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ボラの刺身の作り方!新鮮で美味しいボラの本来の味わいを楽しもう!

ボラの刺身の作り方!新鮮で美味しいボラの本来の味わいを楽しもう!

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年11月22日

江戸時代の頃には、高級魚として扱われていた「ボラ」。しかし、現在では「泥臭い魚」というイメージが強く、関東地方などではあまり食用とはされていない。そんなボラだが実はキレイな水域で獲れたものは臭みがないため、刺身や洗いなどにしても非常に美味しいという。そこで今回はボラを刺身で美味しく食べるポイントを紹介する。

  

1. ボラは刺身でも食べられる?

ボラの刺身
一般的に「ボラは臭い」と言われることが多い。しかし、それはボラが生息する水域の環境によるものなので、水がキレイな沖合で獲れたボラは非常に美味しい。特に「冬ボラ」は身が引き締まっており格別の美味しさとされている。泥臭いボラは難しいかもしれないが、キレイな場所で獲れたボラは刺身や洗い、寿司などにしても美味しく食べられる。

2. 新鮮なボラを使った刺身の作り方

ボラの刺身
沖合などで獲れたボラは、臭みが少なく刺身や洗いなどにしても美味しく食べられる。こうしたボラを釣りや鮮魚店などで手に入れることができたら、早速、捌いて刺身にしてみよう。

ボラの捌き方・手順(3枚おろし)

1.ウロコ落としや包丁の背でボラのウロコを落とす 2.腹ビレ・胸ビレが頭側に付くように、斜めに包丁を入れる ※ウラ面にも同じように包丁を入れておく 3.腹部分に包丁を入れて、内臓を取り出して頭を落とす 4.血合いに包丁を入れてから、きれいに水洗いする 5.腹側から中骨に沿って包丁を入れる 6.背側からも同様に中骨に沿って包丁を入れておく 7.腹側から中骨に沿って関節を切って身をはがす ※(5)~(7)を裏身でも繰り返して3枚におろす

ボラの捌き方・手順(刺身)

1.3枚におろしたボラの腹骨をすき取る
※骨抜きを使って小骨をていねいに取り除く
2.尾の付け根側から頭側に向かって皮を引く
3.身の厚みのあるほうを向こう側にして置く
4.包丁を大きく倒しながら包丁を入れていく
5.最後まで切ってお皿に盛り付けたら出来上がり

3. ボラの刺身を使った美味しい料理

ボラの刺身
捌いたボラはそのまま食べても美味しいが、漬け丼、なめろう、カルパッチョなどにしても美味しく食べることができる。ここではそんなボラの刺身を使った美味しい料理をいくつか紹介する。

1.ボラの漬け丼

タレに漬け込んだボラを使い「漬け丼」を作ってみよう。まず醤油・料理酒・みりんなどを混ぜて漬けダレを作る。それから保存袋に切ったボラの刺身と漬けダレを入れて、しっかりと封をしてから冷蔵庫で30分程度寝かせる。どんぶりに白飯を盛り、漬け込んだボラを乗せたら出来上がりだ。ネギや白ゴマ、大葉、焼きのりなどをトッピングしても美味しく食べられる。

2.ボラのなめろう

ボラと薬味を使い「ボラのなめろう」を作るのもおすすめだ。まずはボラをある程度の大きさに切っておく。そこに醤油、味噌、ショウガ、紫蘇、ニンニク、万能ねぎなどを加えて叩きながら混ぜ合わせる。お好みの細かさになるまで叩いたら出来上がり。お酒のおつまみにもピッタリの一品だ。

3.ボラのカルパッチョ

新鮮なボラの刺身は「カルパッチョ」にしても美味しく食べられる。スライスして辛味を取り除いた玉ネギ、スライスしたパプリカ、ボラの刺身をお皿に乗せる。それにオリーブオイル、レモン汁、砂糖、塩コショウで作ったカルパッチョソースをかけたら出来上がりだ。

結論

ボラは一般的には「泥臭い魚」と思われているが、獲れた場所によっては臭いが少なく非常に美味しく食べることができる。関東圏ではあまり見かけないが、一般的なスーパーなどでもまれに売られていることがある。もしボラの刺身を見かけたら、一度食べてみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2020年10月 7日

  • 更新日:

    2022年11月22日

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