エビドリアのカロリーはどのくらい？栄養素や脂質量も解説！

数多くのレストランのメニューにもあるエビドリア。子どもから大人まで、幅広い世代に愛されている洋食メニューのひとつである。

そんなエビドリアだが、カロリーがどのくらいあるかご存知だろうか。使う食材や量によってカロリーは異なってくるが、複数の大手レストランが表示しているエビドリアのカロリーを参照してみると、
1人前で約550～750kcalと幅広いことが分かる。

ただし、1人前で約550～750kcalという数値は、外食時の一例のエビドリアのカロリーの場合なので、調理段階で工夫をすれば低カロリーなエビドリアを作ることは可能だ。カロリーオフのエビドリアを作る方法についても後述するので、ぜひ参考にしてほしい。

エビドリアは高カロリーな食べ物ではあるが、さまざまな栄養素が含まれているというメリットもある。それでは、エビドリアに含まれている栄養素について、具材別に紹介していこう。

エビの主成分はたんぱく質である。たんぱく源としては肉などに比べ低脂肪なので、脂質を気にしている人にもおすすめできる食材といえるだろう。そのほかにも、ビタミンE、カルシウムといった栄養素がエビには多く含まれている。

ホワイトソースには牛乳が多く使われているため、牛乳の主要な栄養素であるたんぱく質やカルシウムが豊富に含まれている。牛乳に含まれるたんぱく質の多くはカゼインで、カルシウムの吸収を助けるはたらきがある。

多くの人がご存知の通り、米にはエネルギーのもととなるでんぷん(炭水化物)が豊富に含まれている。それだけでなく、たんぱく質、ビタミンB1、ビタミンEといった栄養素も含まれているため、栄養価の高い食材といえるだろう。

チーズはたんぱく質が豊富な食材である。ほかにも、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなども含まれている。

エビドリアの脂質量はカロリーと同様、使用する材料や量によって変わってくるが、標準的なもので1食あたり約30～60gの脂質が含まれている。エビドリアには、牛乳やチーズ、バターといった脂質の多い食材が多く使用されている。そのため、どうしても脂質量が高くなりやすい。

ただし、低脂肪の牛乳やチーズ、バターを使う場合はもっと低い脂質量になることもある。女性向けメニューを多く用意しているレストランのエビドリアは、脂質量が低いこともある。

反対にがっつりと食べたい人向けに作られたエビドリアには、鶏肉やベーコンといった脂質の多い食材が使われていることもあるため、1食あたりの脂質が30～60gを超えることも珍しくない。外食する際、具体的な脂質量を知りたい場合は、レストランのメニューやホームページでチェックしてみるのもよいだろう。

エビドリアをカロリーオフして食べたいのであれば、自宅で作って食べることをおすすめする。外食ではなく自作のエビドリアであれば、調理の段階で低脂肪の牛乳やチーズ、バターを使うことができ、簡単にカロリーオフができるからだ。低脂肪の牛乳やチーズ、バターは、スーパーなどでもよく取り扱っているので、すぐに入手することができる。

また、米に含まれているカロリーが気になる場合は、米の量を少なくしたり、普通の白米の代わりにこんにゃく米を利用したりしてもよい。

ちなみに、エビ自体はカロリーが低いため、カロリーオフしたいのであれば、ホワイトソースの材料である牛乳やチーズ、バター、もしくは米のカロリーを減らす方向で工夫するとよいだろう。

レストランなどで提供しているエビドリアは高カロリーな傾向にある。しかし、自宅でエビドリアを作る場合は、カロリーオフすることも簡単にできるので「カロリーが気になるが、エビドリアが食べたい」という場合は、ぜひ本記事で紹介したカロリーオフの方法を参考にしてみてほしい。