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出汁の原料としても注目されているトビウオ!旬の時期や栄養素は

投稿者:ライター 福原香奈(ふくはらかな)

監修者:管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

2019年6月15日

海中生物でありながら、鳥のように海上を滑空する不思議な魚「トビウオ」。日本近海でもたくさん見かけるトビウオは、家庭料理にも多く使われる。そんなトビウオだが、どの時期が旬なのか、どのような栄養があるのかなどを知らない人も多い。そこで今回は、トビウオの特徴について紹介しよう。

1. 種類豊富なトビウオの旬はいつ?

トビウオは、春から夏にかけて北に上り産卵する魚だ。ハマトビウオ(浜飛魚)、ツクシトビウオ(筑紫飛魚)、アカトビウオ(赤飛魚)、ホソトビウオ(細飛魚)など、日本近海でも20~30種ほどいる。そんなトビウオの旬の時期は、種類によって異なるのをご存知だろうか。たとえば、ハマトビウオは春が旬。「春トビ」とも呼ばれ親しまれている。一方、ツクシトビウオやアカトビウオ、ホソトビウオは夏が旬。関東エリアでは「夏トビ」と呼ばれ、この時期には手ごろな価格で市場に出回るのだ。ちなみに、宮崎県の都井岬では、夏になると毎年「とび魚すくい」というイベントが開催される。トビウオを網ですくう貴重な体験ができるので、家族や仲間と参加してみるといいかもしれない。

2. トビウオの特徴は胸ヒレと尾ビレ!

ダツ目トビウオ科に分類されるトビウオ。サヨリやサンマなどがその仲間である。ほとんどの魚の場合、水圧や水流などの変化を感じ取る「側線」が身体の横上部にあるが、トビウオは腹部にあるのが特徴だ。また、胸ヒレは赤紫色を帯びており、所々に黒点がある。トビウオはこの胸ヒレを大きく広げて、海上を滑空するのだ。さらに、トビウオは尾ビレにも特徴がある。実はトビウオの尾ビレは上下対称ではなく、下側のほうが大きい。これは、トビウオが海面を強く叩いて飛ぶために進化したものだ。トビウオの1回の平均飛距離は80mほどで、最大400mも飛ぶことがある。トビウオはほかの魚にはない特徴があるからこそ、海上を鳥のように飛べるのであろう。

3. トビウオの主な産地はどこ?

トビウオは水温19~25℃程度の暖海域に生息し、海の表層を回遊する。日本では伊豆七島から沖縄あたりまで分布しており、山陰、四国、九州エリアで漁獲量が多い。そんなトビウオは、黒潮に乗って現れ春から夏にかけて北上する。日本海付近では夏を中心に水揚げされ、太平洋付近では年間を通じて水揚げされるのだ。トビウオの主な産地としては、沖縄県、鹿児島県、長崎県、高知県、島根県、千葉県など。トビウオは種類によって産地が異なり、旬の時期も違う。旬のトビウオを手に入れたい場合は、産地をチェックして購入しよう。

4. トビウオは栄養の宝庫!

山陰や九州エリアなどでは、「アゴ」と呼ばれるトビウオ。淡泊な白身で、青魚特有の生臭さも感じにくい。ここでは、トビウオに含まれる栄養を紹介しよう。

・タンパク質

人間の内臓や筋肉、血液など身体の主要部分を構成するタンパク質。トビウオは高タンパク質なので、ヘルシーフードとしても人気が高い。

・ミネラル

血圧の調整や骨や歯を丈夫するサポートをする役割があるミネラル。日本人の食生活で不足しがちな栄養素なので、積極的に摂るとよい。

・ビタミン群

トビウオはビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、などを多く含む魚。有害な活性酸素を除去する効果や、皮膚を健康な状態に保つ働き、ヘモグロビンの合成をサポートする効果が期待できるといわれている。

・ナイアシン

皮膚や粘膜を保護する役割があるナイアシン。二日酔いを予防する効果も期待できる栄養素だ。

結論

出汁の原料としても注目されているトビウオ。淡白な味わいのトビウオは、刺身、塩焼き、唐揚げなど、どの調理法でも美味しく堪能できる。また、旬のトビウオは栄養もたっぷりと含まれており身体にもよい。ヘルシーな魚なので、家庭でも積極的に食べよう。
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