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カニかまって何でできている?その歴史と豆知識を大公開

カニかまって何でできている?その歴史と豆知識を大公開

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2020年5月22日

皆さんは、カニかまを食べる機会があるだろうか?スーパーのみならず、コンビニにも並ぶ、日本ではかなりメジャーな食材だ。実はそんなカニかまの誕生には、ちょっとした失敗がある。今回は、老若男女みんなに愛されるカニかまの歴史と豆知識をお届けしていこう。

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1. カニかまの歴史

世界初のかに風味かまぼこ、通称「カニかま」が発売されたのは、1972年(昭和47年)。練り物のなかでもカニかまは比較的、新しい部類だ。値段が高くて、なかなか手が出ないカニを模したかまぼこは、庶民に瞬く間に浸透。戦後の食品開発の中でも群を抜く、爆発的な大ヒット商品といわれている。

カニかま誕生秘話

カニカマの誕生には、ある失敗が関わっている。開発当時、日本はクラゲの輸入がストップしており、水産加工会社は人工クラゲの開発を続けていた。開発が思うようにいかず、失敗が続くなか、ふとその人工クラゲの試作品を食したところ、カニの食感に似ていることに気がつき、人工カニ肉の開発へとシフトしたのだという。

進化を続けるカニかま

現在は、カニかまの種類も豊富。手軽なスティックタイプから、まるで本物のカニの足を思わせるリッチタイプまで、幅広くラインナップ。各社、工夫を凝らした商品を展開している。カニかまは色味が美しく、味わいにもコクがあるため、家庭でのアレンジ料理も日々進化している。

2. カニかまの原材料

カニかまは、カニ風味かまぼこの略語。すなわちかまぼこである。メインの材料は、スケソウダラをはじめとする魚のすり身。あとは、ブランドによってさまざまな趣向が凝らされている。カニのエキスが入っているものも多く、実際に少量のカニ肉が入っている場合もある。色味は、カニに似せるため、赤と白が混じり合っているものがほとんど。

カニかまの種類

カニかまには、大きく分けて3つの種類がある。まずは、カニ肉を模して、かまぼこを繊維状に仕上げたもの。こちらは、カニの足肉のような形で、見た目もまるでカニのよう。つぎに、この繊維状のかまぼこをすり身でつなぎ合わせたもの。最後は、シート状に仕立てたかまぼこを製麺機で繊維状に裁断し、これを棒状に束ねたもの。

蒸しor焼き

カニかまは、ほかのかまぼこ同様、蒸す、または焼いて火を通して作られる。塩や調味料を加えて、撹拌したすり身を練り上げ、成形し、加熱。上記の3種類で作り方に差はあるものの、これが基本の作り方である。

3. カニかま豆知識

健康志向

カニかまの印象的な赤と白。赤い部分は、近頃、トマトなどからの天然色素が使われていることも多い。また、アレルギー対策として卵を使用していないブランドもあり、時代とともに変化してきたことが伺える。そのほか、ビタミンやカルシウムが豊富なもの、ズワイガニやタラバガニなど、カニの種類に模したものなど、さまざまなバリエーションが登場している。

海外でも人気

実は近頃、カニかまは海外でも人気を集めているらしい。というのも、かまぼこは骨がなく、魚特有の臭みもないため、魚が苦手な人にも食べやすいから。また、これは日本で広まった要因の1つでもあるが、そのまますぐに食べられる利便性がウケているらしい。海外では、「スリミ」と呼ばれており、ヨーロッパやアジアなどで人気が高い。

結論

人工クラゲ開発の失敗から生まれたカニかまは、今や日本のみならず、海外でもメジャーな存在へと進化を遂げた。加熱の必要がなく、そのまますぐに食べられる便利さは、忙しい毎日には嬉しいもの。家族や同僚とカニかまを食べる機会が訪れたら、誕生秘話や豆知識を披露してみては?

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