このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
酒の肴が関東では「おつまみ」、関西では「アテ」と言われる理由。

酒の肴が関東では「おつまみ」、関西では「アテ」と言われる理由。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年2月25日

関東と関西では言葉の違いが多々あるが、実は酒の肴の「おつまみ」の呼び名も違う。おつまみと聞いて違和感がある人は、ひょっとして西日本に住んでいるのではないだろうか?ここでは関東と関西のおつまみの呼び名の違いと、各地の人気おつまみを紹介する。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 関東では「おつまみ」

酒の肴は地方によって呼び名が違う。酒の肴をおつまみと呼ぶのは主に関東で、語源は「つまみもの」からきており、酒を美味しく飲むための食品を意味する。

おつまみと聞けば、きっと多くの人はあたりめなどの乾物、スナック菓子やチーズ、サラミなどを連想すると思う。実際におつまみ=つまみものなので、手でとって食べられるものがその対象だ。

一方、刺身やお新香、焼き魚など箸を使う食品は一般的におつまみとは表現せず、肴と呼ばれることが多い。ただ、これらもまとめておつまみと呼んでいる人もいるだろう。

ちなみに海や川で泳ぐ「魚(さかな)」は酒の肴(さかな)が語源であると言われる。その昔、酒の肴でお魚を食べることが多かったことから、魚を「さかな」と呼ぶようになったそうだ。

2. 関西では「アテ」

おつまみ は関西ではアテと呼ばれる。アテの語源は「あてがう」で、酒の肴をあてがうことからそう呼ばれるようになったと言われている。またアテはもともと大阪の芝居関係者の食事のおかずを意味する隠語で、酒の肴もそう呼ぶようになったという説もある。

関西では古くからおつまみをアテと呼んでおり、「大坂繁花風土記」(1814年)の中には「酒の肴を、あて」という言葉が記され、現在の日本国語辞典にも引用されている。

そのほかの地域を見ても、特に変わった呼び名はないようだ。全国的に見てもおつまみ、アテ、のいずれかが使われている。言葉はこの2つだが、おつまみのメニューは実に多種多様だ。

次はそれぞれの地域で人気のおつまみについて紹介する。

3. 日本各地のご当地人気おつまみ

全国各地の名産品のおつまみを紹介する。

■鮭とば(北海道)

北海道産の人気のおつまみには、秋鮭をスライスして塩で処理し乾燥させた「鮭とば」がある。冬の寒風にさらして熟成させた鮭は旨みもコクもあり、釧路名物として名高く、北海道に行ったらぜひ食べてみたい一品だ。

■落花生(千葉)

関東の名産品と言えば千葉の落花生。お酒のおつまみには欠かせない一品だ。特に千葉産の半立種は甘味が強くコクもあり、輸入品とは一線を画す味わいだ。

■このわた(愛知)

このわたは、越前雲丹、からすみと並んで、徳川将軍家に献上された江戸時代の三大珍味の1つ。愛知県の三河の名産品で、なまこの腸を塩辛にしたものだ。日本酒によく合うので、ぜひ一度食べてみてほしい。

■越前雲丹(福井)

越前雲丹は福井の名産品。越前雲丹は高級バフンウニを塩漬けにしたもので、地元で愛されている。江戸時代には将軍家に、明治時代には天皇陛下への献上記録もあり、日本が誇る高級珍味の1つだ。

■からすみ(長崎県)

からすみは長崎の珍味で、ボラの卵巣を塩づけにして、天日干しで乾燥させたもの。古くから伝わる珍味で、お酒のおつまみとしても最高の一品だ。

結論

おつまみは関東と関西では呼び名が異なる。おつまみと言うのは関東で、関西ではアテと呼ばれる。関西では古くからそう呼ばれており、19世紀の文献にも記録が残っている。おつまみの語源はつまみものからきているが、アテの語源については諸説あり本当のところは定かではない。全国的に見ても呼び名はその2つだが、おつまみの種類は豊富にあるので、全国津々浦々の珍味を楽しんで欲しい。

この記事もCheck!

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ
    >