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似て非なるもの!?叉焼と焼豚の違いをリサーチ

似て非なるもの!?叉焼と焼豚の違いをリサーチ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年2月27日

ラーメンでもおなじみの叉焼と焼豚と煮豚、みなさんは正確にその違いを答えることができるだろうか?実はこの3つ、かなり複雑な関係。同じようで違う、叉焼と焼豚と煮豚をオリひと的に解説していこう。

  

1. 叉焼と焼豚と煮豚

叉焼とは

叉焼は、チャーシューと読む。中国語で叉焼肉という料理のこと。これはそもそも串焼き肉を意味する言葉で、豚のバラ肉やもも肉にタレをつけて、専用の炉で焼き上げたものを指す。広東や香港では、赤いチャーシューが名物であるが、これは紅麹を使った紅糟という調味料をタレに使うことで、赤く仕上げている。ただ、現在は食紅が使われることも多いそうだ。水飴や蜜を最後にかけて、表面をツヤツヤ&パリッとさせるのもこのタイプの特徴である。

焼豚とは

焼豚は、チャーシューまたはやきぶたと読む。チャーシューと漢字で変換すると叉焼と焼豚、どちらも出てくる。焼豚は、字から想像すると焼いて作る豚肉料理と思われるが、日本では、煮込んで作るタイプ、いわゆる煮豚のことを指すことが多い。上記のような中国式の叉焼を焼豚と呼ぶこともあるが、かなり稀なケース。

叉焼と焼豚と煮豚

これまでの説明からも3つの境界線はかなり曖昧であることがおわかりいただけるだろう。どれも豚肉の塊肉に味をつけて、加熱調理したものであるという点は共通している。オリひと的な解釈は、叉焼は中国式のもので焼いて作られるもの。焼豚は叉焼をベースに日本で作りやすく改良したもの。一度焼きつけてから、煮込んで作られるのが一般的だが、中にはタレをなじませ、オーブンで焼き上げる本格的なレシピもある。煮豚は、家庭でよく作られているもの。煮て作るので、失敗が少なく手軽である。焼豚と同意義でも用いられる。

2. 違いをリサーチ

焼くか煮るか

焼豚と煮豚は、ほぼ同意義で使われるということがわかった。対して叉焼は、前者のふたつとは少し仕上がりが違った面持ちだ。最大の違いは、煮て作られるか、焼いて作られるかにあるのではないだろうか?中国式の叉焼は、専用の炉で焼かれるのが定番だ。無論、家庭に専用の炉などないので、日本の家庭で一般的に作られているものは、焼豚か煮豚になるといえるだろう。

上手な使い分け

混乱を招いている原因は、叉焼と焼豚の読み方が同じであるという点にある。オリひと的には、中国式の炉で焼かれたものを叉焼、それ以外を焼豚と表記するのが正しいという結論に。チャーシューとカタカナで表記すれば、どちらの可能性も存在するということだ。

味の違い

実際、食べてみるとわかることであるが、味わいはかなり異なる。中国式の叉焼というのは甘み、そして奥深い香辛料の味わいが強い。それに対して、焼豚は日本らしい味わいというか、くせのない味わいのものが多く、材料をみてもわかる。醤油、酒、砂糖など、甘辛味が基本だ。

3. 煮豚の作り方

材料の選び方

叉焼は家庭ではなかなか作ることができないので、トライするのなら煮豚がおすすめ。材料は、豚の塊肉を使用。旨味とコクのバランスがいい、肩ロースがおすすめだ。カロリーが気になる人や脂身が苦手という人は、ももやロースなどでもいい。大きさは500〜600gが作りやすい。買ってきたら、タコ糸で結ぶと煮崩れしにくく、ラーメン屋で見るような丸い形に仕上げることができる。ただ、縛らずとも作ることは可能である。

作り方は?

まずは、フライパンで肉全体を焼き付ける。これは美味しさを逃げさない目的もある。全体に焼き色がついたら、大きめの鍋に入れ、酒1カップときび砂糖大さじ4、ひたひたぐらいの水、皮付きのスライス生姜、ネギの青い部分を入れて、火にかける。沸いたらふたをずらして弱火で20分ほど茹でる。次に醤油を1/4カップ入れて、さらに20〜30分煮込んでいく。

結論

中国式の本格的な叉焼はなかなか家では食べることのできない代物。焼豚や煮豚は、日本版の叉焼というイメージだ。焼豚や煮豚は、家でも作ることができるが、本格的な叉焼は、一度中華街などで食してみるのもいいかもしれない。

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  • 公開日:

    2018年12月 1日

  • 更新日:

    2020年2月27日

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