1. かわはぎ料理におすすめの副菜

最初にかわはぎ料理におすすめの副菜を紹介しよう。刺身や寿司、フライなど、生で食べても火を通して味わっても美味しいかわはぎ。とくに脂ののりがいい冬場に鍋料理で食べている人もいるのでは?かわはぎを鍋料理で食べるときにおすすめの副菜のひとつが、食物繊維を補えるきんぴらごぼうだ。また不足しがちなビタミン類を摂取できるうえ箸休めにもなるほうれん草のおひたしや、ひんやり冷たく薬味をのせた冷奴、食感が楽しいひよこ豆とキャベツのサラダもおすすめの副菜である。
ちなみに、かわはぎはビタミン類がやや少なめの白身魚だ。ビタミンを補うために、視機能を改善したり粘膜や皮膚を健康に保ったり動脈硬化を予防したりするビタミンAを含む小松菜の和え物もおすすめしたい副菜のひとつ。またビタミンCを含むキャベツを使用した浅漬けキャベツも、かわはぎ料理がメインの日におすすめの副菜だ。
ちなみに人間が日常生活の中で最も不足しやすいといわれているビタミンは、B1・C・B6である。とくに疲れやすい人や肩こりの人、腰痛の症状がある人は疲労回復効果のあるビタミンB1を積極的に摂取しよう。シミやそばかすが気になる人は美白・美肌効果が期待できるビタミンCの摂取を心がけるとよいだろう。
2. かわはぎ料理におすすめのスープ・味噌汁

次にかわはぎ料理におすすめのスープ・味噌汁を紹介しよう。メイン料理がかわはぎのから揚げのときは、見た目め地味なので色鮮やかなアボカドスープやミネストローネ、にんじんのスープがおすすめだ。また、かわはぎ料理で不足しがちな食物繊維を摂取できる、きのこ類のスープや海藻スープもおすすめしたいメニューのひとつ。
さらにメイン料理がプリッとした食感を楽しめるかわはぎのバターソテーであれば、ビタミンたっぷりで異なる食感を堪能できるブロッコリーのスープや、野菜の甘みがたっぷりの玉ねぎのスープ、栄養豊富な卵を使用したかきたま汁もおすすめだ。
かわはぎの濃厚な肝をしょうゆと混ぜて刺身で味わうときは、サッパリとしたもやしの味噌汁や香りを楽しめる舞茸の味噌汁、食物繊維が豊富な切り干し大根の味噌汁をおすすめしたい。
3. かわはぎの変わり種やアレンジ料理

次にかわはぎ料理の変わり種を紹介しよう。かわはぎの頭の部分を捨ててしまう人もいるようだが、しっかりとした身がついているので干してから焼き、カブト干しにして食べると美味しい。作り方はザックリと切り落とした頭の切断部に包丁を入れ、2つの目玉の中心部にあるかたい骨を押し割り観音開きにする。
次に目玉とエラを取り除き、8%程度の塩水に20~30分くらい浸し水気を軽く拭く。続けて釣具店で販売されているナイロン網製の干物器などに入れ、風通しのよいところで3~5時間ほど干す。目安は身の表面に少し湿り気が残るほどだ。あとはグリルや魚焼き網で、こんがりと焼き目をつければOK。味付けは塩やしょうゆなど好みで構わない。いつものかわはぎ料理とは違う食感を楽しめるだろう。
最後に紹介するかわはぎ料理の変わり種は魚介の旨みが凝縮したトマト鍋だ。作り方はキャベツの芯やセロリの葉など、野菜からスープをとる。次に熱湯を通して臭みを取ったかわはぎや海老、あさりなどの魚介類とカットした野菜をブイヨンやにんにく、トマト缶で味付けしたスープに入れて煮込めばOK。和風味の鍋で食べることの多いかわはぎだが、洋風で味わっても美味しい。
結論
かわはぎ料理をメインで食べるときにおすすめの副菜やスープ・味噌汁、変わり種を紹介した。主菜に合う献立を考えるときは、足りない栄養素を補える料理をはじめ、食感や見ためのバランスを考えて選ぶことがポイントだ。かわはぎの場合は、とくにビタミン類をプラスする副菜やスープを組み合わせるといいだろう。
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