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【練り物】にはどんな種類がある?食べ方別にオススメの練り物とは

【練り物】にはどんな種類がある?食べ方別にオススメの練り物とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年12月11日

練り物とは、魚肉をすりつぶして焼いたり揚げたりした食品のこと。日本は海に囲まれているため、全国にご当地練り物がたくさんあり、昔から日本人の食生活に根づいている。特に、冬の必須メニューであるおでんには欠かせない食材だ。

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1. 練り物にはどんな種類がある?

一口に練り物といっても、さつま揚げのように揚げたり、ちくわのように焼いたりなど、それぞれで製造法が違う。では、製造法によってどのような種類に分けられるのか、見てみよう。

蒸して作られる練り物

【蒸しかまぼこ】
蒸して作る一般的なかまぼこ。板にのった紅白かまぼこが代表的。

茹でで作られる練り物

【なると】
ラーメンの具でおなじみのなるとは、茹でて作る。切り口がピンクのうずまき模様になるのが特徴。
【つみれ】
魚のすり身を団子状にしたもの。魚の味わいが濃厚に出るので、鍋物やおでん向き。
【はんぺん】
山芋が加わえてあり、気泡をたくさん含み、柔らかくてフワフワしている。そのまま食べても旨い。

揚げて作られる練り物

【さつま揚げ】
すり身を揚げたもの。おでんや煮物、炒め物、またはサッとあぶってショウガ醤油で食べても絶品。

焼いて作られる練り物

【だて巻き】
お正月料理でおなじみの黄色い練り物。魚のすり身に卵と砂糖を加えて平らに焼いてから、竹のすだれで巻く。断面の模様が「の」の字になる。
【ちくわ】
すり身を竹に巻いて、あぶり焼いたもの。加熱せずにそのままでも食べられるので、用途が広い。

その他の製造方法で作られる練り物

【カニかま】
見た目も味もカニにそっくりの「カニ風味かまぼこ」。そのままでビールのつまみにもなる。

2. 練り物の特産地と種類

南北に長く海に囲まれている日本は、獲れる魚が各地で違うため、魚を原料とする練り物などの加工品が、その土地ごとに独自に進化している。地域の中だけで消費されることが多く、全国的に流通しないものが多いので、知らない練り物もあるだろう。そこで、各地方でどんな練り物が食べられているのかを紹介しよう。

宮城県の練り物【笹かまぼこ】

笹の葉の形をした焼きかまぼこ。通称「笹かま」。弾力があり歯ごたえがある。

大阪府の練り物【梅焼き】

すり身に卵と砂糖を加えて、梅の花の形に焼いたもの。

富山県の練り物【昆布巻きかまぼこ】

板にのせずに昆布で巻いて作る。かつては北前船で運ばれてきた北海道産の昆布を使っていた。切り口が渦巻き状になる。

和歌山県の練り物【なんば焼き】

田辺市の特産。正方形の焼きかまぼこ。「南蛮焼き」が転じて「なんば焼き」と呼ばれる。真ん中に丸い焼き色がついている。

山口県・関西地方の練り物【焼き抜きかまぼこ】

山口県が発祥。板にのせて、板の下からあぶり焼いて作るので、板が焦げていることがある。関西では「焼通しかまぼこ」とも呼ばれる。

愛媛県の練り物【じゃこ天】

宇和島が有名。四角くて薄い揚げかまぼこ。ジャコの皮も骨も入っているので色が黒っぽいが、濃厚な味わい。

中国・四国地方の練り物【簀巻(すまき)かまぼこ】

麦わらで巻いて蒸して作る。表面が波型になる。

3. 食べ方別の練り物の選び方

切ってそのまま食べたり、煮込んで食べたりと、練り物は種類によってさまざまな食し方ができる。では、その方法によってどんな練り物を選べばよいのだろうか。食べ方別に見てみよう。

サラダに合う練り物

カニかまは彩りもきれいなので、サラダ向き。細く切って、キャベツやキュウリに混ぜたり、トッピングしたりしてもよいだろう。ちくわやはんぺんも細長く切って利用できる。

おでんに合う練り物

おでんにさつま揚げは欠かせない。卵が入った「ばくだん」やごぼう天、玉ねぎが入った野菜揚げなど、どれを入れてもおでんが断然旨くなる。また、焼きちくわ、つみれ、はんぺん、じゃこ天も旨い。

鍋に合う練り物

断然つみれをすすめる。濃厚な魚の旨味があるので、鍋に最適だ。

そのまま食べるのに適した練り物

切ってそのまま食べるなら、かまぼこ類だ。ソバ屋のメニューでよく見かける「板わさ」は、かまぼこを切って刺身のようにワサビ醤油で食すもの。また、だて巻きやちくわもそのまま皿に盛るだけでおかずになる。

揚げるのに適した練り物

さつま揚げを軽くあぶってショウガ醤油で食べると、酒がすすむつまみになる。

お弁当に合う練り物

お弁当の定番はちくわ。穴の中に細く切ったキュウリやチーズを詰めて3cmほどの長さに切ると、断面から緑や黄色が見えてきれいだ。

4. 練り物の美味しい食べ方

ちくわは加熱しないでそのまま食べられるので、サラダや和え物に気軽に使うことができる。見た目は白くてあっさりしているが、魚をすり身にして焼いたものなので、動物性のタンパク質が豊富に含まれている。いつものメニューにちくわをプラスすれば、タンパク質を効率よく摂取することもできる。

サラダとちくわのアレンジレシピ

たとえば、色とりどりの野菜を1度に食べられるサラダにちくわをプラスしてみよう。材料は、茹でたもやしを中心に、キュウリと人参の千切り、カイワレ大根を用意する。ここに、細切りにしたちくわを加え、中華風のドレッシングと胡麻油で和え、すりゴマをドバッと加えれば完成。大葉の千切りか茹でた小松菜を加えると、色合いもきれいになる。水分が出やすいので、盛り付けるときは高い山型にすると、おいしそうに見える。

このように、いつものメニューのちくわをプラスすると「今日はちょっとタンパク質が不足気味かも」という時にも便利だ。ぜひ、挑戦して欲しい。

結論

練り物には濃厚な魚の旨味が詰まっているので、おでんや煮物のように一緒に煮込む具材にその味が染みわたる。すると、鍋の中全体で味がまとまり、どれを食べても美味しくなる。一方、練り物にはかまぼこのように、熱を加えずそのままで一品料理になる側面もある。種類が豊富で応用範囲が広い練り物は、日本の食文化の豊かさの表れともいえるかもしれない。

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