このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
【薬味】って何を指す?定番の薬味の効果から保存方法まで一挙解説

【薬味】って何を指す?定番の薬味の効果から保存方法まで一挙解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2020年10月 9日

薬味とはねぎ・大根おろし・にんにく・シソ・しょうが・ゆず・わさびなど、素材の味を引き立てる香辛料だ。生で使用することが多く、殺虫・殺菌・消臭をはじめ、香りをつけて食欲を増進させたり、季節感を表現したりする働きがある。今回は薬味の種類や効果、保存方法について紹介しよう。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 薬味とは何?

薬味とは英語でspiceと表し、日本でいう香辛料のことだ。特徴は料理の風味を増したり食欲を高めたり、香りを加えたり彩りを添えたり、冷えた身体を温めたりする。ほかにも生鮮品の臭みを抑えたり、殺菌作用で食中毒を予防したり、さまざまな効果がある。薬味を料理に添えるのは、味の変化を楽しむことはもちろん、料理の見た目を美しく仕上げるためでもある。
先述した通り薬味にはさまざまな効果が期待できるので、そのときどきの体調に合わせて食生活に上手に摂り入れると健康的な生活を送るのに効果的だ。ただし摂取しすぎると効果が強すぎて身体に負担をかける可能性もあるので、過剰摂取には注意すべきだろう。

2. 薬味の種類と効果

次に薬味の種類と効果について紹介しよう。主な薬味を一覧で紹介する。
  • わさび
  • シソ
  • ゆず
  • みょうが
  • ねぎ
  • 大根おろし
  • 山椒
  • みつば
  • ごま
  • 海苔
  • にんにく
食べるとどういった効果が期待できるのかを一部の薬味をピックアップして紹介しよう。

わさび

最初に紹介する薬味は日本原産の香辛料であるわさびだ。わさびといえば刺身や寿司、そばに欠かせない薬味では?刺身は鮮度がよいものを生で食べるが、食中毒のようなリスクを伴う。また同じ刺身を食べ続けると、飽きてしまう人もいるだろう。そんなときにおろしたてのわさびを添えるとよい。おろしたてのわさびの辛みや揮発性の香気成分は殺虫、殺菌力が強いからだ。

シソ

シソは青ジソと赤ジソがあり、若芽を刺身のツマとして使用する。期待できる効果は魚介の生臭さを消すこと。生育したシソは刺身の色を際立たせるので青ジソを用いることが多い。ちなみにシソ選びのポイントは葉の大きさが縦横ともに約7~8cmのものが食べごろだ。青ジソなら葉の色が鮮やかな緑色で、葉脈がまっすぐ通りみずみずしいものを選ぶこと。

ゆず

エレガントな香りが特徴のゆずは、春の新葉をはじめ、花・花落のがく・小実・夏の青ゆず・秋の黄ゆずと、四季の移ろいに応じて使用する。ビタミンCを多く含んでおり、疲労回復や肌荒れに効果が期待できるといわれている。果汁より皮のほうが栄養価が高く香りがよいので、薬味に使用するなら皮を千切りにするか、すりおろすこと。

みょうが

穏やかな香りのみょうがは、刺身のツマや麺類の添え物として使われることが多い。初夏と秋のものであるが、いまでは年中栽培されている。期待できる効果は消化促進・血流改善・免疫力向上・眠気覚ましなどだ。また食欲増進作用もあり、夏バテ防止にも効果が期待できるといわれている。

ねぎ

ねぎは汁物・煮物・鍋物・丼物・麺類と幅広いジャンルに使用されるのが特徴だ。薬味ねぎの種類は白と緑がある。特有の香りは硫化アリルという成分によるもので、期待できる効果は肉や魚の臭みを取り除き、殺菌作用・疲労回復・免疫力向上・血流促進など。

大根おろし

天ぷらやそば、うどんの薬味として食卓に登場することの多い大根おろし。大根は部位ごとに味が異なるので、用途に応じて使い分けるべきだ。おろしにするなら水分が多くやわらかな首元や、甘みのある真ん中の部分がおすすめ。大根には消化酵素ジアスターゼが含まれており、胃もたれ・胸焼け・二日酔いに効果が期待できるといわれている。また食物繊維も豊富なので腸内の老廃物を体外に出す役割もある。

3. 薬味は合わせて使うのもおすすめ

薬味は単品で添えてもよいが、いくつかを組み合わせて食べるのもありだ。ここでは、おすすめの薬味の組み合わせを具体的に紹介しよう。いくつかの薬味を組み合わせると、苦みや辛みがやわらぐうえ、風味が響き合い味わいが深まる。

基本の合わせ薬味「ねぎ・シソ・しょうが・みょうが・貝割れ菜」

ねぎ・シソ・しょうが・みょうが・貝割れ菜の5つの薬味を組み合わせると、それぞれの苦みと辛みが旨みに変わる。作り方を紹介しよう。ねぎは青い部分を小口切りにする。シソは千切りに、しょうがはみじん切り、みょうがは小口切り、貝割れ菜はザク切りに。すべての薬味を混ぜ、たっぷりの冷水に5分ほどさらす。さらすとアクが抜け、シャキッと日もちするようになる。あとは水きりすればOK。

そうめんと相性のいい「みょうが・ねぎ」

そうめんと相性がいい薬味の組み合わせのひとつが、発汗作用と食欲増進効果が期待できるみょうがと消化を助けるねぎだ。見た目も涼しげで食欲が落ちやすい夏に食べるのにピッタリである。

4. 薬味の保存方法

薬味は少量ずつ使用することが多く、使いきるまでに時間がかかりがちだ。薬味入れに入れて冷蔵庫内で保存し、気づいたらダメになっていた......なんてことにならないよう正しい保存方法を紹介しよう。いずれも保存期間の目安は2週間ほどだ。また自分で薬味を栽培すれば、新鮮なものを必要なだけ使用できるというメリットがある。

ねぎの保存方法

小口切りにしたねぎは冷凍用の密閉保存容器に入れ、ふたをして冷凍保存すること。ねぎが重なりくっついて凍るが、箸でほぐれるので必要な分だけ使用できる。

しょうがの保存方法

しょうがはすりおろして冷凍保存すると使用するときにラクだ。板状にしラップで包み凍らせれば、使用したい分だけパキッと折れる。方法はすりおろしたしょうがの汁気を軽く絞り、ラップの上にのせ、薄くなるようにスプーンの背で平らにする。あとはラップで包み冷凍用の密閉保存袋に入れ、空気を抜き冷凍室へ。

シソの保存方法

千切りにしたシソは冷凍用の密閉保存容器に、詰め込みすぎないよう、ふんわりと入れふたをして冷凍室へ。千切りにしておくとシソ同士がくっつきにくく、使用するときに必要な分だけ取り出しやすくなる。

みょうがの保存方法

みょうがは小口切りにして冷凍保存すると、パラパラとほぐれて使用しやすい。保存方法は小口切りにしたみょうがを冷凍用の密閉保存容器に入れ、ふたをして冷凍室へ。

結論

薬味の特徴や種類、食べて期待できる効果、保存方法を紹介した。ちなみに薬味の薬には毒消しや滋養、味には旨みや食欲を促すという意味がある。昔から薬味は味を引き立てる役割と薬としての効果があるといわれてきた。薬味を上手に使いこなせば、料理の美味しさをアップすることができるだろう。
この記事もCheck!
  • 公開日:

    2020年9月23日

  • 更新日:

    2020年10月 9日

  

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ