1. 豚バラブロック肉とは?
豚バラブロック肉とは、ブロックタイプのバラ肉のこと。豚のお腹部分に位置する食肉で、赤身と脂肪が交互に重なっているという特徴から「三枚肉」と呼ばれることもある。市販の豚バラ肉には、ひき肉、薄切り肉、厚切り肉などがあるが、これらに加工される塊の状態を「ブロック肉」という。数百g程度から数kgまで、大小さまざまサイズの豚バラブロック肉が売られている。
2. 豚バラ肉の基本的な栄養価
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」には(※1)、生や焼いた豚バラ肉の栄養価が収録されている。以下に基本となる「豚ばら(脂身つき/生)」の100gあたりの栄養価をまとめておく。
豚バラ肉の100gあたりの栄養価
・エネルギー:366kcal
・たんぱく質:14.4g
・脂質:35.4g
・炭水化物:0.1g
・ビタミン
・ビタミンA(レチノール):11μg
・ビタミンD:0.5μg
・ビタミンE:0.5mg
・ビタミンK:6μg
・ビタミンB:10.51mg
・ビタミンB:20.13mg
・ナイアシン:4.7mg
・ビタミンB6:0.22mg
・ビタミンB12:0.5μg
・葉酸:2μg
・パントテン酸:0.64mg
・ビオチン:3.7μg
・ビタミンC:1mg
・ミネラル
・ナトリウム:50mg
・カリウム:240mg
・カルシウム:3mg
・マグネシウム:15mg
・リン:130mg
・鉄:0.6mg
・亜鉛:1.8mg
・銅:0.04mg
・マンガン:0.01mg
・ヨウ素:0μg
・セレン:13μg
・クロム:0μg
・モリブデン:Tr
・食物繊維:0g
・たんぱく質:14.4g
・脂質:35.4g
・炭水化物:0.1g
・ビタミン
・ビタミンA(レチノール):11μg
・ビタミンD:0.5μg
・ビタミンE:0.5mg
・ビタミンK:6μg
・ビタミンB:10.51mg
・ビタミンB:20.13mg
・ナイアシン:4.7mg
・ビタミンB6:0.22mg
・ビタミンB12:0.5μg
・葉酸:2μg
・パントテン酸:0.64mg
・ビオチン:3.7μg
・ビタミンC:1mg
・ミネラル
・ナトリウム:50mg
・カリウム:240mg
・カルシウム:3mg
・マグネシウム:15mg
・リン:130mg
・鉄:0.6mg
・亜鉛:1.8mg
・銅:0.04mg
・マンガン:0.01mg
・ヨウ素:0μg
・セレン:13μg
・クロム:0μg
・モリブデン:Tr
・食物繊維:0g
3. 美味しい豚バラブロックの選び方
豚バラブロックを購入するときは、できる限り新鮮なものを選ぶのがおすすめだ。以下に、鮮度が良い豚バラブロックの特徴をまとめておくので参考にしてみよう。
豚バラブロック肉を選ぶポイント
・赤身部分が薄いピンク色をしているもの
・脂身部分が鮮明で黄ばんでいないもの
・赤身と脂身のバランスが良いもの
・表面がみずみずしく光沢があるもの
・ドリップ(肉汁)が出ていないもの
・脂身部分が鮮明で黄ばんでいないもの
・赤身と脂身のバランスが良いもの
・表面がみずみずしく光沢があるもの
・ドリップ(肉汁)が出ていないもの
4. 豚バラブロックを使ったおすすめ料理
豚バラブロックは角煮やチャーシューをはじめ、煮物やシチューの具材などに使うことができる。また、スライスすれば炒め物、豚汁、しゃぶしゃぶなどの料理に使うことも可能だ。ここではそんな豚バラブロックを使った美味しい料理をいくつか紹介する。
その1.豚の角煮
豚バラブロック肉を使った定番料理のひとつが「豚の角煮」である。作り方はいろいろあるが、表面をこんがりと焼いてから、適当な厚みにカットする。それから水・料理酒・醤油・砂糖・みりん・しょうがなどと一緒に煮詰めれば、ホロホロと柔らかくて美味しい豚の角煮の出来上がりだ。
その2.チャーシュー
豚バラブロック肉を使い「チャーシュー」を作るのも良い。フライパンで表面をこんがりと焼いてから、鍋にお湯を沸かしネギ(青い部分)・ニンニク・しょうがと一緒に煮る。それから酒・みりん・砂糖・醤油と一緒に煮て、冷めるまで放置したら完成だ。ラーメンなどのトッピングにも合う。
その3.ルーローハン
豚バラブロック肉を使って台湾飯の「ルーローハン(魯肉飯)」を作るのもおすすめだ。豚バラブロックを1cm角に切り、それをフライパンで炒める。それからニンニク・しょうが・八角を加えて炒めたら、水・醤油・砂糖・酒・酢などを加えて煮る。さらにオイスターソースと五香粉を加えて煮込んだら完成だ。白飯を盛り付けたどんぶりに豚バラ肉や茹で卵、高菜漬けを乗せて食べてみよう。
5. 豚バラブロック肉のおすすめ保存方法
豚バラブロック肉を長期保存したいなら、冷凍保存するのがおすすめだ。まずは使いやすい大きさにカットして、キッチンペーパーで表面の水分を拭き取っておく。それから食品用ラップをぴったりとして、冷凍用保存袋に入れてから冷凍庫で保管すればOKだ。1か月程度は保存することができる。
結論
豚バラブロック肉は、スライスされていない塊状態の豚バラ肉のことである。そんな豚バラブロック肉は豚の角煮、チャーシュー、煮物、シチューなどさまざまな料理に使うことが可能だ。冷凍保存すれば1か月程度は食べられるので、スーパーの特売日などに購入しておくと良いだろう。
(参考文献)
- ※:農林水産省「牛、豚、鶏の部位を徹底解説!お肉丸わかり図鑑」
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2009/spe1_02.html - ※1:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://fooddb.mext.go.jp/
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