1. 韓国風ホットドッグの基礎知識

韓国風ホットドッグは、原宿や新大久保で大人気のアイテムだ。一体どんなものかというと、その見た目はホットドッグというよりもアメリカンドッグのよう。それもそのはず、韓国ではアメリカンドッグもホットドッグも、どちらも含めて「ハッドグ」と呼ぶのである。ハッドグこそ、韓国風ホットドッグのことなのだ。
中身はチーズがとろ~り
韓国風ホットドッグは、日本のアメリカンドッグのように中身にソーセージが使われているわけではない。韓国風ホットドッグの中身は、なんとチーズ!串に刺したチーズに衣をつけて揚げたものこそ、韓国風ホットドッグの正体だ。
ボリュームも食べ応えも満点
チーズを串に刺し、衣をつけて揚げていくのだが、その衣にもこだわりがあるよう。もちもちとした食感の衣が主流で、さらには角切りのポテトを纏わせ、揚げるものもあるらしい。トッピングはケチャップとマスタード。その上になんと、ココナッツシュガーやグラニュー糖などの砂糖をたっぷりとまぶして食べるのが韓国流らしい。まさにジャンクフードの極みと言ったところだ。
2. 韓国風ホットドッグを自宅で作るには

ホットケーキミックスが便利
基本はアメリカンドッグのようなものなので、自宅で作る場合はホットケーキミックスを使うとよい。さらに特有のもちもち感を演出するために使うのが、絹ごし豆腐。ホットケーキミックスと、同量の絹ごし豆腐、卵を混ぜて衣を準備しよう。
中身には好きなチーズをチョイス!
チーズは、モッツァレラやチェダーなどお好みのものを用意。縦長にカットできるものだと、衣がつけやすい。さけるチーズを使ってもよいのだとか。竹串にチーズを刺し、衣を纏わせて揚げていく。自宅で作る場合は、ソーセージやハムを入れても美味しいだろう。
仕上げはパン粉でカリッと
韓国風ホットドッグには、外側のカリッとした食感も欠かせない。これは、衣の周りにパン粉をつけて揚げることでクリアできる。170度の油で揚げていくが、入れたあとはしばらく触らないことが重要。衣が固まってきたら転がして、全体がきつね色になるまで揚げていこう。仕上げはケチャップとマスタード。騙されたと思って、ココナッツシュガーをつけて食べてみてほしい。クセになる味わいに、ハマる人も多いはず。
3. 韓国発ファストフードは韓国風ホットドッグのみならず!

韓国風おやき「ホットク」
韓国は、屋台が発展していることでも知られている。韓国風ホットドッグも屋台発のメニューであるが、そんな屋台フードの王道とも言えるのがホットクだ。モチっとした食感の生地を油で揚げる、または焼いたもので、中には黒蜜が入っている。生地はシナモン風味や抹茶味など、さまざま。チャプチェやナッツ入りなど、販売店よってバリエーションも豊富なのだとか。
昔ながらの「ケランパン」
屋台フードの中でも古くから愛されているのが、ケランパンと呼ばれるもの。今川焼きやたい焼きのような生地に、卵を丸ごと乗せて焼いたもので、チーズやハムが入ったものもあるらしい。甘さも控えめなので、小腹が減ったときに気軽につまめる。目玉焼きが乗った見た目も魅力的だ。
韓国版トースト
韓国の屋台でトーストと言えば、ホットサンドのこと。ハムやチーズを挟んだ食パンを、鉄板でこんがり焼き上げたメニューである。近頃、日本にも韓国版トーストを食べられる店がオープンしているらしい。ネクストブレイクの大本命と言える存在だ。
結論
韓国は屋台文化が発展した国。その屋台発のファストフードが、日本にも続々と出店し、注目を集めている。その先駆けとなった韓国風ホットドッグに、まずはトライしてみるのが先決だ。ホットケーキミックスを使えば自宅でも簡単に手作りできるので、自分好みの味に仕上げてみては。案外、そのジャンクさにハマってしまうかもしれない。