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【マー油】と【馬油】の違いとは?同じ読み方だけどまるで別物!

【マー油】と【馬油】の違いとは?同じ読み方だけどまるで別物!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年3月11日

熊本ラーメンには欠かすことのできないマー油。対して古くから食用油としてはもちろん、傷の手当や肌荒れなどにも活用できる馬油。読み方は同じだが、両者はまるで違うものである。しっかりとその違いを知っておこう。

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1. マー油とは

マー油は漢字で書くと「麻油」などと表現される。日本では主に香味油、とくにニンニクの香りを移した油を意味することが多い。焦がしニンニク油と言い換えることもできる。中国ではごま油のことを指すこともある。

熊本ラーメンとマー油

マー油が非常にポピュラーな調味料と捉えられているのが熊本県である。豚骨をベースに鶏ガラを加えたまろやかなスープにニンニクの旨みを加えることで、パンチを効かせるのが熊本ラーメンの真骨頂。ニンニクは火を通したものが定番で、ニンニクチップと並んで、マー油が使われることが多い。ニンニクチップは、ラーメン店では卓上に置かれていることもあるほどだ。

マー油の作り方

マー油は家で作ることもできる。サラダ油やラード、ごま油を入れた中華鍋に、芯を取りスライスしたニンニクを加える。じっくりと加熱し、香りと旨みを移したら、ニンニクを取り出し、すりこぎで丁寧にすり潰そう。ニンニクがペースト状になったら、油を戻し入れて完成だ。ネギや玉ねぎなどを入れてアレンジをすることも可能だ。
手間はかかるものの、一度作れば使い道は多彩。ほんの少し加えるだけでコクがアップし、プロっぽい味わいになるので病みつきになる人も多い。ラーメンなどの麺類はもちろん、炒め物、チャーハンなど、さまざまな料理に活用することができる。また近頃では市販品も登場している。

2. 馬油とは

読んで字のごとく馬の油のことを馬油(マーユ、バーユ)と呼ぶ。そもそも日本では食用油として販売されはじめたが、現在ではスキンケアや保湿剤として使われることがほとんど。薬局で見かけたことがあるという人もいるだろう。

歴史ある馬油

馬油は非常に歴史が古い。中国最古の医学書にもその記載があると言われるほどだ。皮膚の治療などに使われていたようで、以来民間療法として長らく愛されてきた。主に馬のたてがみや腹周りの皮下脂肪を使用したもので、オレイン酸とパルミチン酸が主成分。そのほかリノール酸、リノレン酸など、多くの物質が含まれている。その脂肪酸のバランスが人のものと類似していることから、皮膚への浸透率が非常に高いとされている。
乾燥によく効くが、思ったほどのベタつき感はなく、髪、マッサージなどさまざまなところに使うことができる。また赤ちゃんからお年寄りまで使えるところも長く人気を博している理由であろう。

3. マー油と馬油の違い

マー油は食べ物、馬油は現在ではスキンケア商品として愛されているものだ。そもそもの用途が異なる。マー油はニンニクの香りを移した香味油で、ラーメンやチャーハンなど、カジュアルな中華料理に使われることが多いものである。馬油は古くから、民間療法として愛されていたスキンケア商品で、髪、肌などマルチに使うことができる。食べられないというわけではないが、食用として販売されることはあまりないのが現実である。

それぞれの使い道

マー油はラーメンやチャーハン、スープ、炒め油など、中華風のメニューとよく合う。たっぷり使うというよりは、仕上げに入れるなど、控えめに使う方が効果的。対して馬油は、保湿剤として活用するとよい。火傷の跡などに塗るのもおすすめだ。熊本や北海道など、馬が多く飼育されている場所では、よりポピュラーなアイテムとして知られている。

結論

マー油は食べ物、馬油は主にスキンケア商品として用いられる。そもそも用途が異なるものであることは、ご理解いただけただろうか?違いを知らずに、間違えて使うと恥ずかしい思いをするので、しっかりと覚えておきたいところだ。
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