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マカロニサラダが定食屋の味にランクアップ!必須の調味料とレシピ紹介

マカロニサラダが定食屋の味にランクアップ!必須の調味料とレシピ紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年2月25日

マカロニサラダは年代を問わず幅広く人気の惣菜のひとつだ。なかでも定食屋や惣菜店のマカロニサラダは、家で作るのとはひと味違う旨さがある。どこかノスタルジックなあの味の影には意外な調味料の存在があるのをご存知だろうか?今回は、ご家庭でも簡単に真似できるマカロニサラダのランクアップ術を紹介しよう。

  

1. 基本のマカロニサラダの作り方

まずは基本となるマカロニサラダの作り方からおさらいしておこう。

材料

具材はマカロニと玉ねぎ、きゅうりとハム、そして卵だ。そのほかマヨネーズ、牛乳、オリーブオイル、酢、塩胡椒を用意しよう。

作り方

具材を細かくカットし、マカロニをゆでたら、その熱湯でゆで卵(固め)を作っておく。ゆで卵の粗熱をとって粗みじん切りにしたら、ボウルにすべて入れて混ぜ合わせれば完成する。マカロニサラダの味付けはマヨネーズだけと思っている方もいるかもしれないが、実はそうではない。マヨネーズだけでは味がしっかり決まらないのだ。ボウルに具材を加えたら、マヨネーズにプラスして酢と塩胡椒で味を整えよう。

2. マカロニサラダのワンランクアップ術

ここまではごく基本のマカロニサラダだ。続いて、そのマカロニサラダをワンランクアップさせるためのポイントをお伝えしよう。具材をカットしたり、マカロニをゆでたりする工程は同じなので省かせていただく。

マカロニのゆで時間は守る

パッケージなどに記載されているマカロニのゆで時間は、アバウトではなくきっちり守ろう。とくに、ゆで時間が長くなってしまうとマカロニが持つ本来の食感が損なわれてしまうおそれがある。

マカロニはきちんと冷ます

ゆでた直後のマカロニを和えると水っぽくなってしまい、味がぼやけがちになる。またマカロニの熱でマヨネーズが分離することもある。ゆであがったマカロニはさっと水洗いをして、ザルにあげるなどしてよく水気を切るとともに、10分ほど冷ましてから和えると味がビシッと決まる。

副材料にも味付けをする

きゅうりは薄めにスライスし、塩もみをしておく。玉ねぎも、スライスしたら塩をまぶし水にさらしておくとよい。塩を加えた食材は浸透圧の関係で水分が出てくる。必ず水分を絞ってから和えることを忘れないようにしよう。このひと手間で野菜に味がつき、水っぽさもぐっと抑えることができる。

味の決め手は砂糖と酢

定食屋などで食べるマカロニサラダに近づける最大の秘訣は、砂糖と酢にある。マカロニ100gに対してマヨネーズ大さじ6杯、砂糖と酢を合わせた甘酢を大さじ1杯くらいの割合で和えるとよい。砂糖はお好みでもう少し多くしてもOKだ。きび砂糖や甜菜糖など、ナチュラルな砂糖を使うと味に「とがり」が出ない。砂糖と酢を入れるだけで驚くほど味に奥行きが生まれるのだ。また風味付け程度に、からしを入れるのもおすすめだ。

加糖ヨーグルトを使う手もある

スーパーの惣菜コーナーや惣菜店などで売っている、あのマカロニサラダにランクアップさせたいときは、砂糖と酢ではなく加糖ヨーグルト(プレーンタイプ)を使う手もある。分量はマカロニ100gに対し大さじ1杯程度でよい。なおこの場合、隠し味として辛子を小さじ1杯程度加えよう。コクと甘み、ピリッとした辛さがアクセントの絶品マカロニサラダに仕上がるはずだ。

3. マカロニサラダがランクアップするおすすめアレンジ

続いて、アレンジでマカロニサラダをランクアップさせる方法を紹介しよう。

動物性たんぱくでボリュームアップ

基本のマカロニサラダに動物性たんぱく質を加えることで、手軽にボリュームアップでき食べ応えも格段に増す。定番はハムとゆで卵だが、カニカマ・ツナ・ささみの酒蒸しなどもおすすめだ。どの具材もあまり細かくせず、食べ応えがあるように切る・割くなどしよう。

弁当に入れるなら水分を抑える

弁当に入れる場合は衛生面が気になるものだ。水分は極力抑えたいので、初めからきゅうりや玉ねぎは入れずに作るのもひとつの手だろう。野菜を使う場合はしっかりと水を切ることだ。きゅうりのタネを取り除くといった工夫も取り入れるとよい。

味を変えるならカレーがおすすめ

いつも同じ味付けでは飽きてしまうこともある。味に変化をつけたいときはカレー粉がおすすめだ。ひと振り加えるだけでスパイシーな味わいに変化する。マヨネーズ、甘酢とともにカレー粉を入れればOKだ。

4. マヨネーズとマカロニサラダの歴史

余談だが、最後にちょっとした豆知識として、マカロニサラダに欠かせないマヨネーズの歴史やマカロニサラダが普及した時期について解説しよう。

マヨネーズの歴史

マカロニサラダの味付けに欠かせない調味料の1つマヨネーズが日本で誕生したのは、1925年といわれている(※1)。舶来品が多く流入してきた当時は、まさに洋食ブームの時代であった。同時に、今までになかった「サラダ」という概念が少しずつ一般に浸透した時代でもある。戦時中は一時生産が中止されたが、戦後になると家庭の定番調味料として広がりを見せた。

マカロニサラダの普及

マカロニサラダは、マヨネーズが普及し始めた戦後に一般家庭の食卓に登場するようになったという。マカロニをゆで、きゅうりや玉ねぎ、ハムやゆで卵などを合わせてマヨネーズで調味したシンプルなサラダだ。簡単に作ることができるうえ、子どもから大人までみんなが好きな味ということもあり、瞬く間に家庭料理の定番としての地位を確立した。

結論

マカロニサラダは、基本の調味料に砂糖と酢を加えるだけで、定食屋や惣菜店のようなプロの味にランクアップする。ぜひ本稿で紹介したランクアップテクニックを試してみてほしい。もちろん下処理などそのほかの工程も丁寧に行うことを忘れないようにしよう。

(参考文献)

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  • 公開日:

    2019年2月 8日

  • 更新日:

    2021年2月25日

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