で火傷をしないように注意しよう。蒸し加減に関しては、竹串を刺して確認するか、もしくは食べて確認するのも良いだろう。火力や食材の大きさによって蒸す時間は異なるので、ぜひ自分好みの蒸し時間を見つけて欲しい。
結論
蒸し料理は、さまざまなバリエーションがあり、素材の美味しさを活かすことができる料理である。蒸し器の使い方さえ覚えてしまえば誰にでもできるものなのでぜひチャレンジしてはいかがだろうか。
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