1. ひじきはとにかく栄養価が高い

ひじきは栄養価の高い食材として知られている。そんなひじきの栄養としてまず紹介したいのが、カルシウムだ。カルシウムは骨や歯の形成に欠かせない栄養素の1つ。カルシウムを含む食品としてすぐに頭に浮かぶのは、牛乳だろう。しかしひじきは牛乳の約10倍のカルシウムを含んでいる。さらに食物繊維も豊富でごぼうの約9倍含んでいるといわれている。食物繊維が豊富なことで、整腸作用や食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれる働きが期待できるのだ。さらにカルシウムと一緒に骨の健康を保つマグネシウムはアーモンドの約2倍だ。とにかくひじきはほかの食品よりもカルシウムや食物繊維、マグネシウムを豊富に含んでいる食材なのだ。
2. ひじきを使ったマヨネーズサラダを紹介

■ひじきとツナのマヨネーズサラダ
ひじきをツナと合わせてマヨネーズで和えるだけで、簡単にひじきサラダを作ることができる。作り方は、まずひじきを水で戻して水洗いをし、熱湯をかけて粗熱を取っておく。きゅうり、玉ねぎは薄切りにし、塩もみして、水分が出てきたらしっかりと手で絞っておこう。ボウルにマヨネーズと酢を入れてよく混ぜ合わせたら、ツナ缶の汁気をきって入れる。そこにひじきときゅうりと玉ねぎも加えて和え、塩こしょうで味を調えたら完成だ。
■ひじきとミックスビーンズのマヨネーズサラダ
ひじきにミックスビーンズを合わせることで、彩りもよく、栄養バランスの取れたサラダが完成する。作り方は、ひじきを水で戻しておき、やわらかくなったらザルにあげ、熱湯で茹でて水気をきっておく。ボウルにひじきとミックスビーンズ、水気をきったコーン缶を入れてマヨネーズと醤油で和えたら完成だ。カラフルな仕上がりになるので、食卓が華やかになるサラダが完成する。
3. ひじきを使った和風サラダを紹介

■ひじきと枝豆の和風サラダ
ひじきサラダはマヨネーズだけではなく、和風ベースの味にしても美味しい。作り方は、冷凍のむき枝豆を熱湯でさっと茹で、ザルにあげておく。ひじきを水で戻して熱湯でサッと茹で、水気をきっておく。玉ねぎは、薄切りにして水にさらしておこう。人参は千切りにして軽く塩をふっておく。ボウルにオリーブオイルと酢、めんつゆ、すりごまを加えて混ぜ合わせドレッシングを作ったら、そこにひじきと水気をきった玉ねぎ、人参、むき枝豆を加えて和えれば完成だ。
■さつま揚げとひじきの和風サラダ
ひじきサラダにさつま揚げを合わせることで、さつま揚げの旨みが加わるうえにボリュームのあるサラダが完成する。作り方は、ボウルに醤油と酢、ごま油、すりおろし生姜、砂糖を入れて混ぜ合わせドレッシングを作っておく。もう1つのボウルに一口大にちぎったレタス、フライパンで焼き目をつけ細切りしたさつま揚げ、ひじきの水煮、大豆の水煮、ブロッコリースプラウトを加えて全体を和える。器に盛り付けて、ドレッシングをかけたら完成だ。こんがり焼いたさつま揚げを加えることで、サラダに香ばしさがプラスされる。
■ひじきと大根のサラダ
ひじきと大根を合わせてレモン風味のさっぱりとしたドレッシングで和えることで、ヘルシーで副菜にピッタリなサラダが完成する。作り方は、ひじきを水で戻してやわらかくなったらザルにあげ、熱湯でサッと茹でて水気をきっておく。大根ときゅうりを千切りにしたら塩をふってもみ込み、水気が出てきたら手で絞っておく。ボウルに砂糖、醤油、レモン汁、ごま油、おろし生姜を加えて混ぜたら、ひじきと大根、きゅうりを加え全体を和えたら完成だ。
結論
ひじきサラダは栄養も満点で、合わせるドレッシングによってさまざまな味わいを楽しむことができる。普段、ひじきを煮物にしか活用してこなかった人は、この機会にひじきをサラダに使ってみてほしい。ひじきサラダは、副菜としてもピッタリなので食卓に並べれば、栄養バランスもよく、ひじきをたっぷりと味わえるおすすめレシピなのだ。
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