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パッタイの作り方の解説!本場タイの味に仕上げるコツは?

パッタイの作り方の解説!本場タイの味に仕上げるコツは?

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

鉛筆アイコン 2020年4月29日

タイ風の焼きそばとして知られるパッタイ。食べるのが好きな人も多いが、自分で作ったことがある人は少ないだろう。タイ料理は味付けが複雑で難しいイメージがあり、手を出しにくい人も多いはずだ。そこで今回はパッタイの基本の作り方とともに、自宅で作りやすい方法などを紹介しよう。

  

1. タイの調味料と米粉の麺はパッタイに欠かせない

日本で米粉の麺といえばビーフンを思い浮かべる人が多いが、タイでは米粉の麺を大きく3種類に分けている。細くてストレートな麺をセンミー、中太で平たい麺をセンレック、太麺をセンヤイと呼ぶ。パッタイに使われている麺の多くはセンレックと呼ばれる中太麺で、汁気などをしっかり吸い取って美味しく仕上がるのが特徴。米粉の麺といってもたくさんの種類があるため、迷ったときはセンレックという麺を探してみるとよいだろう。

また、タイ料理の多くは独特の調味料を使っているのも大きなポイント。パッタイに使われているのはタマリンドと呼ばれる甘酸っぱい調味料で、日本ではなかなか手に入らない。しかし、タマリンドを使えばより本格的な味に近づくので興味がある人はぜひ探してみてほしい。

2. パッタイのもちもち食感を生み出す下処理

米粉の麺は乾麺で売られていることが多く、お湯で茹でて使う人も少なくない。しかし、パッタイ特有のもちもち食感を生み出すためには、乾麺をぬるま湯で戻すのがおすすめ。ぬるま湯で戻すことでセンレック本来のもちもち食感がしっかり出て、より美味しいパッタイに仕上げられるだろう。また、調理が始まったら手早く作るのもポイント。そのため、ほかの食材も下処理をしておく必要があるのだ。エビは殻をむいて背ワタを取り、野菜類はすべてカットしておく。

調味料は小さめのボウルなどに合わせておき、一気に加えられるようにしておくと手早く調理できるだろう。ちなみにタマリンドを使う場合は、事前にほかの調味料と合わせて煮詰めておくとよい。タマリンドはいろいろな形状で売られているが、ペースト状のものは使い勝手がよくておすすめだ。

3. 意外と簡単!パッタイの基本の作り方

フライパンに油を熱し、エビや豚肉などを炒めたらぬるま湯で戻したセンレックを加えて軽く炒める。ナンプラーやタマリンド、砂糖などの合わせ調味料を加えて混ぜ合わせてからもやしやニラなどの野菜を加えてサッと炒める。仕上げに細かく砕いたピーナッツなどをふりかけたら完成だ。

パッタイは必要な食材や調味料さえ揃えておけば、炒めるだけで簡単に作れる。コツは野菜を加えたあとはサッと仕上げること。もやしやニラなどは火を入れすぎてしまうと水が出て食感が悪くなり、味も薄まってしまうので注意しよう。また、センレックもあらかじめぬるま湯で戻してあるので炒めすぎないほうがよい。

4. パッタイ特有の酸味は梅干しで再現可能!

パッタイに欠かせないタマリンドは日本ではなかなか手に入りにくく、価格も高いので用意できない人も多いだろう。そんなときにおすすめなのが、日本でもなじみのある梅干しや酢などだ。梅干しを使う場合は甘い味付けのものを選び、合わせ調味料に使う砂糖を少し減らすとよいだろう。

酢を使う場合は砂糖を多めに加えると甘酸っぱい味わいが再現できる。合わせ調味料の配合を少し変えるだけで味わいが変化するので、自分好みのバランスを考えながら作ってみてほしい。センレックもない場合はフォーやビーフンなどのほかの米粉の麺で代用することもできる。使う麺によって食感などが異なるため、いろいろ試しながら探ってみるとよいだろう。

結論

パッタイは作り方が難しそうなイメージがあるが、実際は必要なものを揃えてしまえば簡単に作れる。また、タマリンドなど独特の調味料は日本で手に入りやすい梅干しや酢などでも代用可能だ。工夫すれば家にある材料でも本格的な味が再現できるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2020年4月29日

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