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【管理栄養士監修】豚バラ肉のカロリーを解説!カロリーオフの方法も!

【管理栄養士監修】豚バラ肉のカロリーを解説!カロリーオフの方法も!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年5月26日

脂身が濃厚で旨味たっぷりの「豚バラ肉」。値段も比較的リーズナブルなので、家庭でも普段から使いやすい。ただし、脂身が多いためカロリーは気になるところだろう。そこで今回は、文部科学省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」などを参考に(※1)、豚バラ肉のカロリーについて詳しく解説する。また、豚バラ肉をカロリーオフする方法なども確認しておこう。

  

1. 豚バラ肉のカロリーと糖質量

「日本食品標準成分表」には、「大型種肉」と「中型種肉」などの豚バラ肉(脂身つき)の栄養価が収録されている。また、それぞれの100gあたりのカロリーと糖質量は以下のようになっている。なお、糖質量は記載されていないため、ここでは「炭水化物-食物繊維」で計算している。

豚バラ肉100gあたりのカロリー

  • 大型種肉:366kcal
  • 中型種肉:398kcal

豚バラ肉100gあたりの糖質量

  • 大型種肉:0.1g(炭水化物0.1g-食物繊維0g)
  • 中型種肉:0g(炭水化物0g-食物繊維0g)

2. 豚バラ肉の重さ別のカロリー比較

前述の豚バラ肉のカロリーは100gあたりのものであるが、市販の豚バラ肉は必ずしも100gで売られていない。そこで薄切り豚バラ肉やブロック豚バラ肉など、形状・重さ別のカロリーをまとめておく。なお、豚バラ肉1gは約3.66kcalなので、「豚バラ肉の重さ×3.66kcal」でカロリーの算出が可能だ。

豚バラ肉の重さ別のカロリー

  • 薄切り1枚(20g):73kcal
  • ブロック肉(500g):1830kcal

3. 豚バラ肉の調理方法別のカロリー比較

「日本食品標準成分表」には、生の豚バラ肉だけでなく焼いた豚バラ肉やバラ肉のベーコンなどの栄養価も収録されている。そこで調理した豚バラ肉100gあたりのカロリーも確認しておこう。

調理方法別の豚バラ肉100gのカロリー

  • 豚バラ肉(焼き):444kcal
  • ばらベーコン:400kcal
  • (参考)豚バラ肉(生):366kcal

4. 豚バラ肉と他の部位のカロリー比較

「日本食品標準成分表」には豚バラ肉以外にも、さまざまな部位の豚肉の栄養価が収録されている。そこで主な豚バラ肉のカロリーと、主な豚肉の部位のカロリーを比較しておこう。なお、以下の数値はすべて100gあたりのカロリーである。

豚肉の部位100gごとのカロリー

  • 豚バラ肉(脂身つき):366kcal
  • 肩(脂身つき):201kcal
  • 肩ロース(脂身つき):237kcal
  • ロース(脂身つき):248kcal
  • もも(脂身つき):171kcal
  • そともも(脂身つき):221kcal

5. 豚バラ肉をカロリーオフするポイント

前述のとおり、豚バラ肉は豚肉の部位の中でも特にカロリーが高い。そんな豚バラ肉をヘルシーに食べるなら、下茹でするのがおすすめ。下茹ですることで豚バラ肉の脂質を取り除けるため、カロリーオフをすることが可能である。実際、牛肉の場合ではあるが、茹でることでカロリーが20%程度オフしている(※2)。なお、下茹でしすぎると、豚肉のうま味や栄養素が流出してしまうので注意しよう。

結論

豚バラ肉のカロリーは、100gあたり366kcal程度となっている。これは一般的に売られている豚肉の中では、かなり高カロリーである。うま味や甘みが強くて美味しい部位ではあるが、食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまう可能性があるので注意しよう。また、豚バラ肉をカロリーオフしたい場合には、下茹でしたりして脂肪を取り除くようにしよう。
【参考文献】
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  • 公開日:

    2019年8月 2日

  • 更新日:

    2021年5月26日

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