1. カフェオレのカフェイン量は?ほかの飲み物と比較してみよう

カフェインの摂りすぎは身体によくないという認識は、多くの人にあるだろう。成人している人が1日に摂取してよいカフェイン量は、400mgとされている。カフェオレとカフェラテという2つのメニューで悩む人もいるが、カフェオレはコーヒーを牛乳で1:1で割ったもの。対してカフェラテは、エスプレッソに牛乳を入れたものである。
カフェオレのカフェイン量は、100mlあたり約40~50mgほど。コップ1杯が200mlほどある場合で換算すると、80~100mgになるのだ。つまり1日に何倍も飲むと、それだけカフェイン量があがっていくことになる。ちなみにコーヒーそのもののカフェイン量は100mlで60mg。紅茶は100mlあたり30mg、煎茶は100mlで20mgほどだ。そう考えるとカフェオレのカフェイン量は高いことがわかるだろう。
2. カフェオレのカフェインにはこんな効果も期待!?

カフェオレはカフェインが含まれているため、確かに過剰摂取はよくない。しかし、実は適度なカフェインを摂取することで期待できる効果もあるという。そこで量を守ってカフェオレを飲んでいきたい。
眠気を抑えてくれる
カフェオレに含まれているカフェインは、眠気を抑制してくれる効果がある。寝る前にコーヒーを飲むと寝つきが悪くなるというイメージがあるが、仕事中に摂取すると働きやすくなるという。カフェオレを飲むベストなタイミングは眠気を感じる前。カフェインは摂取して即効性があるわけではない。そのため飲んでから時間がかかるのだ。眠くなってからではなく、眠くなりそうな時間を見計らって飲むのがおすすめである。また、カフェインは中枢神経を興奮させるため、運動機能や思考力によい影響があると期待できる。
疲労感減退
カフェオレに含まれているカフェインは、筋肉を収縮させることで、身体に感じる疲労感を減らしてくれる。
利尿作用
カフェインが腎臓に作用し、血管を拡張することで利尿作用が見込める。老廃物などを排除できるのが嬉しい。
3. カフェオレのカフェインが気になる人向けの対策

それではカフェイン量が気になるが、カフェオレを飲みたいという人向けに対策を紹介していこう。カフェインをそこまで摂取しなくとも、カフェオレを飲むことはもちろんできる。
自宅で作る
自宅でカフェオレを作る場合は、インスタントコーヒーやドリップでコーヒーを入れて温めた牛乳で割ることが多い。実はインスタントコーヒーやドリップコーヒーは、カフェイン量が缶コーヒーほど多くない。そのため自宅ではこれらを使うのがおすすめである。
カフェインレスコーヒーを使う
最近は90%以上カフェインを取り除いた「カフェインレス」というコーヒーがある。これは最初からカフェインが少ないので、たくさん飲んでしまうという人にはおすすめである。
デカフェコーヒーを使う
カフェインフリーとも呼ばれており、カフェインレスよりもさらにカフェインを摂りたくない人向け。
カフェインレスカフェオレの素を使う
最近は市販のもので、すでにカフェインレスになっているカフェオレの素が販売されている。時間も短縮できるため、忙しい時に飲みたい場合は検討してみよう。
結論
ここではカフェオレの気になるカフェイン量をほかの飲み物と比較し、期待できる効果やカフェインが気になる人向けの対策などを紹介してきた。カフェオレは美味しく、1日に何杯も飲んでしまうという人も多いだろう。ぜひ1日400mgの最大摂取量を守り、健康的にいただきたい。
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