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よもぎの見分け方は至難の業?生の葉から楽しむ方法を紹介!

よもぎの見分け方は至難の業?生の葉から楽しむ方法を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2020年10月27日

独特の優しい香りが特徴のよもぎは、古来薬用として使用されてきた。現代人のわれわれは、よもぎをお菓子や天ぷらにして食べる風習がある。日本人の生活に密着しているよもぎであるが、実際に植物から摘んで処理する機会はまれである。本記事では、生のよもぎの見分け方や取り扱い方を紹介する。

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1. よもぎの特徴や香りは?どこで採れる?

よもぎといえば、よもぎ餅、よもぎパウダー、よもぎ茶などすでに商品化されているものを目にすることのほうが多い。だが、生のよもぎを摘んで自宅でこうしたよもぎ文化を楽しむことも可能なのである。それでは、よもぎはいったいどこで見つけることができるのであろうか。

よもぎはどこで見つける?

よもぎは種類も多いため一概にはいえないが、一般的に高さが60~120cmである。葉は互い違いになっており、10cm前後の大きさである。キク科のよもぎは繁殖力が強く、日本各地で野生のよもぎを見ることができる。その昔は、指先を緑に染めてよもぎを摘む女性たちの姿が春の風物詩とされていた。よもぎは群生するため、現在もよもぎを見ることができる野原も多い。自宅でよもぎを栽培する場合も、ガーデニング初心者向きといわれるほど育てやすいといわれている。

よもぎの特徴

よもぎの最大の特徴は日本人にはなじみのあるあの香りであるが、春先に一気に成長するよもぎの香りが強くなるのは5月初旬といわれている。また、9月には淡褐色の花をつける。

2. よもぎの見分け方はある?野草摘みには注意しよう

ハーブの女王とも呼ばれ、食するだけではなく化粧品などにも使用されるよもぎ。その万能ぶりとは裏腹に、よもぎの姿恰好はかなりありふれている。そのため、よもぎを摘む際には他種の植物と間違える可能性が高い。よもぎに似た植物には、有毒なものも多いため注意が必要である。

よもぎと似通う有毒な植物(※1)

よもぎの葉は、ブタクサや有毒なトリカブトの葉と似通っている。よもぎの特徴としては、独特の香りと産毛のような毛、葉の裏が白いことなどが挙げられる。厚生労働省の自然毒のリスクプロファイル(※2)にトリカブトの特徴や有毒成分について記載がある。トリカブトは紫色や稀に白色や淡黄色のカブト状の花を咲かせる。花が咲いていればまだ見分けがつきやすいかもしれないが、葉や茎だけで見極めるのは至難の技だ。自宅で栽培しているよもぎには問題がないものの、野生のよもぎ摘みは素人には危険が伴う。経験者とともに摘みに行くなどして、よくよく注意する必要があるだろう。

3. 美味しいよもぎの選び方や摘み方は?

よもぎを摘む際には、どんな注意点があるのだろうか。実際によもぎ摘みをするときのコツをまとめる。

アブラムシには注意

よもぎにはアブラムシがつきやすく、これによって苗木が弱ることがある。もともと生命力のあるよもぎは自宅での栽培は容易であるが、自宅でよもぎを育てる際には、夏季の害虫対策が必要である。

5月初旬が摘み頃

3月に出るよもぎの新芽は、とくに優美な香りを楽しむことができる。4月に入るとよもぎは急成長するが、香りが強くなるのは5月初旬である。そのため、香りを生かした料理をする際にはこの時期が摘み頃となる。

よもぎを摘むときの注意

よもぎは、根の部分を残して摘むのが常識とされている。なるべく根に近いところから摘むと葉がバラバラにならずまとめやすい。育ちすぎていない柔らかい葉を選んで摘むのがコツである。

4. よもぎのアク抜きと保存方法を解説!

野に生えるよもぎは、葉の部分にアクがある。よもぎのアク抜きの方法をみてみよう。

塩や重曹を使ってアク抜き

よもぎの新芽に関してはそれほどアクが強くないが、葉の部分はアク抜きをするのが無難である。たっぷりのお湯と重曹、あるいは塩を使って1、2分ほど茹でる。茹でたあとは冷水に浸けて、水を数回入れ替えればアクは抜ける。

アク抜きしたよもぎは

よもぎはアク抜きをしたあと、フードプロセッサーなどでペーストにしておくと料理にも使いやすくなる。よもぎを摘みすぎた場合には、ペーストにして冷凍保存も可能である。よもぎを使った和菓子、春の香り漂うスープにぜひ利用しよう。

結論

よもぎは、食品から美容に関する商品にまでよく目にするハーブである。実際によもぎを摘む際には、よく似た有毒な植物との見分け方が重要である。市販のものとは違い、我が手で摘んで処理をしたよもぎはより芳香を放つことまちがいない。その美しい緑色とともに、春の香りをよもぎで愛でたいものである。
(参考文献)
※1 出典:厚生労働省「有毒植物による食中毒に注意しましょう」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/yuudoku/index.html
※2 出典:厚生労働省「自然毒のリスクプロファイル:高等植物:トリカブト類 概要版」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082103.html
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