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【穴子とうなぎ】の違いとは?見た目はそっくりだけど違う!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2020年1月13日

ぬるぬるとした表皮に覆われていて、長い身体を持つ魚であるアナゴとウナギ。どちらも人気の魚であり、ウナギにおいては高価な価格で取引されることでも知られている。素人目には似たような魚であるが、アナゴとウナギはどこが違うのだろうか?その秘密を探っていこう。

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1. アナゴとウナギの特徴

アナゴとは

アナゴはウナギ目アナゴ科黒アナゴ属に分類される。おもに食べられているのはマアナゴという種類。雌の方が大きく体長は90cmほどにもなる。雄はその半分以下の40cmほど。背側は茶褐色で腹は銀色、側面に白い斑点が並んでいるのが特徴的。アナゴは夜行性で、昼間は基本的に砂泥池の穴などに潜り込んでおり、夜にならないと動かない。全国各地の特に内湾で漁獲されている。旬は夏で、春にはアナゴの稚魚であるノレソレが漁獲される。

ウナギとは

ウナギはウナギ目ウナギ科ウナギ属に分類される。淡水に生息していると思われているが、産卵と孵化を海で行う降河回遊魚である。世界には18種類のウナギが生息しているとされ、日本にはニホンウナギとオオウナギが生息している。体長は60cmほどだが、大きいものになると1mを超えるものもいるらしい。環境によって性転換を行うので、雄雌の見分けはかなり難しい。見た目は背側が黒く、腹は白い。ウナギの旬は冬眠時期をのぞく5月から12月頃であるが、天然物は非常に稀である。

2. アナゴとウナギの違い

性質の違い

アナゴは海水魚であるのに対し、ウナギはほとんどの時期を川や湖など淡水の場所で過ごし、産卵や孵化のときだけ海で過ごす降河回遊魚である。見た目の違いでいうと、アナゴには茶褐色で白い斑点があるのに対し、ウナギは黒く斑点がない。また顔を見てみると、アナゴは口を閉じると上顎が下顎にかぶさり、ウナギはその逆になる。

栄養価の違い

ウナギは土用の丑の日という習慣もあるように、夏バテ防止や滋養強壮の目的で古くから食べられてきた。これはウナギが多くの栄養素を含んでいるから。特にビタミンAをはじめとするビタミン類が豊富に含まれている。もちろんアナゴにも含まれてはいるもののここまで特記するほどではない。ウナギが特別、栄養価が高いといえるだろう。またウナギに含まれている脂質はアナゴよりも多く、カロリーが高い。味わいもウナギの方がアナゴよりはるかにこってりしている。

3. アナゴとウナギの食べ方

アナゴは関東と関西で食べ方が違う

アナゴもウナギも地域によって食べ方に違いがある。アナゴは関東では江戸前寿司のネタとして知られる存在で甘辛く煮たものが一般的。ほかにもアナゴは江戸前天ぷらのネタとしても愛されてきた。江戸時代に花咲いた寿司や天ぷらといった食文化に、アナゴは広く用いられているところも特質すべき点である。ちなみに関西ではアナゴは焼いて食べるのが一般的。白焼きや蒲焼きにして食べることが多いそうだ。

ウナギも関東と関西で食べ方が違う

ウナギは関東風というと背開きにして焼いてから蒸したものを指す。対して関西風というと腹開きにして焼いたものである。背開きと腹開きの違いは、一説には江戸には武士が多かったためといわれている。武士にとって腹を切る=切腹になるので、縁起が悪いとされ、背開きになったようだ。

結論

アナゴとウナギ、見た目は似ているものの生息地、栄養、味わいと異なっていることがお判りいただけただろうか?だがどちらも日本では古くから愛されてきた魚であるところは共通している。ウナギの漁獲量は年々減少しているおり、代替え品のひとつとしてアナゴの名前も挙がっているが、それぞれ違う魚として美味しくいただくのが正解だ。
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