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豚の角煮は圧力鍋でトロトロに!美味しく作るコツや合う食材は?

豚の角煮は圧力鍋でトロトロに!美味しく作るコツや合う食材は?

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

鉛筆アイコン 2021年5月18日

豚の角煮は、厚切りなのに箸で切れるほどの柔らかさが美味しさのポイントである。ブロック肉を柔らかく煮込むには時間がかかるが、圧力鍋があれば解決だ。圧力鍋を使ってトロトロの豚の角煮を作るコツや、豚の角煮と合わせたい食材などを紹介する。

  

1. 豚の角煮を圧力鍋で作るメリットとは

圧力鍋は、密閉状態で加圧して液体の沸点を高くすることによって高い温度を圧力で調理することができ、調理時間を短縮することができる調理器具だ。短い調理時間でも食材の芯までしっかりと火が通るので、煮込み料理などで重宝されている。

■一般的な鍋よりも時短で作れる

豚の角煮を箸で切れるほどトロトロにするためには、一般的な鍋で作る場合は2時間ほど煮込み続けなければならない。煮込んでいる間、火はつけっぱなしである。1つの料理に2時間もかけていられないという人がほとんどだろう。しかし圧力鍋を使えば、加熱時間を30分以内に収めることができる。しかも、大きなブロック肉をそのまま入れても、加圧によりしっかり火が通り柔らかく仕上げることができる。

■放置している間にほかの作業ができる

圧力鍋は非常に保温性が高い。加熱・加圧を終えても鍋を開けずに放置しておけば、弱火で煮込まれ続けているのと同じような効果が発揮される。2時間火をつけっぱなしとなるとさすがに外出できないが、圧力鍋なら火を止めてしまえばほったらかしている間に外出やほかの作業をすることができるのだ。このように時間を有効に使えるという点も圧力鍋の大きなメリットだろう。

2. 圧力鍋で美味しい豚の角煮を作るコツ

圧力鍋を使えば、豚の角煮を格段に美味しく、しかも簡単に作ることができる。とくに保温性の高いステンレス製の圧力鍋がおすすめだ。圧力鍋の効力を十分に発揮させつつ美味しい豚の角煮を作るポイントをおさえておこう。

■味付けは下茹でしてから

豚肉はブロックのまま、長ねぎの青い部分やしょうがと一緒に茹でよう。20分ほど加圧すれば下茹では完了だ。味付けは下茹でが終わってからするのがポイントだ。下茹での際に調味料を入れてしまうと、塩分により肉が硬くなってしまうからだ。ちなみに下茹で後に豚肉を焼きめをつけてから煮ても美味しい。その場合は、圧力鍋のなかで豚肉を焼き色とつけてしまおう。豚肉全体に油を絡めてから焼くと、鍋にくっつきにくくなる。

■下茹で後は放置

時間に余裕があるときは、下茹で後すぐに豚肉を取り出さず、ふたを閉めたまま放置しよう。30分ほど放置することで豚の角煮がトロトロの食感になる。30分経ったら豚肉や茹で汁などをすべて取り出し、豚肉と調味料、水を入れよう。8分ほど加圧し、最後に少し煮詰めれば完成。

3. 圧力鍋ならでは!豚の角煮に合う食材

圧力鍋で豚の角煮を作るときに、火の通りにくい食材も一緒に煮込んでしまおう。豚肉と同様に柔らかくなり味がしみ込み絶品のおともになるはずだ。

■大根

豚の角煮の煮汁をたっぷり吸った大根は絶品。下茹でが終わった豚肉に焼き色をつける際に厚切りにした大根を加えよう。圧力鍋なら8分の加圧でも十分火が通る。

■たけのこ

豚肉の下茹で後、調味料とともに縦4等分に切って下茹でしたたけのこを加えて加圧する。最後に煮詰める際は、たけのこは取り出しておこう。

■卵

豚の角煮と煮卵は相性がよいが、圧力鍋で作る場合は注意が必要だ。茹で卵を一緒に煮込むと火が通り過ぎて固茹でになってしまう。半熟卵が好みの場合は別で作っておき、完成した豚の角煮とともに別鍋に移し余熱で味をしみ込ませるとよい。

結論

圧力鍋を使った定番料理としても知られている豚の角煮は、さまざまな食べ方ができるのも魅力。茹で汁やラード(豚の脂)にも豚肉の旨みが出ているため、捨てずにスープや野菜炒めなどにぜひ活用してほしい。圧力鍋で豚の角煮を作っている間に、ほかの調理や洗い物なども済ませば効率よく台所仕事が片付くはずだ。
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  • 公開日:

    2020年8月 4日

  • 更新日:

    2021年5月18日

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