1. ワンタン麺の美味しさとは

ワンタンとは
ワンタンは、中国全土で食べられている食べ物で、地域によって具材や味付けなどが異なることで知られている。名前もワンタン(雲呑)以外にいくつも存在するといわれている。香港の海老ワンタンなどは、よく知られるところである。
ワンタンと水餃子の違い
同じ中国生まれの料理に水餃子が存在する。皮に餡を包んで、茹でるという意味では、どちらも同じ。実際に中国で、明確に違いが規定されているわけではないが、ワンタンの皮のほうが水餃子のものよりも薄いのが一般的。形も餃子が丸で、ワンタンは四角であることが多い。また水餃子はどちらかといえば北の地域で、ワンタンは逆に南の地域で食べられることが多いようだ。
ワンタン麺とは
ワンタン麺とは、ワンタンが具材としてのせられたラーメンのこと。中国はもちろん、マレーシアなど、アジアでも広く食べられている。日本では塩や醤油味のラーメンにのせられたものが主流だ。
2. 手作りワンタン麺のちょい足しアレンジ

ワンタン麺は手作りも可能。じつはワンタンは素材が少ないので、餃子よりも簡単に作ることができる。ワンタン麺にする場合は、餡を少なめにして、ツルツルとしたワンタンの皮の食感を生かすとバランスがよい。スープは市販の醤油や塩ラーメンでもよいし、簡単に鶏ガラスープの素と醤油、ニンニクなどで作ってもOK。おすすめは、海老ワンタンと塩ラーメンの組み合わせに、たっぷりと胡椒をきかせたもの。
酢とラー油
ワンタン麺を酢とラー油で即席、酸辣湯風にアレンジ。仕上げに加えるだけなので非常に簡単なところが高ポイントだ。中国黒酢にするとより本格的な味わいに進化する。ベースは、醤油でも塩でもOK。スープに溶き卵やきのこを加えてもよいだろう。
シンプルなちょい足しアレンジ
ワンタン麺は普通のラーメンよりもワンタンがのっている分、ボリュームたっぷり。またワンタンを味わうためにも、具だくさんにするのは、おすすめできない。ネギやもやし、ほうれん草など、野菜類をちょい足しアレンジに活用するのがおすすめ。もやしなら炒める、ほうれん草なら茹でてしっかり水をきるなどの下ごしらえをしっかり行うことが美味しく食べるコツだ。
3. インスタントワンタン麺のちょい足しアレンジ

インスタントワンタン麺は、手作りに比べるとワンタンのボリュームが少なめ。そのためちょい足しアレンジは、こってりとした調味料やボリュームのある具材をのせてもOKだ。
調味料でちょい足しアレンジ
インスタントワンタン麺におすすめなのは、パンチのある調味料。練りゴマを加えて担々麺風にする、カレー粉でスパイシーにアレンジするあたりが王道でおすすめ。練りゴマを加える場合は、溶けにくいので温めたスープで溶かしながら加えるのが吉。塩気を足すとバランスがよい。
具材でちょい足しアレンジ
仕上げにのせるだけで、味わいに変化がつくチーズは子どもにもおすすめ。とろけるタイプをたっぷりとトッピングするといつもとは違った味わいを楽しむことができる。栄養面に配慮するなら、野菜をスープで一緒に煮て、ワンタン麺に加えてみよう。
結論
ワンタン麺は、いつものラーメンより少しリッチな立ち位置。手作りとインスタントではワンタンのボリュームに違いがあるので、ちょい足しアレンジにも変化をつけるとよい。まずはインスタントで、時間があるときにぜひ手作りワンタン麺にチャレンジしてほしい。
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