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フィナンシェとマドレーヌの違いを知ってる?特徴を詳しく紹介!

フィナンシェとマドレーヌの違いを知ってる?特徴を詳しく紹介!

投稿者:ライター 岡畠紘美(おかはたひろみ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2020年7月16日

バターの高い香りが魅力の焼き菓子であるフィナンシェとマドレーヌ。どちらもフランスで生まれたお菓子だ。見た目や風味が似ているが、名前以外に何が異なるのだろうか。今回はそれぞれの特徴や保存方法などをまとめてみた。

  

1. フィナンシェを食べるときは量に注意しよう

フィナンシェを作るときは、卵は卵白のみを使用することが多いため、全卵や卵黄のみを使って作るお菓子に比べると、卵自体のカロリーは低い。しかし、バターケーキの一種なので、ほかの材料は高カロリーな食材が多く、必然的にフィナンシェのカロリーや脂質は高くなる。バターではなく、植物油などを少量のみ使用してフィナンシェを作ることもできるが、やはり別の味わいである。バターをたっぷりと使うことで、いくつも食べたくなる美味しいフィナンシェとなるのだ。カロリーが気になる場合は、おやつに1、2個食べる程度にするなど、食べる量に気をつけた方がよさそうだ。
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2. フィナンシェの食感には決め手があった

フィナンシェの材料の中で、食感の決め手になるのはアマンドプードルだ。アマンドプードルは、生のアーモンドを砕いたもので、粉状になるまで粉砕したもの、粗さを少し残したものなど、さまざまな種類がある。粗めが好きな人は、生のアーモンドを細かくして自家製のアマンドプードルを作るのもよいだろう。しかし、自家製のものは固まりやすく、なるべく一度で使いきるのがおすすめだ。また、フィナンシェには卵は卵白のみが使用されており、ほどよく泡立てた卵白を使うことで口当たりが軽くなる。フィナンシェは、柑橘類のピールや果汁を加える、ココアや抹茶を混ぜるなどアレンジして作ることも可能だ。さまざまなトッピングをするのもおすすめである。
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3. フィナンシェにおすすめの保存方法

フィナンシェは、どちらかというと保存性よりも手軽さを重視した食べ物だ。クッキーなどと同じように常温保存もできそうだが、フィナンシェは水分量が多いため、長く常温保存するのはおすすめしない。作り方にもよるが、常温保存するなら数日程度である。保存の際は密閉できる容器や袋に入れて保存するのがおすすめだ。フィナンシェは冷凍保存が可能なので、食べきれない場合はひとつずつラップにくるみ、冷凍するのがよいだろう。解凍する際は、常温解凍でもよいが、少し温めると焼き立ての風味を味わうことができる。
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4. マドレーヌは手作りしてカロリーオフ!

バターと卵の風味が魅力のマドレーヌ。バターをたくさん使うと美味しさは増すが、同時にカロリーも増える。しかし、自分で作るならバターの量を調節することができる。また、風味は変わるが、バターを別の植物油などに置き換えるのもよいかもしれない。初めはほんの少量ずつ置き換え、どのくらい置き換えられるかを試すのがよいだろう。小麦粉と植物油という組み合わせで味に違和感がある場合は、小麦粉の代わりに米粉を使うという方法もある。米粉と小麦粉のカロリーはあまり変わらないが、米粉は米油などの植物油と相性がよい。そのためバターを植物油に変え、油の使用量を減らしても、美味しく感じられる可能性がある。
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5. マドレーヌには冷凍保存が適している

マドレーヌを涼しい時期に数日常温保存するのは問題ないだろう。しかし、高温多湿になる時期は、マドレーヌの油分が酸化し風味が落ちたり消化器症状を引き起こしたりする恐れがあるため、避けた方がよい。冷蔵庫は、適度な温度と湿度でマドレーヌを保存できる。しかし、マドレーヌに冷蔵庫のにおいがつくかもしれないし、常温保存よりも多少保存期間は延びるがカビを避けることはできない。おすすめはカビを防ぐことができる冷凍保存だ。自然解凍で食べることも、半解凍で少し違った食感を楽しむことも可能だ。甘さを抑えたマドレーヌにアイスクリームを合わせる、電子レンジなどで温め焼き立てのようなマドレーヌを味わうといった楽しみ方もある。購入または作った後すぐに冷凍するか、数日保存をして味がなじんだマドレーヌを冷凍するかは好みによる。冷蔵冷凍にかかわらず、保存の際はマドレーヌの粗熱をとり小分けにして、密閉容器に入れて保存しよう。
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6. フィナンシェとマドレーヌの違いは材料にあった

フィナンシェもマドレーヌも、フランス発祥の焼き菓子である。フィナンシェはフランス語で金融家という意味を持つ。マドレーヌは人の名前が由来ではとされている。どちらもバターの風味を存分に楽しめるお菓子だが、材料に少し違いがある。フィナンシェにはブール・ノワゼットと呼ばれる焦がしバターが使われる。高い香りとサクッとした食感の正体のひとつだ。マドレーヌに使用されるのは室温に戻したバターである。ほかの違いは、フィナンシェには卵白だけを泡立てたメレンゲを使い、マドレーヌは全卵を溶いて使うという点だ。また、フィナンシェだけに使われる材料として軽い食感の鍵になっているアーモンドの粉、アマンドプードルがある。一方、マドレーヌにのみ使われる材料としては、すりおろしたレモンの皮などだ。柑橘の香りが漂うマドレーヌのポイントになっている。
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結論

フィナンシェとマドレーヌには、意外にも材料に決定的な違いがあった。どちらの焼き菓子も、ポイントや詳細をよく知ったうえで食べると、それぞれに特徴があることに気づき、これまでよりも美味しく食べることができそうだ。
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  • 更新日:

    2020年7月16日

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