1. パートドフリュイとは?

パートドフリュイとは、簡単にいうと「フランス風のグミ」だ。砂糖菓子の代表的な存在でもあり、果汁をしっかり固めたのが魅力である。色とりどりのパートドフリュイは、土産としても最適で喜ばれるだろう。自分では購入しないが、食べたい菓子なのだ。
パートドフリュイはフランスのオーベルニュ地方が発祥の地とされ、舞台は10世紀。土地柄、りんごやアプリコットなどを収穫できたため、ドライフルーツにして食べたのが起源とされている。季節ごとに旬を迎えるフルーツが無駄にならないように生み出されたスイーツだったが、段々フランス全土に広がるように。ヨーロッパテイストらしく見ためにこだわったうえ、小さく持ち運びに便利なので好まれるようになったというのだ。いまではフランスの菓子職人がこぞって作るほどの銘菓。果物の果汁を入れて、宝石のような洗練された美しさを持つ菓子が親しまれているのだ。
イベントごとにあげるプレゼントとしてはもちろん、四季のある日本のような国では夏に清涼感を感じられるとして人気がある。100%果汁を使っている店も多く、噛むほど味がするパートドフリュイは、子どもから大人まで食べたくなるのだろう。
イベントごとにあげるプレゼントとしてはもちろん、四季のある日本のような国では夏に清涼感を感じられるとして人気がある。100%果汁を使っている店も多く、噛むほど味がするパートドフリュイは、子どもから大人まで食べたくなるのだろう。
2. 定番のパートドフリュイと時短するコツ

パートドフリュイは、オシャレな洋菓子店で購入するイメージがあるかもしれない。しかし、実は手作りすることも可能だ。こちらでは、まず初心者でも作りやすい定番の方法、そして時短のコツなどもまとめていく。
パートドフリュイの定番の作り方
パートドフリュイを作る際の準備で、忘れてはいけないのがクエン酸とペクチンだ。酸味とゼリー状態にするのがこの2つなので、必ず用意したい。
まずは使いたいフルーツピュレを鍋に入れ、泡立て器で混ぜながら加熱する。沸騰し始めたところで、グラニュー糖とペクチンを混ぜたものと水あめを入れる。温度が106℃になるまで煮詰めたら、クエン酸を溶かした水を入れ、混ぜたら用意した型に流し込む。ポイントは室温で固めることだ。マンゴーなどの固まりにくいピューレは、柔らかい仕上がりで抜きにくい。そこで、全体に流し込みひっくり返して、好みの大きさでカットするのがおすすめ。
まずは使いたいフルーツピュレを鍋に入れ、泡立て器で混ぜながら加熱する。沸騰し始めたところで、グラニュー糖とペクチンを混ぜたものと水あめを入れる。温度が106℃になるまで煮詰めたら、クエン酸を溶かした水を入れ、混ぜたら用意した型に流し込む。ポイントは室温で固めることだ。マンゴーなどの固まりにくいピューレは、柔らかい仕上がりで抜きにくい。そこで、全体に流し込みひっくり返して、好みの大きさでカットするのがおすすめ。
時短で作るならジャムで!
ピューレを購入する暇もない人は、ジャムなどを使ってもよい。ピューレの代わりにジャムを使うだけだ。ただし、中に果物が多く入っているジャムは、最初にミキサーなどで細かくしておくとよりパートドフリュイになりやすいだろう。
3. パートドフリュイの保存方法と美味しい食べ方は?

パートドフリュイはどのくらい日持ちがするのだろうか。グミだと、通常は結構日持ちするイメージがある。パートドフリュイはどうなのだろうか。
涼しい場所で保存しよう
パートドフリュイは常温で保存してOK。乾燥ジャムと呼ばれていることもあり、店や内容にもよるが、購入したもので約1ヶ月保存できる。保存の仕方だが、だいたい小袋に入っているか瓶に入っているので、市販のものはそのままでよい。涼しい場所で保存し、高温多湿は避けよう。手作りの場合は、瓶で密封するのがおすすめだ。
冷凍してみよう!
もしくは密閉容器などに入れて、冷凍をしてもよい。実はパートドフリュイは果物のピューレを使っているため、水分量が少ない。そのため冷凍庫に入れてもサクサクとシャーベット状に凍りすぎることはないのだ。歯ごたえのあるパートドフリュイを楽しみたいなら、おもいきって冷凍したい。
結論
こちらではパートドフリュイについて、基本の知識や作り方、保存方法までまとめてきた。フランスで10世紀にできた季節の果物を使ったスイーツは、見ためがジュエリーのようでいまでも愛されている。お呼ばれしてお土産に困ったら、ぜひ選びたい。
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