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ロシアの風邪予防と風邪ごはんを一挙紹介!やっぱりウォッカ頼み?

ロシアの風邪予防と風邪ごはんを一挙紹介!やっぱりウォッカ頼み?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年12月 6日

日本においては、お粥が、風邪の時に食べる定番の風邪ごはんといえるであろう。では、大国ロシアはどうだろうか?風邪のときにはいったい何を食べているのだろうか?ロシアの風邪ごはんについてこれから詳しくお伝えしよう。

  

1. ロシアってどんなところ?

ロシアは、1991年のソビエト連邦の解体を機に、1991年に新たに誕生した共和国だ。旧ソビエト連邦の国土面積の4分の3を占めていて、いまも国土面積は世界で最も広い。ちなみに、ロシアの国土面積は、日本の国土面積のおよそ45倍になる。
北極圏に近いロシアの気候は、ほぼ全土が寒冷気候に該当する。夏と冬の気温差が極端に大きく、とくに冬は極寒で、地域によって多少の差はあるものの、シべリア東部などでは、マイナス20℃のような氷点下の日が何日も続くことも珍しくない。
ただ、ロシアの家屋は、室内に、ペチカと呼ばれる暖房設備が整っていて、冬でも家の中では温かく過ごすことができる。しかし、外出する際には、室内との温度差が極端になるので、徹底的な防寒対策を行ってから出かける必要があるようだ。コート、マフラー、手袋は、もちろんのこと、耳まで覆える帽子も絶対に欠かせないようだ。
さて、そんなロシアでは、いったいどんな風邪予防を行っているのだろうか?これから紹介していこう。

2. ロシアの風邪予防

ロシアにも、日本と同様に、国立と私立の両方の医療機関がある。日本と違って、国立の医療機関は、無料で診療してもらえる。ただ、ロシアの人々は、国立、私立にかかわらず、医療機関をあまり利用しないようだ。国立の医療機関は好きでないという理由から利用しない人が多く、私立の医療機関は、診療費が高額という理由から利用しない人が多いようだ。
風邪で医療機関を利用する人はまずおらず、風邪をひいたときも、おばあちゃんの知恵袋的な、民間療法で治すのが一般的のようだ。
風邪予防としては、ロシアのサウナであるバーニャに入って、白樺の枝などで身体をたたき血行をうながすという民間療法がある。さらにバーニャに入った後、そのまま裸で外に出て、雪に身体を埋もれさせる。というのを数回繰り返すというかなり過激な方法を試す人もいるようだ。いわゆる温冷浴のようなもので、血管の拡張と収縮を繰り返すことによって、身体のすみずみまで血流を行き渡らせて、全身をしっかりと温めることができるようだ。

3. ロシアの風邪ごはん

ロシアでは、寒さをしのぐために、普段から、ボルシチを食べ、ウォッカを飲むという習慣がある。
ボルシチは、世界三大スープのひとつで、ロシアの代表的な料理である。ボルシチには、鮮やかな赤色をしたビーツをはじめ、身体を温める食材が多数使われていて、ボルシチを食べると身体を芯から温めることができるようだ。
ウォッカは、アルコール度数が極めて高い酒だ。飲むと全身が火照ったように熱くなるくらい血行がよくなり、身体を温めることができるようだ。
風邪をひいたときは、コショウを加えたウォッカを飲んだりするようだ。すなわち、ウォッカは、ロシアの人々にとって、普段から飲むだけでなく、風邪のときにも飲む、風邪ごはんならぬ風邪ドリンクともいえるだろう。ただ子どもは飲めないので、子どもが風邪をひいたときは、ホットミルクにはちみつを加えたものを飲ませるようだ。
同じく、病気になったときも、ロシアの人は、ボルシチを食べるようなので、ボルシチはロシアの風邪ごはんになるだろう。このほか生のアロエを食べることもあるようだ。

結論

ロシアの風邪ごはんについては、おわかりいただけただろうか?やはりロシアの冬は、日本とは比べものにならないくらい寒いので、自然と普段から風邪予防になる飲み物や食べ物を好んで食べていて、それらが結局は、風邪ごはんや風邪ドリンクにもなっているといえるだろう。
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  • 更新日:

    2020年12月 6日

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