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幸福度の高さは世界一!ブータンと日本の食事の違いやマナーを知ろう

幸福度の高さは世界一!ブータンと日本の食事の違いやマナーを知ろう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年9月28日

ブータンといえば、「世界一幸福度の高い国」としてよく知られているが、実際はどんなところなのか?普段、どのようなものを食べているのか?などについては、詳しく知らない人が多いだろう。そこで今回は、ブータンの国の主な特徴や、日本との食事の違い、および食事マナーについて紹介しよう。

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1. ブータンってどんなところ?

ブータンは、ヒマラヤ山脈の南側にある、小さな国だ。国土面積は、約38,394km2で、人口は、約76.5万人になる。ちなみにブータンの国土面積は、九州とほぼ同じくらいで、国土面積も人口も、日本よりも小規模だ。ブータンの人口密度は、日本のおよそ20分の1程度で、気分的にゆったりと過ごせそうだ。

2011年に国賓として、ブータンの国王夫妻が来日したのを機に、ちょっとしたブータンブームが起こったのは、まだ記憶に新しいのではないだろうか?

そんなブータンは、自国の豊かな自然と文化を守るために、1971年まで鎖国政策を続けてきた。そのため、それまで謎のベールに包まれた国であった。しかし、開国を機に、日本をはじめ世界各国から、毎年多くの観光客でにぎわっている。

多くの国が、経済的な豊かさを示す国内総生産(GDP)を、その国の成長を示す指標にしているが、ブータンでは、国民ひとりひとりの心の豊かさを示す国民総幸福(GNH)を国の成長の指標としている。

国民総幸福(GNH)は、暮らし向き、体の健康、心の健康、教育、環境、文化、時間の使い方、コミュニティーの活力、よい政治、の9つの項目を指数として、国民のどれくらいが充足しているかを計っている。この指数によって、充足度の低い項目を見つけ出して、対策を講じるという政策を行っているようだ。

2. ブータンと日本の食事の違い

ブータンと日本の食事の違いを明らかにすべく、ブータンでよく食べられている食事内容について紹介していこう。

ブータンは、普段の食生活において、唐辛子(トウガラシ)をとてもよく食べている。ブータンでは、唐辛子は、日本のように薬味ではなく、野菜として扱われ、さまざまな料理の食材として使用されている。

ブータンで日常的に最もよく食べられている国民食といえる料理は、「エマ・ダツィ」だ。
「エマ」はトウガラシで、「ダツィ」はチーズを意味している言葉で、「エマ・ダツィ」は、唐辛子とチーズをバターや塩、山椒と一緒に煮込んだ料理になる。このエマ・ダツィをベースに、じゃがいもを加えたり、きのこを加えたりするなど、いろいろとアレンジを加えた料理もよく食べられている。

ブータンの主食は、日本と同じ米だが、日本の米とは違い、粘り気のない白米や赤米がよく食べられている。

酪農が盛んなので、チーズやバターなどの乳製品もよく食べられている。「チュゴ」と呼ばれる干しチーズをおやつとして食べ、「スジャ」と呼ばれる煮だしたお茶にバターと塩を加えた飲み物を飲む習慣もあるようだ。

魚はあまり食べずに、肉類をよく食べる。ただ、ブータンで食べられている肉は、干し肉が一般的のようだ。野菜なども、干されたものを食べることも多い。

3. ブータンの食事マナー

ブータンは、敬虔な仏教の国でもあるので、食事のマナーも、宗教の教えに基づいているようだ。

ブータンでは、基本的に食事は、床に胡坐(あぐら)をかいて座り、手を使って食べるのが伝統的なスタイルになっている。ただ、最近では、ダイニングテーブルに腰かけて、スプーンなどを使って食べることも多いようだ。

食事は、自分が食べる前に、食事をひとつまみとって床に置き、それをお供えにするのがブータンの食事マナーになる。ビールなどの酒類を飲むときも、自分が飲む前に、指先で少し濡らして床に垂らすのがマナーのようだ。

仏教の教えにより、殺生を嫌い、たとえば、食事中に蠅や蚊が出てきた場合も、むやみに殺すようなことは、原則として避けられている。

ただ、肉食は、禁止されているわけではない。ただし、料理に使用する肉は、国外で処理された肉に限られているようだ。年に4回、肉を食べてはいけない時期があり、その期間は、食肉を購入することができなくなる。

結論

ブータンがいったいどのような国か?ブータンと日本の食事の違い、ブータンの食事マナーについてをご紹介したが、ご理解いただけただろうか?今後、ブータンを訪れる機会に恵まれた場合、参考にしていただければ幸いだ。
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