目次
1. スパイス入り?フランスのスイーツ「パンデピス」

少しクセのある味がたまらないのがパンデピスだ。起源は古く、中国から十字軍を通じてヨーロッパに伝わったという説もある。兵士の保存食だったため、保存性を高めるスパイスが多用されているスイーツだ。甘みは砂糖ではなく、栄養たっぷりの蜂蜜でつけるのが一般的である。スパイスと蜂蜜の効用で栄養補給としての価値も高く、カロリー補給として夜食にも向いている。味にクセがあるためそのままだと食べにくい場合は、ホイップクリームとキャラメルソースをトッピングするのがおすすめだ。ただ、カロリーは大幅に増えてしまうため注意してもらいたい。
この記事もCheck!
2. 「カヌレ」はデコボコ形が特徴的なフランスのスイーツ

カヌレの正式名称は「カヌレ・ド・ボルドー」である。カヌレには溝という意味があり、溝と山がつながっている形が特徴で、専用のカヌレ型を使って作られている。カヌレはまわりが蜜でコーティングされているためそのまま食べても美味しいが、アレンジも楽しめるスイーツだ。自宅で簡単に楽しめる3つの方法を紹介しよう。1つ目は、オーブントースターで軽く焼き、外側のサクッと感を楽しむ方法だ。2つ目は、冷蔵庫で冷やし、中身のしっとり感を味わう方法である。対照的な方法なので、食べ比べてみるのも面白い。3つ目は生クリームをトッピングする方法だ。甘いもの好きにはとくにおすすめである。
この記事もCheck!
3. フランスのスイーツでアレンジを楽しむなら「シャルロット」

貴婦人の帽子といわれることもあるシャルロットは、底と周りをビスキュイ生地で囲みフルーツをふんだんに使ったスイーツだ。中身はトロッとしたパンナコッタでサクサクのビスキュイ生地との相性はばっちりである。シャルロットはさまざまなバージョンで楽しむことができるのが魅力の1つだ。中身のパンナコッタを、ババロアやムースに変えても面白い。周りの生地も自由にアレンジ可能。タルト生地にしてみても中身との相性はバツグンだ。また、ビスキュイ生地をおからで作るとカロリーが抑えられ、ダイエット中でも気軽に楽しめる。
この記事もCheck!
4. フランスのスイーツ「バスクチーズケーキ」は驚愕の見ため

人気上昇中のバスクチーズケーキは、フランスバスク地方のサンセバスチャンの町にある店「ラ・ヴィーニャ」の名物である。焦げ目のついた表面は印象的で、一見しただけではチーズケーキとは思えないかもしれない。中身は濃厚で柔らかく、表面を焦がすことで生まれた香ばしさと相まって、絶妙な美味しさになる。コーヒーや紅茶はもちろんだが、ワインとのペアリングがおすすめだ。本場のフランスでもワインと楽しむ人が多いそう。ベイクドチーズケーキともレアチーズケーキとも違う新しいチーズケーキを、ぜひ試してもらいたい。
この記事もCheck!
5. 「マカロン」は上品さが感じられるフランスのスイーツ

彩り鮮やかなマカロンは、おしゃれな高級スイーツの定番である。元々はイタリア発の素朴なお菓子で、後にフランスに持ち込まれ進化した。地方ごとにさまざまなマカロンが誕生しているが、よく見かけるスタイルのものはパリの有名パティスリーで発売されたものが元になっている。マカロンは手間のかかるお菓子で、泡立てたメレンゲを1週間冷蔵庫で寝かせてから製作するのだ。香りと色の組み合わせは数多く存在し、日本の抹茶や桜・柚子などのフレーバーは海外でも人気を集めている。色彩・香りが重要で、表面のひび割れは許されないほどの優美なスイーツである。
この記事もCheck!
6. 際立つ白さ!フランスのスイーツ「ブランマンジェ」

ブランマンジェは、真っ白な見ためとアーモンドの風味がたまらないフランス発祥のスイーツだ。ブランマンジェは手作りしやすいスイーツで、子どもでも手軽に作ることができる。ポイントは、粉ゼラチンをあらかじめ冷水でかき混ぜておくことだ。さらにゼラチンを濾しておけば、口当たりがなめらかに仕上がる。アクセントには果実ソースを合わせたい。さっぱりと食べたいときには、レモンの酸味がきいたイチゴジャムレモンがおすすめ。和テイストの抹茶ソースもよく合う。好みのソースでオリジナルのブランマンジェを楽しめそうだ。
この記事もCheck!
結論
フランスのスイーツは魅力的なものが多い。どれか気になったものがあれば、食べたことがないスイーツにも挑戦してみてはいかがだろうか。手作りでアレンジを加えたり、スイーツの背景に思いを巡らせたりしながら味わうのも粋な楽しみ方だろう。