1. バスクチーズケーキとは
バスク地方とは
バスクチーズケーキとは、一体どんなものかご存知であろうか?そもそもバスクとは、フランスのバスク領3つとスペインのバスク領4つで構成されており、文字通りフランスとスペインにまたがった場所に位置する。バスク地方とは、一般的な国境ではなく、歴史的に名付けられた地名ともいうことができる。
バスク地方はフランス、スペインの影響を受けつつも独自に発展をしてきたことで知られている。その証拠にバスク語なる、言語も存在する。バスク地方の共用語はスペイン側ではスペイン語とバスク語、フランス側ではフランス語だが、いまでもバスク語で話す人、バスク語の看板などが目に入るそうだ。バスク語は来歴が不明で、ほかの言葉と通ずるところが少なく、極めて難解だといわれている。
ピレネー山脈の西側に位置し、ビスケー湾を有するバスク地方は、食材も豊富。美食の街としても名高く、多くのフードアディクトたちがこぞってバスク地方を訪れている。
バスクチーズケーキ
美食の街、バスク地方には、その名の通り、数々の名物が存在する。なかでも日本でブームになったのがバスクチーズケーキだ。バスクチーズケーキの発祥は、古きよき中世の街並みが残るサンセバスチャン。数多く並ぶバルのなかにあるのが、バスクチーズケーキ発祥の地「ラ・ヴィーニャ」だ。
バスクチーズケーキは真っ黒な見た目が特徴。焦げているかのような見た目は、キャラメル化したもので、その香ばしさが美味しさの決め手。しっかりと焼かれた見た目とは裏腹に、中身は溶け出すほどに柔らかで、そのコントラストが美食家たちの心を掴んだゆえんでもある。コーヒーや紅茶はもちろん、酒に合うところも大きなポイント。日本にも専門店ができるほど、人気を集めているのだ。
2. セブンイレブンのバスクチーズケーキ
コンビニでバスクチーズケーキというとローソンのバスチーを思い浮かべる人も多いだろう。実はセブンイレブンにもバスクチーズケーキが登場している。前回登場のキャラメルバスクチーズケーキから、リニューアルしたのが10月6日発売のバスクチーズケーキだ。マドレーヌのように見えなくもないが、味わいは本格派。
バスクチーズケーキの概要
セブンイレブンのバスクチーズケーキは、口どけのよいなめらかな食感が持ち味。一般的なバスクチーズケーキのねっとり感というよりは、しっとり感が強く、非常に食べやすい。「セブンイレブン史上最高に美味しいチーズケーキ」と銘打っているだけあり、満足感も高めの商品だ。
焦げ感はあまりないが、見た目の焼き色とは裏腹に中身はクリーミー。このコントラストは絶妙な温度調節のなせる技。カロリーは263kcal。手ごろな価格なので、バスクチーズケーキをまだ食べたことがない!という初心者にもぴったりだ。
3. セブンイレブンのバスクチーズケーキをアレンジ
トッピングでアレンジ
セブンイレブンのバスクチーズケーキをアレンジするなら、岩塩がおすすめ。ぱらりとふるだけで、甘みが引き立ち、ぐっと大人の味に進化する。同じように黒胡椒を挽くのもいいだろう。塩も胡椒も食感を楽しめることが重要なので、粒感が感じられるものを選ぶこと。もっと甘みを感じたいという人は、メープルシロップを合わせるのが吉。見た目の華やぎを求めるのなら、同じくセブンイレブンで購入できる冷凍のミックスベリーを用意。耐熱容器にミックスベリーと砂糖を入れて、ラップをして電子レンジにかけて、できたてジャムを作ろう。同じ皿にジャムを盛り付け、まずはそのままで食し、ジャムをつけて味変しながら食べるといい。
レンチンで変化
バスクチーズケーキは、外の香ばしさとレアな中のコントラストが真骨頂。冷蔵庫に入れっぱなしだったものを食べるとどうしても冷たさが先行してしまう。そこでちょっとだけ温めるのがおすすめだ。ただし、温め過ぎはNG。耐熱容器に移し、電子レンジで10〜20秒ほど温めるくらいでOK。よりまろやかさと口どけのよさがアップするはず。
ペアリングで楽しむ
バスクチーズケーキのいいところは、紅茶やコーヒーはもちろん、ワインやウイスキーにも合うところ。おすすめは赤ワインやブランデー。チーズの風味がより引き立つ。紅茶以外にもほうじ茶と合わせるのもおすすめだ。これからの季節なら、ホットミルクやホットワインと合わせるのもいいだろう。
結論
セブンイレブンから登場したバスクチーズケーキは、しっとりとした舌触りとほどよい甘みで、スイーツが苦手な人にも食べやすい味わい。手ごろな大きさと価格も嬉しい限りである。店舗によっては取り扱いがない場合もあるので、見つけたらぜひゲットしてほしい。温かい飲み物と合わせて、ほっと一息ついてはいかがだろう。
この記事もCheck!