目次
1. シャキシャキ感がクセになる!ハヤトウリのシンプルきんぴら

まずは、ハヤトウリのみを使ったシンプルなきんぴらの作り方を見ていこう。
下処理
最初に、ピーラーあるいは包丁でハヤトウリの皮をむく。次に縦に割ると、種とわたが詰まっているので、スプーンなどですくい取ってしまおう。あとは使う大きさに切ればよい。
切る大きさによって、仕上がりの食感が変わる。柔らかく仕上げたいなら細めに、固めが好きなら太めに刻むとよい。いずれも美味しく食べられる。
必要ならアク抜きをする
ハヤトウリに含まれるアクは、苦みを感じる原因となる。通常ならアク抜きが必要なのだが、きんぴらの場合はアク抜きをしない作り方もある。ハヤトウリの個体や環境などによってアクの量が違うこともあるので、必要ならアク抜きをするのもアリだ。切ったあとに水に数分さらしておけば、簡単にアクを抜くことができる。
炒める
あとは、ごぼうなどのきんぴらと同じ工程で作れる。ハヤトウリをごま油で炒め、調味料を加えて混ぜ、水分を飛ばせばよい。定番の砂糖やみりん、醤油を使うだけでも十分に美味しく味付けできる。好みで輪切りの唐辛子や、ゴマなどを加えてもよい。
うまく仕上がれば、シャキシャキ食感を楽しめるはずだ。まずはシンプルなきんぴらを作って味わってみよう。
2. オイスターソースでひと味違う!ハヤトウリとにんじんの中華風きんぴら

ハヤトウリに、きんぴらの定番食材であるにんじんを加えてももちろん美味しい。さらに中華風の味付けをすれば、いつものきんぴらとは大きく違う味を楽しめる。
オイスターソースを使う
中華風の味付けにもいろいろあるが、オイスターソースを使うのがシンプルで簡単だ。味のメインをオイスターソースにし、醤油やみりん、酒などを補助として使うのがよい。オイスターソースは味が濃いため、使い過ぎには気をつけよう。
にんじんから炒める
にんじんと下処理したハヤトウリを切り、炒めていく。にんじんのほうが火が通りにくいため、先に炒めはじめるのがよい。ハヤトウリは比較的火が通りやすいので、にんじんにある程度火が通ってから加えればよい。最後に調味料を加えて汁気を飛ばせば完成だ。
ほかの野菜を加えてもよい
オイスターソースを使った中華風の味付けは、いろいろな野菜と相性バツグンだ。葉物野菜や、ピーマン、オクラといった緑黄色野菜をきんぴらに追加するのもよいだろう。
3. カレー風味で箸がすすむ!ハヤトウリとベーコンの洋風きんぴら

ハヤトウリを使ってよりボリュームのあるきんぴらを作るなら、ベーコンを組み合わせるのもアリだ。さらに、カレー風味の味を付けても美味しい。
ベーコンは意外とよく使われる
ベーコンを使うのは珍しいと感じるかもしれないが、実はきんぴらの具材として使われることが少なくない。しっかり火を通せばカリカリの食感になるほか、美味しい出汁が出るので、ハヤトウリとの相性がよいといえる。
炒めてカレー粉で味付けする
ベーコンと下処理したハヤトウリを炒める。最初にベーコンから炒め、焼きめを付けてからハヤトウリを加えれば、ベーコンの香ばしさを楽しめる。
仕上げに、カレー粉で味付けをすればよい。といってもカレー粉単体では風味が強過ぎる。たとえば醤油やみりんを一緒に使うなどして、あくまでもカレー風味の味として仕上げるほうが食べやすくなる。
ほかの具材を加えても美味しく仕上げられる。とくに野菜を積極的に使い、栄養を補いたい。
結論
ハヤトウリをきんぴらにすれば、食感をしっかり楽しめる。シンプルなものから洋風あるいは中華風まで、幅広い味付けが可能だ。追加の具材の選択肢も多いため、アレンジを考えやすいのではないだろうか。きんぴらも含めたさまざまな食べ方で、ハヤトウリを楽しんでいただければ幸いだ。
※ハヤトウリは非常にアクの強い食材であるため、調理により手荒れを起こす恐れが御座います。調理の際にはこまめに手洗いを行うか、手袋を用いて調理を行う等の対処を推奨いたします。
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