1. ベジドッグとは

IKEAビストロにプラントベースフードといわれる植物性食品を使ったメニューのベジドッグが登場した。このベジドッグ考案の背景には、製造段階で肉よりも植物性食品のほうが環境に優しく二酸化炭素排出量が減らせることと、カロリー抑えめで美味しく、かつ栄養素も豊富なメニューが手軽に食べられることがある。
2. ベジドッグの原料は

ベジドッグのバンズ以外の原材料には肉や卵が使われておらず、数種類の植物性の食品を組み合わせて作られている。キヌア、小麦タンパク質やレンズ豆などの穀類や豆類のほか、ケールやタマネギなどの野菜も組み合わせている。店ではマスタードにフライドオニオン、キャベツなどのトッピングも合わせて提供されている。ベジドッグのカロリーは約239kcalと、普通のホットドッグ約341kcalに比べると低カロリーなメニューになっているので、体重が気になる人にもおすすめだ。ただし、バンズには卵・乳が入っているためヴィーガンの人は少し注意したい。
3. ベジドッグの作り方とアレンジ方法

IKEAでは店内メニューで販売されていたベジドッグを自宅でも手軽に味わえるように、ベジタブルホットドッグを開発した。ベジタブルホットドッグはIKEAの店舗で購入もできる。冷凍された状態で10本入りで販売されている。アレンジの仕方や美味しい食べ方を紹介していこう。
ベジタブルホットドッグを大人数で楽しめるバーベキューメニューにアレンジ
定番ではあるが、ベジタブルホットドッグをホットドッグ用のバンズに挟めば、簡単なバーベキューメニューになる。キャベツのピクルスを事前に作っておくと、当日に慌てずに用意できるので便利だ。また、トッピングにピクルスやフライドオニオン、ケチャップなどを用意すれば好きなようにカスタマイズできる。大人も子どもも一緒に楽しめるメニューになるだろう。屋外でも用意しやすいのでアウトドアメニューにおすすめだ。
バターナッツスクワッシュ(かぼちゃ)のマッシュを添えたホットドッグ
野菜のマッシュを下層に盛り付け、立体的な演出が特徴のメニューだ。作り方は、茹でて潰した野菜のマッシュの上にキャベツの炒めもの、焼いたベジタブルホットドッグの順番に盛り付ける。味付けはマスタードや塩コショウなどでシンプルに仕上げるのもおすすめだ。ラディッシュなどをトッピングするとさらに彩りもキレイになり、いつものホットドッグがカフェのようなオシャレメニューに変身する。また、皿やテーブルコーディネートなども工夫すると気分も上がりそうだ。
アボカドのホットドッグラップサンド
食べ歩きをする人や忙しい人にとって、片手で食べられるラップサンドはおすすめだ。作り方は簡単で、薄く切ったパンやトルティーヤなどを用意し、アボカドやフライドオニオン、キャベツのピクルスなどを盛り付け、その上に焼いたベジタブルホットドッグをのせて下から巻いていく。そのようにしたらラップサンドのできあがりだ。好みでサルサソースやマスタード、チーズなどを薄切りにしたパンやトルティーヤに塗っておいても美味しく食べられるだろう。
結論
ベジドッグは環境や身体にも優しく、食物繊維やタンパク質、ビタミンを含み、栄養豊富なので手軽に食べられるのは嬉しい。また、低カロリーなだけでなく、味も美味しく仕上がっているのは魅力的だ。トッピングも好きなものをのせて自分だけのカスタマイズができる。子どもから大人まで一緒に楽しめるメニューだ。さらに、ベジドッグは素材そのものがシンプルな味付けなため、いろいろな料理にも使えてアレンジの幅も広がるだろう。
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